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公開番号
2025088581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203367
出願日
2023-11-30
発明の名称
通信装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250604BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信装置の初期設定処理を、外部端末を用いてより簡単に実行することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】MFP50は、ネットワークI/F56と、LCD58と、入力I/F60と、CPU52と、を備えたMFP50であって、CPU52は、入力I/F60から電力供給の指示を受けたことに応じて、MFP50の初期設定処理が完了したか否かを判断する判断処理(S10)と、判断処理において初期設定処理が完了していないと判断した場合、携帯端末10を利用したMFP50の初期設定処理を促す第1画面100~102をLCD58に実行させる第1画面表示処理(S14)と、を実行する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
通信インタフェースと、
報知部と、
入力デバイスと、
コントローラと、を備えた通信装置であって、
前記コントローラは、
前記入力デバイスから電力供給の指示を受けたことに応じて、前記通信装置の初期設定処理が完了したか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理において前記初期設定処理が完了していないと判断した場合、外部端末を利用した前記通信装置の前記初期設定処理を促す第1報知を前記報知部に実行させる第1報知処理と、
を実行する、
通信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記報知部が前記第1報知を実行後、前記通信インタフェースを介して前記外部端末から前記初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、前記通信装置の前記初期設定処理 を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記報知部が前記第1報知とは異なる報知を実行している状態で、前記通信インタフェースを介して前記外部端末から前記初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、前記通信装置の前記初期設定処理を実行しない、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記報知部が前記第1報知を実行後、前記通信インタフェースを介して前記外部端末から前記初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、前記初期設定処理の実行に必要な手順を示す第2報知を前記報知部に実行させる第2報知処理、を実行する、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記報知部が前記第2報知を実行した後は、前記第1報知処理を実行しない、
請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記報知部が前記第2報知を実行した後、前記通信インタフェースを介して前記外部端末から前記初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、前記第2報知を再度実行しない、
請求項4に記載の通信装置。
【請求項7】
ディスプレイ、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記第1報知処理において、前記初期設定処理の開始指示を前記通信装置に送信する送信プログラムを前記外部端末にダウンロードするためのアクセス先を前記ディスプレイに表示する、
請求項1~6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記第1報知処理において、前記外部端末により読取り可能なコード情報であって、前記アクセス先を含むコード情報を前記ディスプレイに表示する、
請求項7に記載の通信装置。
【請求項9】
ディスプレイ、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記第1報知処理において、前記通信インタフェースを介した通信設定に移行するためのオブジェクトを前記ディスプレイに表示する、
請求項1~6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項10】
ディスプレイ、をさらに備え、
前記コントローラは、
前記報知部が前記第1報知を実行後、前記外部端末を利用しない前記初期設定処理の実行要求を受け付けるためのオブジェクトを、前記ディスプレイに表示する、
請求項1~6のいずれか1項に記載の通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、通信装置の初期設定処理を、外部端末を用いて実行する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、CD-ROMドライブを介してセットアップ用CD-ROMのセットアップガイドプログラムを実行するようにしたセットアップ支援方法が記載されている。このセットアップ支援方法では、セットアップガイドプログラムの実行により、表示部にセットアップの手順を表すガイダンス情報が表示される。制御部は、セットアップの進捗状況に応じて、コンピュータのHDに記憶されているフラグの値を更新する。再度セットアップガイドプログラムが実行された時には、制御部は、そのフラグの値に応じたガイダンス情報を表示部に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-110393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、通信装置の初期設定処理を、PC等の外部端末を用いて実行する場合、特許文献1に記載の技術では、CD-ROMドライブを介してセットアップ用CD-ROMからセットアップガイドプログラムを実行するという繁雑な作業が必要であった。
【0005】
本願は、通信装置の初期設定処理を、外部端末を用いてより簡単に実行することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の通信装置は、通信インタフェースと、報知部と、入力デバイスと、コントローラと、を備えた通信装置であって、コントローラは、入力デバイスから電力供給の指示を受けたことに応じて、通信装置の初期設定処理が完了したか否かを判断する判断処理と、判断処理において初期設定処理が完了していないと判断した場合、外部端末を利用した通信装置の初期設定処理を促す第1報知を報知部に実行させる第1報知処理と、を実行する。
【0007】
このように、本願の通信装置は、初期設定処理が完了していない場合に外部端末を利用した初期設定処理を促す第1報知を行う。これにより、通信装置に電力供給を指示したユーザに対して次の手順を知らせることが可能となる。このため、通信装置の初期設定処理を、外部端末を用いてより簡単に実行することが可能となる。
【0008】
また、コントローラは、報知部が第1報知を実行後、通信インタフェースを介して外部端末から初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、通信装置の初期設定処理を実行する。これにより、第1報知に従って外部端末から開始指示を受けたことに応じて、通信装置は初期設定処理を実行することが可能となる。
【0009】
また、コントローラは、報知部が第1報知とは異なる報知を実行している状態で、通信インタフェースを介して外部端末から初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、通信装置の初期設定処理を実行しない。
【0010】
第1報知を実行していないにも拘わらず外部端末から初期設定処理の開始指示を受け付けた場合、外部端末のユーザが装置の選択を誤ったために通信装置とは異なる別の通信装置に対する初期設定処理の開始指示を通信装置に送信した可能性もある。このような場合に、コントローラは、初期設定処理の開始指示に応じた通信装置の初期設定処理を実行しないので、誤って初期設定処理を実行することを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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