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公開番号
2025082599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196039
出願日
2023-11-17
発明の名称
ラベル貼付装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65C
3/02 20060101AFI20250522BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】本発明の目的は、巻取部から剥離材のロールを容易に抜き取ることができるラベル貼付装置を提供することである。
【解決手段】剥離材を巻き取るとき、出退部材82は、外面82Aがリール80の外周面80Bと径方向に同じ張出位置に配置される。剥離材が巻回された剥離材ロール175の内周の長さは、リール80の外周面80Bの周長と略同じ第1周長となる。巻き取り終えた剥離材ロール175を取り外すとき、出退部材82は、外面82Aがリール80の外周面80Bよりも径方向内側の退避位置に配置される。リール80の周長は、断面の外形線が開口部80Cにおいて開口部80C内を通過するので、第1周長よりも短い第2周長となる。故に剥離材ロール175の内面と出退部材82の外面82Aとの間に隙間が生じ、ユーザは剥離材ロール175を軸心方向に取り外すことができる。
【選択図】図27
特許請求の範囲
【請求項1】
被着体に貼付するためのラベルを支持した長尺な剥離材から前記ラベルを剥離する剥離部と、
前記剥離部により前記ラベルが剥離された前記剥離材を巻き取る巻取部と、
前記巻取部を駆動する駆動力を発生する駆動源と
を備え、
前記巻取部は、
外周面に前記剥離材を巻き取るためのリールであって、前記外周面を貫通する開口を有するリールと、
前記リールを回転可能に支持する回転軸と
を備え、
さらに、前記リールは、
前記開口内に配置され、前記外周面の前記開口を含む部分における周方向の最短長さが第1周長となる張出位置と、
前記張出位置よりも径方向内側に退避し、前記周方向の最短長さが前記第1周長よりも短い第2周長となる退避位置と、
の間を移動可能な出退部材を備え、
前記巻取部が前記剥離材を巻き取る場合、前記出退部材は前記張出位置に配置され、
前記巻取部から前記剥離材が巻かれたロールを取り外す場合、前記出退部材は前記退避位置に配置されること
を特徴とするラベル貼付装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記回転軸は、軸方向の一方側が筐体に支持されており、
前記リールは、
前記外周面に開口し、前記剥離材の端部を差し込む差込口と、
前記軸方向の他方側の側面に開口し、前記差込口に接続する取出口と
を有すること
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
前記リールは、
前記軸方向の他方側の側面に配置され、第1位置と第2位置との間で移動する操作部と、
前記リールの内部に配置され、前記操作部に接続し、前記操作部の位置に応じて前記出退部材を前記張出位置と前記退避位置とに位置させる第1配置部と
を有する操作部材を備え、
前記第1配置部は、
前記操作部が前記第1位置に位置する場合、前記出退部材を前記張出位置に位置させ、
前記操作部が前記第2位置に位置する場合、前記出退部材を前記退避位置に位置させること
を特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記操作部材の前記操作部は、
前記第1位置に位置する場合、前記軸方向において前記取出口と重なって配置され、
前記第2位置に位置する場合、前記軸方向において前記取出口と重ならずに配置されること
を特徴とする請求項3に記載のラベル貼付装置。
【請求項5】
前記リールは、
弾性的に撓む可撓部と、
前記可撓部に接続し、前記軸方向に並ぶ複数の歯を有する押え部と
を有する押え部材を備え、
前記押え部材の前記押え部は、
前記複数の歯が前記差込口の内面に当接する当接位置と、
前記複数の歯が前記差込口の内面から離れる離隔位置と
の間で移動可能であり、
前記操作部材は、
前記操作部に接続し、前記操作部の位置に応じて前記押え部材の前記押え部を前記当接位置と前記離隔位置とに位置させる第2配置部を備え、
前記第2配置部は、
前記操作部が前記第1位置に位置する場合、前記可撓部を押圧して前記押え部を前記当接位置に位置させ、
前記操作部が前記第2位置に位置する場合、前記可撓部への押圧を解除して、前記可撓部の付勢力により、前記押え部を前記離隔位置に位置させること
を特徴とする請求項3に記載のラベル貼付装置。
【請求項6】
前記差込口の内面は、前記押え部の前記複数の歯が当接する位置に、前記剥離材の前記端部の差し込み方向と直交する方向に延び、且つ前記差し込み方向に段状に形成された複数の受け歯を有すること
を特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
【請求項7】
前記第2配置部は、前記操作部の操作に応じて回動し、前記可撓部を押圧状態または押圧を解除した状態にするカム部材であること
を特徴とする請求項6に記載のラベル貼付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置が知られている(例えば特許文献1参照)。ラベル貼付装置において、剥離材から全て剥がされたラベルは支持部に搬送され、粘着面を上方に向けて水平に配置される。ケーブルは、案内部材により貼付機構に向けて下方に案内される過程でラベルに上方から接触し、ラベルの粘着面にケーブルの一部が貼付される。ケーブルはラベルとともに貼付機構に挿入される。ラベルは貼付機構によってケーブルに巻き付けられ貼付される。ラベルが剥離された剥離材は、筐体の上端部に設けられた排出部より外部に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-20663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
剥離材の処理の手間を軽減するため、筒状の部材に剥離材を巻き付けるように構成した巻取部を設けた場合、巻き取り開始時の剥離材の端部の抜けを防止するため、端部は筒状の部材に固定される。ラベルを交換する場合、巻き取られた剥離材のロールを筒状の部材から抜き取るためには剥離材のロールを巻きほぐして端部の固定を解除する必要があり、手間がかかるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、巻取部から剥離材のロールを容易に抜き取ることができるラベル貼付装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、被着体に貼付するためのラベルを支持した長尺な剥離材から前記ラベルを剥離する剥離部と、前記剥離部により前記ラベルが剥離された前記剥離材を巻き取る巻取部と、前記巻取部を駆動する駆動力を発生する駆動源とを備え、前記巻取部は、外周面に前記剥離材を巻き取るためのリールであって、前記外周面を貫通する開口を有するリールと、前記リールを回転可能に支持する回転軸とを備え、さらに、前記リールは、前記開口内に配置され、前記外周面の前記開口を含む部分における周方向の最短長さが第1周長となる張出位置と、前記張出位置よりも径方向内側に退避し、前記周方向の最短長さが前記第1周長よりも短い第2周長となる退避位置と、の間を移動可能な出退部材を備え、前記巻取部が前記剥離材を巻き取る場合、前記出退部材は前記張出位置に配置され、前記巻取部から前記剥離材が巻かれたロールを取り外す場合、前記出退部材は前記退避位置に配置されることを特徴とするラベル貼付装置が提供される。
【0007】
巻取部は、ラベルが剥離された剥離材をリールに巻き付けることで、剥離材の巻き取りを行うことができる。巻き取り時、巻取部は、出退部材を張出位置に配置した状態で巻き取りを行う。巻き取り完了後、巻取部は、出退部材を退避位置に配置することで、剥離材のロールとリールの外周面との間に間隙を設けることができる。これにより、ユーザは、ロールを巻きほぐすことなく、リールからロールを容易に抜き取ることができる。
【0008】
本態様において、前記回転軸は、軸方向の一方側が筐体に支持されており、前記リールは、前記外周面に開口し、前記剥離材の端部を差し込む差込口と、前記軸方向の他方側の側面に開口し、前記差込口に接続する取出口とを有してもよい。巻取部は、剥離材の端部をリールの差込口に差し込んだ状態で、剥離材の巻き取りを行うことで、巻き始めの抜けを抑制できる。リールは、軸方向の他方側において回転軸が筐体に支持されていない。故に剥離材の巻き取りが完了した場合、ユーザは、ロールを巻きほぐすことなく他方側から引き抜くことができる。この場合にユーザは、リールの端部を取出口から取り出すことで、ロールの抜き取りを円滑に行うことができる。
【0009】
本態様において、前記リールは、前記軸方向の他方側の側面に配置され、第1位置と第2位置との間で移動する操作部と、前記リールの内部に配置され、前記操作部に接続し、前記操作部の位置に応じて前記出退部材を前記張出位置と前記退避位置とに位置させる第1配置部とを有する操作部材を備え、前記第1配置部は、前記操作部が前記第1位置に位置する場合、前記出退部材を前記張出位置に位置させ、前記操作部が前記第2位置に位置する場合、前記出退部材を前記退避位置に位置させてもよい。ユーザは、リールの側面に操作部を有する操作部材の操作によって、出退部材を容易に張出位置と退避位置とに位置させることができる。
【0010】
本態様において、前記操作部材の前記操作部は、前記第1位置に位置する場合、前記軸方向において前記取出口と重なって配置され、前記第2位置に位置する場合、前記軸方向において前記取出口と重ならずに配置されてもよい。出退部材が張出位置にある場合、操作部材の操作部は、リールの側面の取出口に重なる第1位置に配置される。この場合にユーザは、操作部によって取出口が塞がれることで、ロールを引き抜くことができない状態であることを認識することができる。出退部材が退避位置にある場合、操作部材の操作部は、リールの側面の取出口に重ならない第2位置に配置される。この場合にユーザは、操作部が取出口を塞いでいないことから、ロールを引き抜くことができる状態であることを認識することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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