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公開番号2025082982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196584
出願日2023-11-20
発明の名称緑化用具
出願人日本植生株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A01G 13/20 20250101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】施工性の向上を図ることができるとともに、施工後の獣害対策の実現と外観向上とに資する緑化用具を提供すること。
【解決手段】植生体2と、該植生体2の上方に植物生育空間Sを形成するためのネット3とを具備し、前記ネット3は、相互に大きさの異なる複数の目合いを持つ。前記ネット3において少なくとも最も大きな目合いを持つ部分を通過した植物Pによって、前記ネット3の一部が覆われるようにした。前記植生体2と前記ネット3とを一体的に具備する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
植生体と、該植生体の上方に植物生育空間を形成するためのネットとを具備し、前記ネットは相互に大きさの異なる複数の目合いを持つことを特徴とする緑化用具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ネットにおいて少なくとも最も大きな目合いを持つ部分を通過した植物によって、前記ネットの一部が覆われるようにした請求項1に記載の緑化用具。
【請求項3】
前記植生体と前記ネットとを一体的に具備した請求項1又は2に記載の緑化用具。
【請求項4】
前記ネットは、展開した前記植生体に対して弛み得る状態で一体化されている請求項3に記載の緑化用具。
【請求項5】
前記植生体と前記ネットとは、少なくとも一辺部どうしが一体化されている請求項4に記載の緑化用具。
【請求項6】
前記植生体と前記ネットとは、全周にわたって周縁部どうしが一体化されている請求項4に記載の緑化用具。
【請求項7】
前記ネットは、長方形状の前記植生体の短手方向又は長手方向に前記植物生育空間を複数形成可能に該植生体に一体化されている請求項5に記載の緑化用具。
【請求項8】
前記植生体と別体である前記ネットが前記植生体に接合により一体化されているか、前記植生体の一部が他部の外側にはみ出すようにし、そのはみ出した部分が前記ネットとなるように構成してある請求項7に記載の緑化用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、動物による食害を防止しつつ緑化を図ることのできる緑化構造体を構築するために、植生対象面に敷設される緑化用具に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の草食動物による食害の防止装置は、保護エリアを網状体で覆い、かつスペーサを用いてその網状体を保護エリアから浮かせた状態で配置するものである。この装置による食害防止効果は高く、広く普及するに至っているが、必要な部品点数が多く、コストが高い、さらに施工に手間がかかるといった課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3793524号公報
特開2010-252715号公報
特開2021-179138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本出願人は、その課題を解決すべく、スペーサを必要とせず、植物の成長力を利用した新たな緑化構造体を発案した(特許文献2)。しかしながら、この緑化構造体では、ネット下方の植物生育空間内でネットに当たった牧草が曲がった状態で生育する(特許文献2[0029])のであり、つまりはネットが露出した状態となるため、牧草(植物)による緑化構造体の外観向上を図る(景観上自然で優れたものにする)ことができない。そして、この点は、特許文献3に記載の法面保護用植生基盤材も同様と考えられる。
【0005】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、施工性の向上を図ることができるとともに、施工後の獣害対策の実現と外観向上とに資する緑化用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る緑化用具は、植生体と、該植生体の上方に植物生育空間を形成するためのネットとを具備し、前記ネットは相互に大きさの異なる複数の目合いを持つことを特徴とする(請求項1)。
【0007】
上記緑化用具につき、前記ネットにおいて少なくとも最も大きな目合いを持つ部分を通過した植物によって、前記ネットの一部が覆われるようにしてもよい(請求項2)。
【0008】
上記緑化用具が、前記植生体と前記ネットとを一体的に具備してもよい(請求項3)。
【0009】
上記緑化用具において、前記ネットは、展開した前記植生体に対して弛み得る状態で一体化されていてもよい(請求項4)。
【0010】
上記緑化用具において、前記植生体と前記ネットとは、少なくとも一辺部どうしが一体化されていてもよい(請求項5)。
(【0011】以降は省略されています)

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