TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025075816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187250
出願日2023-10-31
発明の名称カートリッジ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65H 19/12 20060101AFI20250508BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】粘着層を有するシートのロ-ルを収容したカートリッジがラミネート装置に装着されるときに、シートが精度よく位置決めされる手段を提供する。
【解決手段】第2カートリッジ124は、第2部材102が巻かれた第2ロール121を収容する収容部131と、第2ロール121から引き出された第2部材102の粘着層103に面する可動ガイド132と、可動ガイド132と第2ロール121との間の位置において、第2部材102の離型シート106に接する第2貼合ローラ52と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する第1ローラを備えるラミネート装置に装着されるカートリッジであって、
第1面および第2面のうちの上記第1面のみに粘着性を有する上記シートが巻かれたロールを収容する収容部と、
上記ロールから引き出された上記シートの上記第1面に面する第1部分と、
上記第1部分と上記ロールとの間の位置において、上記シートの上記第2面に接する第2ローラと、を備えており、
上記第2ローラは、上記カートリッジが上記ラミネート装置に装着された際に上記第1ローラとの間で上記シートを把持する位置に位置するカートリッジ。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
上記第1部分と対向し、かつ上記シートの上記第2面に面する第2部分をさらに備えており、
上記第1部分は、上記第1部分と上記第2部分との間の上記シートが搬送される搬送面に直交する第1方向において、上記第1部分と上記第2部分との距離が小さい第1位置と、上記第1部分と上記第2部分との距離が離れた第2位置と、の間で移動可能である請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
上記ロールと上記第1部分との間に位置するカバーをさらに備えており、
上記カバーは、上記シートの上記第1面と対向する請求項1または2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
上記カバーは、上記第1面を覆う第3位置と、上記第1面を開放する第4位置とに移動可能である請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項5】
上記第1部分は、上記第1部分と上記第2部分との間に位置する上記シートが上記ロールから引き出される方向に搬送される第2方向に沿って延びる複数の第1リブを備え、
複数の上記第1リブは、上記第2方向と直交する第3方向に互いに間隔を空けて位置する請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項6】
上記第2部分は、上記第2方向に沿って延びる第2リブを更に備えており、
上記第2リブは、上記第3方向に隣り合う上記第1リブの間に位置する請求項5に記載のカートリッジ。
【請求項7】
上記第1部分が上記第1位置にある状態において、上記第1リブの少なくとも一部は上記第1方向において上記第2リブの根元部と端部との間に位置し、
上記第1部分が上記第2位置にある状態において、上記第1リブの全部が上記第1方向において上記第2リブの上記根元部と上記端部との間に位置しない請求項6記載のカートリッジ。
【請求項8】
上記第1部分は拍車を有しており、
上記第1部分が上記第2位置にある状態における上記拍車と上記第2部分との距離は、上記第1部分が上記第1位置にある状態における上記拍車と上記第2部分との距離よりも小さい請求項2に記載のカートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に装着されるカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、印字済みの印字テープの印字面側にラミネートフィルムを貼り合わせるラミネート装置が知られている(例えば、特許文献1)。ラミネート装置では、印字テープはテープカセットに収容されて装置に装着される。ラミネートフィルムは、補助カセットに収容されて装置に装着される。ラミネートフィルムの片面には粘着剤が塗布されている。ラミネートフィルムの先端は、2つの送りローラに挟まれた状態に保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-173014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネートフィルムの先端がカートリッジから突出し過ぎていると、カートリッジが装置に装着される際に、ラミネートフィルムの先端が装置の部材に付着して、ラミネートフィルムの先端が折れ曲がったり、ラミネートフィルムの先端が所定の位置から外れたりするおそれがある。
【0005】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、粘着層を有するロ-ルを収容したカートリッジがラミネート装置に装着されるときに、シートが精度よく位置決めされる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本開示は、シートを搬送する第1ローラを備えるラミネート装置に装着されるカートリッジに関する。カートリッジは、第1面および第2面のうちの上記第1面のみに粘着性を有する上記シートが巻かれたロールを収容する収容部と、上記ロールから引き出された上記シートの上記第1面に面する第1部分と、上記第1部分と上記ロールとの間の位置において、上記シートの上記第2面に接する第2ローラと、を備える。上記第2ローラは、上記カートリッジが上記ラミネート装置に装着された際に上記第1ローラとの間で上記シートを把持する位置に位置する。
【0007】
第1面のみに粘着層を備えるシートを有するカートリッジをラミネート装置に装着する場合には、粘着層が意図しない位置に接することによりシートの正確な位置決めが出来ない場合がある。ロールから引き出されたシートの第1面に面する第1部分があり、かつ第1部分とロールとの間の位置に、シートの第2面に接する第2ローラを備えていることにより、ユーザはシートの位置が安定した状態で、カートリッジをラミネート装置に装着することができる。また、カートリッジがラミネート装置に装着された際に第1ローラとの間でシートを把持するので、カートリッジがラミネート装置に装着されるときに、シートが精度よく位置決めされる。
【0008】
(2) 上記カートリッジは、上記第1部分と対向し、かつ上記シートの上記第2面に面する第2部分をさらに備えており、上記第1部分は、上記第1部分と上記第2部分との間の上記シートが搬送される搬送面に直交する第1方向において、上記第1部分と上記第2部分との距離が小さい第1位置と、上記第1部分と上記第2部分との距離が離れた第2位置と、の間で移動可能であってもよい。
【0009】
第1部分が第1位置にあるときに、シートが第1部分と第2部分との間に位置決めされる。
【0010】
(3) 上記カートリッジは、上記ロールと上記第1部分との間に位置するカバーをさらに備えており、上記カバーは、上記シートの上記第1面と対向してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
ミシン
9日前
ブラザー工業株式会社
通信装置
4日前
ブラザー工業株式会社
通信装置
4日前
ブラザー工業株式会社
定着装置
18日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
6日前
ブラザー工業株式会社
層転写装置
4日前
ブラザー工業株式会社
加熱ユニット
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
18日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
18日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
18日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
25日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
18日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
18日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
25日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
シート給送装置
17日前
ブラザー工業株式会社
シート分離装置
5日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
17日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
17日前
ブラザー工業株式会社
シート搬送装置
5日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
17日前
ブラザー工業株式会社
ラベル貼付装置
17日前
ブラザー工業株式会社
ヘッドシステム
4日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
10日前
ブラザー工業株式会社
印刷方法及び印刷装置
10日前
ブラザー工業株式会社
印刷方法及び印刷装置
10日前
ブラザー工業株式会社
定着装置及び画像形成装置
16日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置及び画像転写方法
13日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置およびカートリッジ
10日前
続きを見る