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公開番号
2025088111
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202581
出願日
2023-11-30
発明の名称
加熱ユニット
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ベルトの内周面に配置された潤滑剤がサーモスタットに浸入するのを抑制する。
【解決手段】定着装置1は、ヒータ10と、ベルト20と、サーモスタット60と、ケーブル70と、サーモスタットホルダ80と、フィルム100とを備える。ベルトは、内周面に潤滑剤が配置されている。サーモスタット60は、ケース61と、感熱面62Aを有する感熱部材62とを有する。サーモスタットホルダ80は、ケース61およびケーブル70を保持する。フィルム100は、サーモスタット60とサーモスタットホルダ80を覆う。フィルム100は、感熱面62Aを覆う第1カバー部110と、第2カバー部120と、第3カバー部130とを有する。第2カバー部120は、感熱部材62およびサーモスタットホルダ80を短手方向の一方側から覆う。第3カバー部130は、感熱部材62およびサーモスタットホルダ80を短手方向の他方側から覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向および前記長手方向に直交する短手方向に延びる板状のヒータと、
前記ヒータの周りを回転する無端状のベルトであって、内周面に潤滑剤が配置されたベルトと、
所定温度以上に昇温した場合に、通電を遮断する遮断機構が内部に収容されたケースと、前記ケースから突出した感熱部材であって、前記ヒータの温度を検知する感熱面を有する感熱部材と、を有するサーモスタットと、
前記ケースを保持するサーモスタットホルダと、
前記サーモスタットおよび前記サーモスタットホルダを覆うフィルムと、を備え、
前記フィルムは、
前記感熱面を覆う第1カバー部と、
前記第1カバー部から延び、前記感熱部材および前記サーモスタットホルダを前記短手方向の一方側から覆う第2カバー部と、
前記第1カバー部から延び、前記感熱部材および前記サーモスタットホルダを前記短手方向の他方側から覆う第3カバー部と、を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第2カバー部および前記第3カバー部は、前記サーモスタットホルダと接触することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
長手方向および前記長手方向に直交する短手方向に延びる板状のヒータと、
前記ヒータの周りを回転する無端状のベルトであって、内周面に潤滑剤が配置されたベルトと、
所定温度以上に昇温した場合に、通電を遮断する遮断機構が内部に収容されたケースと、前記ケースから突出した感熱部材であって、前記ヒータの温度を検知する感熱面を有する感熱部材と、を有するサーモスタットと、
前記サーモスタットを覆うフィルムと、を備え、
前記フィルムは、
前記感熱面を覆う第1カバー部と、
前記第1カバー部から延び、前記サーモスタットの前記短手方向の一方の側面の前記感熱部材と前記ケースの境目を覆う第2カバー部であって、前記長手方向に延びる第1端縁を有する第2カバー部と、
前記第1カバー部から延び、前記サーモスタットの前記短手方向の他方の側面の前記感熱部材と前記ケースの境目を覆う第3カバー部であって、前記長手方向に延びる第2端縁を有する第3カバー部と、を有し、
前記第1端縁は、前記長手方向および前記短手方向に直交する直交方向において、前記ケースと前記感熱部材の境目よりも前記ヒータから離れて位置し、
前記第2端縁は、前記直交方向において、前記ケースと前記感熱部材の境目よりも前記ヒータから離れて位置することを特徴とする定着装置。
【請求項4】
前記サーモスタットから延びるケーブルと、
前記ケースおよび前記ケーブルを保持するサーモスタットホルダと、をさらに備え、
前記第2カバー部および前記第3カバー部は、前記サーモスタットホルダと接触していることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記長手方向から見て、前記フィルムは、前記サーモスタットを少なくとも1周以上覆っていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の定着装置。
【請求項6】
前記長手方向において、前記フィルムの寸法は、前記ケースの寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の定着装置。
【請求項7】
前記ヒータを保持するヒータホルダであって、前記感熱部材が貫通する第1開口を有するヒータホルダを備え、
前記長手方向において、前記フィルムの寸法は、前記第1開口の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の定着装置。
【請求項8】
前記ヒータホルダは、前記第1開口から前記長手方向に所定距離離れた位置に、前記ケースに向かって突出するリブを有し、
前記リブは、先端が前記フィルムに接触することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
【請求項9】
前記サーモスタットホルダは、前記ヒータから離れる方向に突出するボスを有し、
前記フィルムは、前記第2カバー部から延びる第1延出部と、前記第3カバー部から延びる第2延出部と、を有し、
前記第1延出部は、前記ボスが入り込む第1穴であって、前記第2カバー部を前記サーモスタットホルダに係止する第1穴を有し、
前記第2延出部は、前記ボスが入り込む第2穴であって、前記第3カバー部を前記サーモスタットホルダに係止する第2穴を有することを特徴とする請求項1または請求項4に記載の定着装置。
【請求項10】
前記ボスは、前記感熱面が前記ヒータに向けて押圧されるように前記ケースを付勢するバネを保持する凹部を有すること特徴とする請求項9に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置などに用いられる定着装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置などに用いられる定着装置として、面状のヒータと、ヒータの周りを回転する無端状のベルトと、サーモスタットとを備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-101677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ヒータと無端ベルトの間の摩擦を軽減するため、ベルトの内周面に潤滑剤を配置する場合がある。ベルトの内周面に潤滑剤を配置した場合、潤滑剤がサーモスタットに浸入するおそれがあった。
【0005】
そこで、ベルトの内周面に配置された潤滑剤がサーモスタットに浸入するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決するための定着装置は、ヒータと、ベルトと、サーモスタットと、サーモスタットホルダと、フィルムと、を備える。
ヒータは、長手方向および長手方向に直交する短手方向に延びる。ヒータは、板状である。ベルトは、ヒータの周りを回転する。ベルトは、無端状である。ベルトは、内周面に潤滑剤が配置されている。サーモスタットは、ケースと、感熱部材とを有する。ケースは、所定温度以上に昇温した場合に通電を遮断する遮断機構が内部に収容されている。感熱部材は、ケースから突出している。感熱部材は、ヒータの温度を検知する感熱面を有する。サーモスタットホルダは、ケースを保持する。フィルムは、サーモスタットおよびサーモスタットホルダを覆う。フィルムは、第1カバー部と、第2カバー部と、第3カバー部と、を有する。
第1カバー部は、感熱面を覆う。第2カバー部は、第1カバー部から延びる。第2カバー部は、感熱部材およびサーモスタットホルダを短手方向の一方側から覆う。第3カバー部は、第1カバー部から延びる。第3カバー部は、感熱部材およびサーモスタットホルダを短手方向の他方側から覆う。
【0007】
フィルムがサーモスタットとサーモスタットホルダを覆っているため、ベルトの内周面に配置された潤滑剤がサーモスタットに浸入するのを抑制することができる。
【0008】
また、第2カバー部および第3カバー部は、サーモスタットホルダと接触していてもよい。
【0009】
上記した課題を解決するための定着装置は、ヒータと、ベルトと、サーモスタットと、フィルムと、を備える。
ヒータは、長手方向および長手方向に直交する短手方向に延びる。ヒータは、板状である。ベルトは、ヒータの周りを回転する無端状である。ベルトは、内周面に潤滑剤が配置されている。サーモスタットは、ケースと、感熱部材と、を有する。ケースは、所定温度以上に昇温した場合に、通電を遮断する遮断機構が内部に収容されている。感熱部材は、ケースから突出している。感熱部材は、ヒータの温度を検知する感熱面を有する。フィルムは、サーモスタットを覆う。フィルムは、第1カバー部と、第2カバー部と、第2カバー部と、を有する。
第1カバー部は、感熱面を覆う。第2カバー部は、第1カバー部から延びる。第2カバー部は、サーモスタットの短手方向の一方の側面の感熱部材とケースの境目を覆う。第2カバー部は、長手方向に延びる第1端縁を有する。第3カバー部は、第1カバー部から延びる。第3カバー部は、サーモスタットの短手方向の他方の側面の感熱部材とケースの境目を覆う。第3カバー部は、長手方向に延びる第2端縁を有する。
第1端縁は、長手方向および短手方向に直交する直交方向において、ケースと感熱部材の境目よりもヒータから離れて位置する。
第2端縁は、直交方向において、ケースと感熱部材の境目よりもヒータから離れて位置する。
【0010】
第1端縁および第2端縁が、長手方向および短手方向に直交する直交方向において、ケースと感熱部材の境目よりもヒータから離れて位置するため、ベルトの内周面に配置された潤滑剤がサーモスタットに浸入するのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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