TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025078806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025036012,2020198921
出願日2025-03-07,2020-11-30
発明の名称システム、情報処理装置、プログラムおよび方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像処理装置のサブスクリプションサービスにおける、消耗品の発注ミスを抑制する。
【解決手段】発注管理システム(100)は、新品の契約カートリッジ(4)が装着された場合、新品検知回数(822)を更新し、画像処理の実行に応じて、契約カートリッジ(4)の残量を更新し、所定のタイミングで新品検知回数(822)および残量を管理サーバ(9)へ送信する画像処理装置(1)と、新品検知回数(822)と発注回数(922)との大小関係が第1条件を満たす、または、受信した残量が所定値以上である場合、契約カートリッジ(4)の発注を行わず、新品検知回数(822)と発注回数(922)との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、残量が所定値未満である場合発注を行い、発注を行った場合、発注回数(922)を更新する管理サーバ(9)と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像処理装置と、前記画像処理装置とネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像処理装置で使用される消耗品を管理するサービスを提供するサーバと、を含むシステムであって、
前記画像処理装置は、
前記画像処理装置に装着された前記消耗品を使用して画像処理を行う画像処理部と、 前記ネットワークへ接続するための装置側インターフェースと、
前記消耗品のうち、未使用の消耗品である新品の装着回数と、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命とを記憶する装置側メモリと、
装置側コントローラと、を備え、
前記装置側コントローラは、
前記新品が前記画像処理装置に装着された場合、前記装置側メモリに記憶された前記装着回数を更新する装着回数更新処理と、
前記画像処理の実行に応じて、前記装置側メモリに記憶された前記寿命を更新する寿命更新処理と、
所定のタイミングにおいて、前記装置側メモリに記憶された前記装着回数および前記寿命を、前記装置側インターフェースを介して前記サーバへ送信する送信処理と、を実行し、
前記サーバは、
前記ネットワークへ接続するためのサーバ側インターフェースと、
前記新品の発注回数を記憶するサーバ側メモリと、
サーバ側コントローラと、を備え、
前記サーバ側コントローラは、
前記サーバ側インターフェースを介して、前記送信処理で送信された前記装着回数および前記寿命を受信したとき、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が第1条件を満たす、または、前記寿命が所定値以上である場合、前記新品の発注を行わず、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、前記寿命が所定値未満である場合、前記発注を行う発注処理と、
前記発注処理において前記発注を行った場合、前記サーバ側メモリに記憶された前記発注回数を更新する発注回数更新処理と、を実行する、システム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1条件は、前記装着回数が前記発注回数未満であり、
前記第2条件は、前記装着回数が前記発注回数以上である、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記第1条件は、前記装着回数が前記発注回数と異なり、
前記第2条件は、前記装着回数が前記発注回数と同じである、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記所定のタイミングは、前記消耗品が前記画像処理装置に装着されてから、前記画像処理装置が前記画像処理を実行可能となるまでの期間内のタイミングを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記画像処理装置は、前記消耗品として、前記サーバが管理する管理消耗品と、前記サーバが管理しない非管理消耗品とを装着可能であり、
前記サーバ側コントローラは、前記管理消耗品および前記非管理消耗品のうちの前記非管理消耗品の前記寿命に基づく前記発注を行わず、前記管理消耗品の前記寿命に基づく前記発注を行い、
前記装置側コントローラは、前記送信処理において、前記管理消耗品の前記寿命および前記非管理消耗品の前記寿命のうち、少なくとも、前記管理消耗品の前記寿命を送信する、請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項6】
前記装置側コントローラは、
前記寿命更新処理において、
前記画像処理装置に現在装着されている消耗品が前記管理消耗品の場合、前記装置側メモリの第1領域に記憶された前記寿命と、前記第1領域と異なる、前記装置側メモリの第2領域に記憶された前記寿命とを更新し、
前記画像処理装置に現在装着されている消耗品が前記非管理消耗品の場合、前記第1領域および前記第2領域のうちの前記第2領域に記憶された前記寿命のみを更新し、
前記送信処理において、前記第1領域および前記第2領域のうち、少なくとも、前記第1領域に記憶された前記寿命を送信する、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記装置側コントローラは、
前記管理消耗品が装着されたか否かを判定する判定処理をさらに実行し、
前記装着回数更新処理において、
前記新品が前記画像処理装置に装着され、かつ、前記判定処理にて前記管理消耗品が装着されたと判定された場合、前記装着回数を更新し、
前記判定処理にて前記管理消耗品が装着されていないと判定された場合、前記装着回数を更新しない、請求項5または6に記載のシステム。
【請求項8】
前記装置側コントローラは、
前記画像処理装置が、前記サービスの提供対象であるか否かを判定する第2判定処理をさらに実行し、
前記装着回数更新処理において、
前記新品が前記画像処理装置に装着され、かつ、前記第2判定処理において前記画像処理装置が前記サービスの提供対象と判定された場合、前記装着回数を更新し、
前記第2判定処理において前記画像処理装置が前記サービスの提供対象でないと判定された場合、前記装着回数を更新しない、請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項9】
前記サーバ側コントローラは、
前記画像処理装置が、前記サービスの提供対象から前記サービスの提供対象外となった場合、前記サーバ側メモリに記憶されている前記発注回数を初期化する発注回数初期化処理をさらに実行し、
前記装置側コントローラは、
前記画像処理装置が、前記サービスの提供対象から前記サービスの提供対象外となった場合、前記装置側メモリに記憶されている前記装着回数を初期化する装着回数初期化処理をさらに実行する、請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理装置とネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像処理で使用される消耗品を管理するサービスを提供するサーバと、を含むシステムが実行する消耗品の発注方法であって、
前記画像処理装置において、前記消耗品のうちの未使用の消耗品である新品の前記画像処理装置への装着が検知された場合、前記新品の装着回数を更新する装着回数更新工程と、
前記画像処理の実行に応じて、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命を更新する寿命更新工程と、
所定のタイミングにおいて、前記装着回数および前記寿命を前記サーバへ送信する送信工程と、
前記送信工程にて送信された前記装着回数および前記寿命を前記サーバが受信したとき、前記装着回数と前記新品の発注回数との大小関係が第1条件を満たす、または、前記寿命が所定値以上である場合、前記新品の発注を行わず、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、前記寿命が所定値未満である場合、前記発注を行う発注工程と、
前記発注を行った場合、前記発注回数を更新する発注回数更新工程と、を含む、発注方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置で使用される消耗品の発注を管理するシステムなどに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが事業者と契約することで、プリンタなどの画像処理装置において契約専用の消耗品または交換品を使用することができるサービスが存在する。このようなサービスは「サブスクリプションサービス」と呼ばれる。
【0003】
例えば、特許文献1には、サブスクリプションサービスが適用されるプリンタが開示されている。サブスクリプションサービスの契約を行ったユーザには、専用のインクカートリッジが配送され、以降、プリンタの使用によりインク残量が閾値以下になると、サーバが発注を行い、ユーザへ新たな専用のインクカートリッジが配送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-193592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術には、消耗品の発注ミスの防止の観点で改善の余地がある。ここで、発注ミスとは、例えば、適正量より多い消耗品を発注してしまう「多重発注」や、発注すべき状況で発注が行われない「発注漏れ」などである。
【0006】
本開示は、画像処理装置のサブスクリプションサービスにおける、消耗品の発注ミスを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の第1態様のシステムは、画像処理装置と、前記画像処理装置とネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像処理装置で使用される消耗品を管理するサービスを提供するサーバと、を含むシステムであって、前記画像処理装置は、前記画像処理装置に装着された前記消耗品を使用して画像処理を行う画像処理部と、前記ネットワークへ接続するための装置側インターフェースと、前記消耗品のうち、未使用の消耗品である新品の装着回数と、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命とを記憶する装置側メモリと、装置側コントローラと、を備え、前記装置側コントローラは、前記新品が前記画像処理装置に装着された場合、前記装置側メモリに記憶された前記装着回数を更新する装着回数更新処理と、前記画像処理の実行に応じて、前記装置側メモリに記憶された前記寿命を更新する寿命更新処理と、所定のタイミングにおいて、前記装置側メモリに記憶された前記装着回数および前記寿命を、前記装置側インターフェースを介して前記サーバへ送信する送信処理と、を実行し、前記サーバは、前記ネットワークへ接続するためのサーバ側インターフェースと、前記新品の発注回数を記憶するサーバ側メモリと、サーバ側コントローラと、を備え、前記サーバ側コントローラは、前記サーバ側インターフェースを介して、前記送信処理で送信された前記装着回数および前記寿命を受信したとき、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が第1条件を満たす、または、前記寿命が所定値以上である場合、前記新品の発注を行わず、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、前記寿命が所定値未満である場合、前記発注を行う発注処理と、前記発注処理において前記発注を行った場合、前記サーバ側メモリに記憶された前記発注回数を更新する発注回数更新処理と、を実行する。
【0008】
上記の課題を解決するために、本開示の第2態様の発注方法は、画像処理を実行する画像処理装置と、前記画像処理装置とネットワークを介して通信可能に接続され、前記画像処理で使用される消耗品を管理するサービスを提供するサーバと、を含むシステムが実行する消耗品の発注方法であって、前記画像処理装置において、前記消耗品のうちの未使用の消耗品である新品の前記画像処理装置への装着が検知された場合、前記新品の装着回数を更新する装着回数更新工程と、前記画像処理の実行に応じて、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命を更新する寿命更新工程と、所定のタイミングにおいて、前記装着回数および前記寿命を前記サーバへ送信する送信工程と、前記送信工程にて送信された前記装着回数および前記寿命を前記サーバが受信したとき、前記装着回数と前記新品の発注回数との大小関係が第1条件を満たす、または、前記寿命が所定値以上である場合、前記新品の発注を行わず、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、前記寿命が所定値未満である場合、前記発注を行う発注工程と、前記発注を行った場合、前記発注回数を更新する発注回数更新工程と、を含む。
【0009】
上記の課題を解決するために、本開示の第3態様のサーバは、画像処理装置で使用される消耗品を管理するサービスを提供するサーバであって、前記画像処理装置と、ネットワークを介して通信可能に接続するためのインターフェースと、前記消耗品のうち、未使用の消耗品である新品の発注回数を記憶するメモリと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記インターフェースを介して、前記画像処理装置から送信された、前記新品の前記画像処理装置への装着回数と、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命とを受信したとき、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が第1条件を満たす、または、前記寿命が所定値以上である場合、前記新品の発注を行わず、前記装着回数と前記発注回数との大小関係が前記第1条件と異なる第2条件を満たし、かつ、前記寿命が所定値未満である場合、前記発注を行う発注処理と、前記発注処理において前記発注を行った場合、前記メモリに記憶された前記発注回数を更新する発注回数更新処理と、を実行する。
【0010】
上記の課題を解決するために、本開示の第4態様の画像処理装置は、画像処理装置であって、前記画像処理装置に装着された消耗品を使用して画像処理を行う画像処理部と、前記消耗品を管理するサービスを提供するサーバと、ネットワークを介して通信可能に接続するためのインターフェースと、前記消耗品のうち、未使用の消耗品である新品の装着回数と、前記画像処理装置に装着された前記消耗品の寿命とを記憶するメモリと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記新品が装着された場合、前記メモリに記憶された前記装着回数を更新する装着回数更新処理と、前記画像処理の実行に応じて、前記メモリに記憶された前記寿命を更新する寿命更新処理と、所定のタイミングにおいて、前記メモリに記憶された前記装着回数および前記寿命を、前記インターフェースを介して前記サーバへ送信し、前記サーバに、送信した前記装着回数および前記寿命と、前記サーバに記憶されている前記新品の発注回数とに基づき、前記新品の発注を行うか否かを決定させる送信処理と、を実行する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
物品給付年金
22日前
個人
政治のAI化
17日前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
プラグインホームページ
8日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
23日前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
18日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
15日前
シャープ株式会社
電子機器
17日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
17日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
10日前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
14日前
株式会社アジラ
データ転送システム
17日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
17日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
22日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
1か月前
応研株式会社
業務支援システム
8日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
3日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
25日前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
18日前
オベック実業株式会社
接続構造
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
14日前
西日本電信電話株式会社
分析装置
9日前
シャープ株式会社
通信装置
7日前
株式会社大林組
施工管理システム
10日前
株式会社カプコン
データおよびシステム
16日前
ミサワホーム株式会社
荷物搬送システム
14日前
個人
株管理システム
11日前
西日本電信電話株式会社
評価装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
部品表照合システム
16日前
続きを見る