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公開番号
2025098650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214930
出願日
2023-12-20
発明の名称
光学検知装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類
G01N
21/59 20060101AFI20250625BHJP(測定;試験)
要約
【課題】本発明においては、意図しない光が受光口を通過しても、受光素子の受光状態に与える影響を抑制できる光学検知装置を提供する。
【解決手段】センサユニット7は、発光素子74と、第1受光素子75と、発光素子74と第1受光素子75とが実装される基板70と、発光素子74からの光が通過する発光用開口7201aと、転写ベルト41の表面で反射した光が通過する第1受光用開口7202aとを有し、発光素子74および第1受光素子75を覆うハウジング72と、レンズ731、732を有する透光カバー73とを有し、透光カバー73はハウジング72に隙間をもって取り付けられ、ハウジング72は、発光素子74と第1受光素子75とを隔離する第1隔離壁725と、受光素子74に対して第1隔離壁725と反対側に位置する円筒壁723aとを有し、円中心723Cは、発光素子74と第1受光素子75とを通る直線L1から離れている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象物に向けて光を照射する発光素子と、
前記測定対象物で反射した光を受光する受光素子と、
前記発光素子と前記受光素子とが第1方向に沿って実装される第1面を有する基板と、
前記発光素子から照射される光が通過する第1開口と、前記前記測定対象物で反射した光が通過する第2開口とを有し、前記発光素子および前記受光素子を前記基板の前記第1面側から覆うハウジングと、
光が透過可能なレンズを有し、前記ハウジングと前記測定対象物との間に位置する透光カバーと、を有し、
前記透光カバーは、前記ハウジングに隙間をもって取り付けられ、
前記ハウジングは、前記基板に前記第1面側から組み付けられたときに前記発光素子と前記受光素子とを隔離する隔離壁と、前記受光素子に対して前記隔離壁と反対側に位置する円筒壁とを有し、
前記円筒壁の円中心を前記基板の前記第1面に投影したときに、前記円中心は、前記発光素子と前記受光素子とを通る直線から離れている光学検知装置。
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【請求項2】
前記第1方向に直交し前記第1面に平行な第2方向において、前記発光素子と前記受光素子とを通る前記直線から離れて位置する遮光壁を有し、
前記隔離壁と、前記円筒壁と、前記遮光壁とで前記受光素子の周囲を囲み、
前記遮光壁は、前記第1方向において前記隔離壁から離れるにつれて、前記発光素子と前記受光素子とを通る直線に近づく側に傾斜する傾斜部を有する請求項1に記載の光学検知装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、前記円筒壁の前記円中心に向かって延びる請求項2に記載の光学検知装置。
【請求項4】
前記基板は、締結具により前記ハウジングに固定され、
前記ハウジングは、前記締結具が挿入されるボスを有し、
前記円筒壁は、前記ボスの外周壁により形成されている請求項1または請求項2に記載の光学検知装置。
【請求項5】
前記透光カバーは前記ハウジングに取り付けられており、
前記透光カバーの前記レンズは、前記第1開口に対応する位置に位置する第1レンズと、前記第2開口に対応する位置に位置する第2レンズとを有し、
前記第1レンズは、前記第1方向における前記第2レンズ側の端部が切り欠かれた第1切欠部を有し、
前記第2レンズは、前記第1方向における前記第1レンズ側の端部が切り欠かれた第2切欠部を有し、
前記第1切欠部と前記第2切欠部とは接合している請求項1または請求項2に記載の光学検知装置。
【請求項6】
前記受光素子は、前記測定対象物からの正反射光を受光する第1受光素子と、前記測定対象物からの拡散反射光を受光する第2受光素子とを有し、
前記第1受光素子は前記発光素子と前記円筒壁との間に位置し、
前記第2受光素子は、前記発光素子を挟んで前記第1受光素子の反対側に位置する請求項1または請求項2に記載の光学検知装置。
【請求項7】
前記基板は、締結具により前記ハウジングに固定され、
前記ハウジングは、前記締結具が挿入されるボスを有し、
前記円筒壁は、前記ボスの外周壁の一部により形成され、
前記ボスは、前記第1方向において前記円筒壁を挟んだ前記受光素子の反対側に位置する突出部であって、前記第1方向と、前記第1方向に直交し前記第1面に平行な第2方向と、に直交する第3方向において、前記円筒壁よりも前記基板側に突出する前記突出部を有する請求項1に記載の光学検知装置。
【請求項8】
前記第1方向において前記発光素子および前記受光素子を挟んだ前記ボスの反対側に位置するリブと、
前記第1方向において前記リブと前記ボスの前記突出部との間に位置し、前記第2方向において前記発光素子と前記受光素子とを通る前記直線から離れて位置する遮光壁と、を有し、
前記リブは、前記第3方向において、前記遮光壁よりも前記基板側に突出し、前記ボスの前記突出部よりも前記遮光壁側に位置する請求項7に記載の光学検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学検知装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置においては、感光ドラムにトナー画像を形成し、形成したトナー画像を、ベルト機構によって搬送されるシートに転写するように構成したものがある。
【0003】
このような画像形成装置においては、温度変化や各部品および現像剤等の劣化によって、トナー画像の濃度や各色のトナー画像の転写位置が変動するため、トナー画像の濃度および転写位置を最適な状態に保つための制御を行う必要がある。従って、トナー画像により形成されるテストパターンをベルトに転写し、転写したテストパターンをトナー検知装置としての光学センサによって検知し、検知結果をフィードバックするように構成している。
【0004】
この場合、光学センサは、ベルトに向かって光を照射する発光素子と、ベルトで反射した反射光を受光する受光素子と、不要な外光を遮断するためのハウジングとを備えている。また、特許文献1に開示されるように、光学センサとしては、ハウジングとベルトとの間に位置し、発光素子からの照射光およびベルトで反射した反射光を集光するレンズが設けられた透光カバーを備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-128147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の透光カバーを備えた光学センサにおいては、ハウジングに発光素子からの照射光が通過する照射口と、ベルトで反射した反射光が通過する受光口とが設けられており、照射口および受光口のそれぞれの位置に合わせてレンズが配置されている。
【0007】
しかし、透光カバーとハウジングとの間に隙間が存在していると、発光素子からの照射光の一部が照射口の縁部で反射し、さらに透光カバーとハウジングとの間で反射して、受光素子によって受光されることがある。また、透光カバー内に入射した光が透光カバー内で反射した後に出射して、受光素子によって受光されることがある。
【0008】
ハウジングの照射口および受光口の位置および形状は、ベルト表面におけるテストパターンが形成された検出領域以外からの反射光を受光しないように設定されているが、透光カバーとハウジングとの間で反射した光および透光カバー内で反射した光といった迷光は、ベルト表面の検出領域以外からの反射光とは異なる経路を経て受光素子に到達するため、適正なフィードバックができなくなるおそれがある。特に、光を反射すると反射光が受光素子に入射するようなハウジングの壁面が、受光素子の近くに位置すると、迷光による影響が大きくなる。
【0009】
そこで、本発明においては、意図しない光が受光口を通過しても、受光素子の受光状態に与える影響を抑制することができる光学検知装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する光学検知装置は、以下の特徴を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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