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公開番号2025080322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193402
出願日2023-11-14
発明の名称車両の故障事前体験制御装置及び車両の故障事前体験制御方法
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G01M 17/007 20060101AFI20250519BHJP(測定;試験)
要約【課題】故障の予兆が検知されたことに対する運転者の信頼性を向上させる。
【解決手段】車両の故障事前体験制御装置1は、車両の走行データに基づいて車両の故障を予知する故障予兆検知部102と、予知された故障が発生した際に車両に生じる事象の事前体験の実施の可否を判定するユーザー指令入力部と、上記事前体験が実施可能な環境下に車両があるか否かを判定するサービス環境判断部202と、車両の故障が予知され、上記事前体験の実施を可とする要求が有り、上記事前体験の実施が可能な環境下に車両がある場合に上記事前体験を実施する制御信号値コントロール部401と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行データに基づいて車両の故障を予知する故障予兆検知部と、
予知された故障が発生した際に車両に生じる事象の事前体験の実施の可否を判定する実施可否判定部と、
上記事前体験が実施可能な環境下に車両があるか否かを判定する実施可能判定部と、
車両の故障が予知され、上記事前体験の実施を可とする要求が有り、上記事前体験の実施が可能な環境下に車両がある場合に上記事前体験を実施する事前体験実施部と、を有することを特徴とする車両の故障事前体験制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記事前体験は、予知された故障の対象部品の制御信号値を所定の故障値に変更し、予知された故障が発生した際に生じる事象を疑似的に発生させることを特徴とする請求項1に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項3】
予知された故障が発生した際に車両に生じる事象は、振動または異音であることを特徴とする請求項1に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項4】
車両の故障が予知されて上記事前体験の実施を否とする要求があった場合、または車両の故障が予知されてから所定時間が経過しても上記事前体験の実施を可または否とする要求がない場合、予知された故障の原因及び予知された故障が発生した際に車両に生じる事象に関する情報を映像で出力することを特徴とする請求項1に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項5】
上記映像における車両は、自車両と同じ車種であり、予知された故障が発生した際に車両に生じる事象に関する情報における音は、自車両と同じ車種で生じるものであることを特徴とする請求項4に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項6】
上記事前体験の実施後に、予知された故障の修理を促す通知を出力することを特徴とする請求項1に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項7】
予知された故障が発生するまでの走行可能距離を算出し、上記走行可能距離を走破する過程で発生する予知された故障に起因する異常を段階的に再現することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項8】
上記走行可能距離を走破する過程で発生する予知された故障に起因する異常を検知された後に、予知された故障の修理を促す通知を出力するとともに、上記走行可能距離を更新して出力することを特徴とする請求項7に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項9】
上記走行可能距離に基づいて、予め設定された上記事前体験が実施可能である体験指定場所への案内を実施することを特徴とする請求項7に記載の車両の故障事前体験制御装置。
【請求項10】
上記体験指定場所は、自車両以外の車両で上記事前体験を提供可能な店舗の所在地であることを特徴とする請求項9に記載の車両の故障事前体験制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の故障事前体験制御装置及び車両の故障事前体験制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、受信した車両状態信号及び車両異常信号の組み合合わせ毎に、故障内容及び故障対応方法を示す情報を対応付けた故障対応データベースを有する車両の故障警告装置が開示されている。特許文献1の故障警告装置は、車両に故障が発生すると、車両の故障内容及び故障対応方法を音声データに変換して出力して運転者に警告を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-225189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、故障が検知された時点で運転室内の運転者に異常が感じられないような場合、運転者が車両に故障が発生したとする情報に対する信頼性が低いという問題がある。
【0005】
すなわち、車両の故障や故障の予兆を検知した時点で車両に異常な事象がない場合、車両の故障や故障の予兆を検知したという情報に対する運転者の信頼性は、低くなる虞がある。そのため、車両の故障や故障の予兆が検知されたことに対する運転者の信頼性を高くするためには、更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明の車両の故障事前体験制御は、車両の故障が予知され、予知された故障が発生した際に車両に生じる事象の事前体験の実施を可とする要求が有り、上記事前体験の実施が可能な環境下に車両がある場合に上記事前体験を実施する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、予知された故障が発生した際に車両に生じる事象を事前に体験することで、予知された車両の故障が将来発生することに対する運転者の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施例における故障事前体験制御装置の機能ブロック図。
第1実施例の故障事前体験制御装置において車両情報報知部に表示される画面の一例を示す説明図。
第1実施例の故障事前体験制御装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
第2実施例における故障事前体験制御装置の機能ブロック図。
第2実施例の故障事前体験制御装置において車両情報報知部に表示される画面の一例を示す説明図。
第2実施例の故障事前体験制御装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
第3実施例における故障事前体験制御装置の機能ブロック図。
第3実施例の故障事前体験制御装置において車両情報報知部に表示される画面の一例を示す説明図。
第3実施例の故障事前体験制御装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の第1実施例における車両の故障事前体験制御装置1の機能ブロック図である。故障事前体験制御装置1は、例えば、内燃機関(図示せず)が搭載された車両の制御装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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