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公開番号
2025083207
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196970
出願日
2023-11-20
発明の名称
プッシュスイッチ
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
13/66 20060101AFI20250523BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】比較的少数の固定接点を用いて2段階スイッチを実現できるようにすること。
【解決手段】プッシュスイッチは、凹部を有するハウジングと、凹部上に設けられ、下方に突出した中央突起部を有し、中央突起部の下端部に導電部を有するラバーステムと、凹部に設けられ、反転動作可能なドーム状を有し、中央部に中央突起部を挿通可能な開口部を有する可動接点と、凹部の内底面において、導電部と対向して設けられた第1の固定接点と、凹部の内底面における第1の固定接点の周囲において、可動接点と接触して設けられた第2の固定接点とを備え、第1の固定接点は、互いに分割された複数の接点部を有し、ラバーステムの第1のストローク量の押圧操作がなされたとき、ラバーステムの導電部が、可動接点の開口部を通過して、複数の接点部の各々に接触することにより、複数の接点部が導電部を介して互いに導通する第1の導通状態となる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
凹部を有するハウジングと、
前記凹部上に設けられ、下方に突出した中央突起部を有し、前記中央突起部の下端部に導電部を有するラバーステムと、
前記凹部に設けられ、反転動作可能なドーム状を有し、中央部に前記中央突起部を挿通可能な開口部を有する可動接点と、
前記凹部の内底面において、前記導電部と対向して設けられた第1の固定接点と、
前記凹部の前記内底面における前記第1の固定接点の周囲において、前記可動接点と接触して設けられた第2の固定接点と
を備え、
前記第1の固定接点は、互いに分割された複数の接点部を有し、
前記ラバーステムの第1のストローク量の押圧操作がなされたとき、前記ラバーステムの前記導電部が、前記可動接点の前記開口部を通過して、前記複数の接点部の各々に接触することにより、前記複数の接点部が前記導電部を介して互いに導通する第1の導通状態となる
ことを特徴とするプッシュスイッチ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記ラバーステムの前記第1のストローク量よりも大きい第2のストローク量の押圧操作がなされたとき、前記ラバーステムが前記可動接点の前記開口部の周囲を押圧して、前記可動接点が前記反転動作して前記複数の接点部の各々に接触することにより、前記複数の接点部と前記第2の固定接点とが前記可動接点を介して導通する第2の導通状態となる
ことを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
【請求項3】
前記押圧操作の操作量が前記第1のストローク量に達するまでは、前記押圧操作の操作荷重が緩やかに上昇し、
前記押圧操作の操作量が前記第1のストローク量に達してから前記第2のストローク量に達するまでは、前記押圧操作の操作荷重が急激に上昇し、
前記押圧操作の操作量が前記第2のストローク量に達したとき、前記押圧操作の操作荷重が急激に下降する
ことを特徴とする請求項2に記載のプッシュスイッチ。
【請求項4】
前記導電部は、導電性金属からなる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプッシュスイッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プッシュスイッチに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、第一スイッチ部材および第二スイッチ部材を押圧方向に重ねた構造を有し、第二スイッチ部材の押し下げにより最初の入力を実行し、次に第二スイッチ部材からの押圧を受けた第一スイッチ部材の押し下げにより次の入力を実行する二段式押釦スイッチ部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-175746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術は、最初の入力で接点用電極11と接点用電極12とを導通させるものであり、次の入力で接点用電極13と接点用電極14とを導通させるものであり、すなわち、最初の入力と次の入力とで、異なる接点用電極を導通させるため、比較的多数の接点用電極が必要であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係るプッシュスイッチは、凹部を有するハウジングと、凹部上に設けられ、下方に突出した中央突起部を有し、中央突起部の下端部に導電部を有するラバーステムと、凹部に設けられ、反転動作可能なドーム状を有し、中央部に中央突起部を挿通可能な開口部を有する可動接点と、凹部の内底面において、導電部と対向して設けられた第1の固定接点と、凹部の内底面における第1の固定接点の周囲において、可動接点と接触して設けられた第2の固定接点とを備え、第1の固定接点は、互いに分割された複数の接点部を有し、ラバーステムの第1のストローク量の押圧操作がなされたとき、ラバーステムの導電部が、可動接点の開口部を通過して、複数の接点部の各々に接触することにより、複数の接点部が導電部を介して互いに導通する第1の導通状態となる。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係るプッシュスイッチによれば、比較的少数の固定接点を用いて2段階スイッチを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るプッシュスイッチの外観斜視図
一実施形態に係るプッシュスイッチの上方から視た分解斜視図
一実施形態に係るプッシュスイッチの下方から視た分解斜視図
一実施形態に係るプッシュスイッチの断面図
一実施形態に係るプッシュスイッチが備えるハウジングの平面図
一実施形態に係るハウジングが備える第1固定接点部材および第2固定接点部材の平面図
一実施形態に係るプッシュスイッチの第1の導通状態を示す断面図
一実施形態に係るプッシュスイッチの第2の導通状態を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向を上下方向とし、図中Y軸方向を左右方向とし、図中X軸方向を前後方向とする。但し、Z軸正方向を上方とし、Y軸正方向を右方とし、X軸正方向を前方とする。
【0009】
(プッシュスイッチ100の概要)
図1は、一実施形態に係るプッシュスイッチ100の外観斜視図である。図1に示すように、プッシュスイッチ100は、全体的に、上下方向(Z軸方向)に薄型の直方体形状を有し、上面視において、概ね正方形状を有する。
【0010】
図1に示すように、プッシュスイッチ100は、ハウジング110の上面110Aが、ラバーステム140およびフレーム120によって覆われている。ラバーステム140の中央部には、上方(Z軸正方向)に凸状に突出した操作部141が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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