TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197459
出願日2023-11-21
発明の名称画像形成装置及び画像転写方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250526BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】転写用の媒体から他の媒体への画像の転写作業が適切に行われやすい。
【解決手段】プリンタ10の制御部8は、転写画像形成処理及び案内画像形成処理を実行する。転写画像形成処理は、転写用の画像を用紙の一方の面に形成するように記録ヘッド63から昇華型インクを吐出させる処理である。案内画像形成処理は、案内情報を示す案内画像を用紙の他方の面に形成するように記録ヘッド63から通常インクを吐出させる処理である。案内情報は、転写用の画像が形成された用紙から他の媒体へと画像を転写する作業に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
転写用のインクである第1インクを転写用の媒体に吐出する第1ノズル及び第2インクを前記転写用の媒体に吐出する第2ノズルを有するヘッドと、
制御部とを備えており、
前記制御部は、
転写用の画像を前記転写用の媒体の一方の面に形成するように前記ヘッドから前記転写用の媒体に前記第1インクを吐出させる転写画像形成処理と、
前記転写用の媒体から他の媒体へと前記転写用の画像を転写する作業に関する案内情報を示す案内画像を前記転写用の媒体の他方の面に形成するように前記ヘッドから前記媒体に前記第2インクを吐出させる案内画像形成処理とを実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記案内情報が、前記一方の面における前記転写用の画像の位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記位置が、前記転写用の画像の端部及び中心の少なくともいずれかの位置を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記案内情報が、前記転写用の媒体を前記他の媒体に固定するシールの位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記転写用のインクが加熱により転写されるインクであり、
前記案内情報が、前記シールの位置として、前記他方の面における、前記一方の面に形成された前記転写用の画像と重ならない位置を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記案内情報が、前記転写用の媒体を切断する位置を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記案内画像が、前記転写用の画像を反転させた画像であり、
前記案内画像形成処理が、前記他方の面における、前記一方の面に形成された前記転写用の画像と対応する位置に、前記案内画像の少なくとも一部を形成するように、前記ヘッドから前記媒体に前記第2インクを吐出させる処理であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記案内情報が、前記作業の内容に関する説明文を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2インクが、転写用でないインクであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第2インクが黒色のインクであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像転写方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、転写用の媒体に転写用のインクで画像を形成した後、転写用の媒体から他の媒体へと画像を転写する方式が採用された画像形成装置がある。特許文献1の印刷装置はその一例である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-188998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような技術においては、画像の転写作業をユーザ自身が行う必要がある。転写作業に当たって、その作業内容、例えば、媒体と媒体を重ねる順序や位置関係、工程を実行する順序等をユーザが誤って実施するおそれが想定される。
【0005】
本発明の目的は、転写用の媒体から他の媒体への画像の転写作業が適切に行われやすい画像形成装置及び画像転写方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、転写用のインクである第1インクを転写用の媒体に吐出する第1ノズル及び第2インクを前記転写用の媒体に吐出する第2ノズルを有するヘッドと、制御部とを備えており、前記制御部は、転写用の画像を前記転写用の媒体の一方の面に形成するように前記ヘッドから前記転写用の媒体に前記第1インクを吐出させる転写画像形成処理と、前記転写用の媒体から他の媒体へと前記転写用の画像を転写する作業に関する案内情報を示す案内画像を前記転写用の媒体の他方の面に形成するように前記ヘッドから前記媒体に前記第2インクを吐出させる案内画像形成処理とを実行する。
【0007】
また、本発明の画像転写方法は、上記画像形成装置を用いて画像を転写する方法であって、前記転写用のインクが加熱により転写されるインクであり、前記画像形成装置に、前記転写用の画像及び前記案内画像を前記転写用の媒体に対して形成させる画像形成ステップと、前記画像形成ステップ後に、前記転写用の媒体を前記他の媒体上に重ねて配置する配置ステップと、前記配置ステップ後に、前記転写用の媒体を上方から加熱する加熱ステップとを備えている。
【発明の効果】
【0008】
転写作業は、転写用の画像が形成された面が他の媒体と接触するように転写用の媒体が他の媒体上に配置された状況で行われる。本発明によると、転写用の媒体において、転写用の画像が形成される面とは異なる面に案内画像が形成される。したがって、ユーザは案内画像を見ながら作業を進めることができる。案内画像は、転写作業に関する案内情報を示す。このため、ユーザは、この案内情報を参考にすることができ、作業内容を適切に実行しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るプリンタの概要構成図である。
図2のプリンタの制御系の構成を示すブロック図である。
図1のプリンタの記録ヘッドの底面図である。
図1のプリンタを用いて転写用の画像を形成した用紙から他の媒体への画像の転写作業の状況を示す概要図である。
図4の転写作業により画像が転写された他の媒体の正面図である。
図1のプリンタにより案内画像が形成された用紙の正面図である。
図1のプリンタによる画像形成及び図4の転写作業の一連の流れを示すフローチャートである。
図6の案内画像に代わる別の案内画像が形成された用紙の正面図である。
図6の案内画像に代わるさらに別の案内画像が形成された用紙の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な一実施の形態にかかる昇華型プリンタ(以下、単に「プリンタ」と称する)10について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、プリンタ10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向が定義され、筐体11の開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向が定義され、プリンタ10を手前側(正面)から見て左右方向が定義される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
タンク
16日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
定着装置
7日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
7日前
ブラザー工業株式会社
液体消費装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
15日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
14日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
14日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
22日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
7日前
ブラザー工業株式会社
カートリッジ
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
7日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
7日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
20日前
ブラザー工業株式会社
通信デバイス
21日前
ブラザー工業株式会社
通信デバイス
21日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
7日前
ブラザー工業株式会社
カートリッジ
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
5日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
20日前
ブラザー工業株式会社
媒体処理装置
20日前
ブラザー工業株式会社
残量管理装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
22日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
21日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
21日前
ブラザー工業株式会社
シート搬送装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
6日前
続きを見る