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公開番号
2025082673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196166
出願日
2023-11-17
発明の名称
ウォッシャタンク構造
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60S
1/50 20060101AFI20250522BHJP(車両一般)
要約
【課題】従来のウォッシャタンク装置では、ウォッシャ液供給口にキャップを嵌合する際にインレットが押し下げられる。
【解決手段】タンク本体1と、一端部にキャップ2Cを有すると共に他端部が所定の軸を持ってタンク本体1に挿入されるインレット2とを備え、インレット2は、一端部と他端部を結ぶ線と、前記所定の軸とが所定の角度を持っており、タンク本体1及びインレット2の他端部の少なくとも一方に、双方を接続した状態で前記インレットに対する回転方向の負荷を受ける支持機構S1,S2を設けたウォッシャタンク構造とし、タンク本体1に対してインレット2を正しく接続し得ると共に、回転方向の負荷に対するインレット2の確実な支持を実現した。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
タンク本体と、一端部にキャップを有すると共に他端部が所定の軸を持って前記タンク本体に挿入されるインレットとを備え、
前記インレットは、一端部と他端部を結ぶ線と、前記所定の軸とが所定の角度を持っており、
前記タンク本体及び前記インレットの他端部の少なくとも一方に、双方を接続した状態で前記インレットに対する回転方向の負荷を受ける支持機構を設けたことを特徴とするウォッシャタンク構造。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記支持機構が、前記タンク本体に設けた第1突出部と、前記インレットの他端部に設けた第2突出部とを備え、
前記第2突出部が、前記第1突出部に対して、前記インレットの他端部の軸線回り方向から当接することを特徴とする請求項1に記載のウォッシャタンク構造。
【請求項3】
前記第1突出部と前記第2突出部との当接面が、前記インレットの他端部の軸線回り方向に対して垂直な面であることを特徴とする請求項2に記載のウォッシャタンク構造。
【請求項4】
前記第1突出部と前記第2突出部との前記当接面が、前記インレットの他端部の軸線方向に対して上向きに傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のウォッシャタンク構造。
【請求項5】
前記インレットが、一端部として前記キャップを有するウォッシャ液供給部と、他端部として前記タンク本体に接続する配管部とを有し、
前記タンク本体と前記ウォッシャ液供給部とが、パネル体を間にして互いに隔離配置されており、
前記パネル体が、前記第2突出部を含む前記配管部を挿通させる貫通穴を有することを特徴とする請求項2に記載のウォッシャタンク構造。
【請求項6】
前記タンク本体が、前記インレットを接続するための挿通口にグロメットを備え、
前記インレットが、前記配管部に、前記グロメットに当接する鍔部を備えると共に、前記鍔部に、前記第2突出部を一体的に有し、
前記第1突出部が、前記第2突出部の当接面よりも面積が大きい当接面を有することを特徴とする請求項2に記載のウォッシャタンク構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両に搭載されるウォッシャタンク構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来におけるウォッシャタンク構造としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、ウォッシャタンクとインレットとを接続した構造を有するウォッシャタンク装置が記載されている。インレットは、ウォッシャタンクの固定部に対して先端部を接続するウォッシャホースと、ウォッシャホースの基端部に連続するウォッシャ液注入口とを備えている。
【0003】
上記のウォッシャタンク装置は、車両の組立時において、カウルサイドパネルの内側にウォッシャタンクが予め配置してあり、エンジンルーム側からインレットのウォッシャホースの先端部をウォッシャタンクの固定部に固定して、同インレットのウォッシャ液注入口をエンジンルーム内に配置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-222219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のウォッシャタンク装置では、隔離位置に配置されたタンク本体に対して、一定の長さを有するインレットが片持ち状態で固定されているので、回転方向の荷重に対するインレットの支持力が充分ではなかった。このため、ウォッシャ液供給口にキャップを嵌合する際、インレットが押し下げられ、キャップの確実な嵌合に支障をきたす恐れがあった。
【0006】
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたものであって、隔離位置に配置されたタンク本体に対してインレットを正しく接続することができると共に、回転方向の負荷に対してインレットを確実に支持することができるウォッシャタンク構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係わるウォッシャタンク構造は、タンク本体と、一端部にキャップを有すると共に他端部が所定の軸を持って前記タンク本体に挿入されるインレットとを備えている。インレットは、一端部と他端部を結ぶ線と、前記所定の軸とが所定の角度を持っている。そして、上記のウォッシャタンク構造は、タンク本体及びインレットの他端部の少なくとも一方に、双方を接続した状態で前記インレットに対する回転方向の負荷を受ける支持機構を設けたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係わるウォッシャタンク構造は、上記構成を採用したことにより、隔離位置に配置されたタンク本体に対してインレットを正しく接続することができると共に、回転方向の負荷に対してインレットを確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係わるウォッシャタンク構造の第1実施形態を示す平面図である。
図1に示すウォッシャタンク構造の車両前方側から見た正面図である。
タンク本体とインレットの接続要領を示す側面図である。
図3中のA-A線矢視に基づく説明図である。
タンク本体とインレットの接続箇所を示す斜視図である。
タンク本体とインレットの接続箇所を拡大した平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
以下、図面に基づいて、本発明に係わるウォッシャタンク構造の第1実施形態を説明する。図1は、車両のエンジンルームの右側部分を示す平面断面図であって、図中で下方向が車両前方向、左方向が車両右方向である。また、図2は、図1に示す部分を車両前方向から見た状態の正面断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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