TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025092962
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208399
出願日
2023-12-11
発明の名称
画像処理装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ショートカット情報を可搬型無線デバイスと関連付けて登録可能な画像処理装置であって、ショートカット情報の安全性を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】MFP1は、画像処理に関する機能の1つと、その機能のパラメータとを含むショートカット情報を記憶可能であり、記憶されているショートカット情報に対応するアイコンをユーザIF13に表示させ、アイコンが選択された場合に、ショートカット情報に基づく処理を実行する。MFP1は、さらに、ショートカット処理の実行をカード専用に限定する指示を受け付け可能であり、カード専用にする指示を受け付けた場合、カードの識別情報をメモリに記憶可能である。MFP1は、カード専用にされたショートカット情報について、対応するカードがタッチされたことに応じたショートカット処理の実行を可能にし、アイコンの選択に応じたショートカット処理の実行を不可にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザインタフェースと、
近距離通信インタフェースと、
メモリと、
コントローラと、
を備え、画像処理に関する複数の機能を実行可能な画像処理装置であって、
前記メモリには、
複数のショートカット情報を記憶可能であり、前記ショートカット情報は、前記複数の機能の1つと前記1つの機能のパラメータとを含む情報であり、
前記コントローラは、
前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報それぞれに対応する選択肢を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記選択肢のうちの1つが選択された場合に、ショートカット処理を実行可能であり、前記ショートカット処理では、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、
前記コントローラはさらに、
前記ショートカット情報について、前記ショートカット処理の実行を可搬型無線デバイスの検知に限定する限定指示を受け付け可能であり、前記限定指示を受け付けた場合、可搬型無線デバイスの識別情報を、前記限定指示が受け付けられた前記ショートカット情報に関連付けて前記メモリに記憶可能であり、
前記コントローラはさらに、
前記限定指示が受け付けられた前記ショートカット情報である専用ショートカット情報について、
前記近距離通信インタフェースを介して、関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスが検知されたことに応じた、前記専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理の実行を可能にし、
前記専用ショートカット情報に対応する前記選択肢の選択に応じた、前記専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理の実行を不可にする、
ように構成される画像処理装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記専用ショートカット情報について、
前記近距離通信インタフェースを介した、関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスの検知と、前記ユーザインタフェースを介した、編集を指示するための操作と、があったことに基づいて、前記専用ショートカット情報の編集が可能になる、
ように構成される画像処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載される画像処理装置において、
前記ユーザインタフェースを介して、前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報に対応する前記選択肢への第1操作を受け付け可能であり、
前記コントローラは、
前記専用ショートカット情報ではない前記ショートカット情報である非専用ショートカット情報について、
前記第1操作があったことに応じて、前記非専用ショートカット情報の編集が可能になり、
前記専用ショートカット情報について、
前記第1操作があったことに応じた、前記専用ショートカット情報の編集を制限する、
ように構成される画像処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記非専用ショートカット情報について、
前記第1操作があった場合、前記非専用ショートカット情報の編集が可能な状態の編集画面を、前記ユーザインタフェースに表示させ、
前記専用ショートカット情報について、
前記第1操作があった場合、前記専用ショートカット情報の編集が不可な状態の編集画面を、前記ユーザインタフェースに表示させる、
ように構成される画像処理装置。
【請求項5】
請求項3に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記非専用ショートカット情報について、
前記第1操作があったことに応じて、前記非専用ショートカット情報の編集の一部として、前記限定指示の受け付けが可能になり、前記限定指示を受け付けた場合、前記非専用ショートカット情報を前記専用ショートカット情報に変更し、前記第1操作があったことに応じた、前記専用ショートカット情報の編集を制限する、
ように構成される画像処理装置。
【請求項6】
請求項3に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記専用ショートカット情報について、
前記第1操作があったことに応じた、前記専用ショートカット情報の編集を制限している状態で、前記近距離通信インタフェースを介して、関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスが検知された場合に、前記専用ショートカット情報の編集の制限を解除して、前記専用ショートカット情報の編集を可能にする、
ように構成される画像処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記専用ショートカット情報について、
前記専用ショートカット情報の編集の制限が解除されることに応じて、前記専用ショートカット情報の編集の一部として、前記限定指示の解除を受け付け可能になり、前記限定指示の解除を受け付けた場合、前記専用ショートカット情報を前記非専用ショートカット情報に変更し、前記第1操作があったことに応じて、前記非専用ショートカット情報の編集が可能になる、
ように構成される画像処理装置。
【請求項8】
請求項6に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記専用ショートカット情報について、
前記第1操作があったことに応じて、前記専用ショートカット情報の編集を受け付けない特定画面を、前記ユーザインタフェースに表示させ、前記特定画面が表示されている状態で、前記専用ショートカット情報に関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスが検知された場合に、前記専用ショートカット情報の編集の制限を解除して、前記専用ショートカット情報の編集を可能にする、
ように構成される画像処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記非専用ショートカット情報に対応する前記選択肢に対して、
前記第1操作があったことを応じて、前記非専用ショートカット情報の編集が可能な状態の編集画面を、前記ユーザインタフェースに表示させ、
前記第1操作と異なる第2操作があったことを応じて、前記非専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理を実行し、
前記専用ショートカット情報に対応する前記選択肢に対して、
前記第2操作があったとしても、前記専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理を実行せず、
前記第1操作があったことを応じて、前記特定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記特定画面が表示されている状態で、前記専用ショートカット情報に関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスが検知された場合に、前記専用ショートカット情報の編集の制限を解除して、前記専用ショートカット情報の編集を可能にする、
ように構成される画像処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載される画像処理装置において、
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースによって表示されている前記選択肢に対する長押し操作を前記第1操作として検知し、
前記ユーザインタフェースによって表示されている前記選択肢に対する前記長押し操作よりも操作時間が短い短押し操作を前記第2操作として検知する、
ように構成される画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、ショートカット情報を登録可能な画像処理装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像処理に関するある機能とその機能のパラメータとが含まれるショートカット情報を登録可能な画像処理装置が知られている。画像処理装置は、登録されたショートカット情報に対応する選択肢を操作パネル等のユーザインタフェースに表示し、そのユーザインタフェースからその選択肢の選択を受け付けた場合に、選択された選択肢に対応するショートカット情報に含まれる機能に基づく画像処理を、選択された選択肢に対応するショートカット情報に含まれるパラメータに従って実行する、といった処理を自動的に行う。このようなショートカット情報に関する技術として、例えば特許文献1には、異なるコピー条件が割り当てられた複数のキーを操作パネルに表示し、キーの操作によってコピー条件が選択される画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示される複数のキーがそれぞれショートカット情報に相当する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-150009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者は、前述したようなショートカット情報を登録可能な画像処理装置において、その画像処理装置が可搬型無線デバイスの検知を可能とした場合に、ショートカット情報に可搬型無線デバイスの識別情報を関連付けて記憶しておき、その識別情報に対応する可搬型無線デバイスが検知されたことに応じて、その可搬型無線デバイスの識別情報が関連付けられたショートカット情報を読み出す構成について検討した。
【0005】
前述したような可搬型無線デバイスの識別情報が関連付けられたショートカット情報の場合、その可搬型無線デバイスを有するユーザによる利用が想定される。その場合、ショートカット情報の安全性を考慮し、他のユーザからそのショートカット情報の利用を制限することが望まれることから、ショートカット情報のユーザへの提供には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題の解決を目的としてなされた画像処理装置は、ユーザインタフェースと、近距離通信インタフェースと、メモリと、コントローラと、を備え、画像処理に関する複数の機能を実行可能な画像処理装置であって、前記メモリには、複数のショートカット情報を記憶可能であり、前記ショートカット情報は、前記複数の機能の1つと前記1つの機能のパラメータとを含む情報であり、前記コントローラは、前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報それぞれに対応する選択肢を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記選択肢のうちの1つが選択された場合に、ショートカット処理を実行可能であり、前記ショートカット処理では、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、前記コントローラはさらに、前記ショートカット情報について、前記ショートカット処理の実行を可搬型無線デバイスの検知に限定する限定指示を受け付け可能であり、前記限定指示を受け付けた場合、可搬型無線デバイスの識別情報を、前記限定指示が受け付けられた前記ショートカット情報に関連付けて前記メモリに記憶可能であり、前記コントローラはさらに、前記限定指示が受け付けられた前記ショートカット情報である専用ショートカット情報について、前記近距離通信インタフェースを介して、関連付けられた前記識別情報に対応する前記可搬型無線デバイスが検知されたことに応じた、前記専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理の実行を可能にし、前記専用ショートカット情報に対応する前記選択肢の選択に応じた、前記専用ショートカット情報に基づく前記ショートカット処理の実行を不可にする、ように構成される。
【0007】
本明細書に開示される画像処理装置は、ショートカット情報に基づくショートカット処理の実行を、可搬型無線デバイスの検知に限定する指示を受け付け可能である。画像処理装置は、可搬型無線デバイスの検知に限定されたショートカットについては、無線通信で可搬型無線デバイスが検知されたことに応じたショートカット処理は実行可能とするものの、そのショートカットに対応する選択肢の選択に応じたショートカット処理は実行不可とする。これにより、可搬型無線デバイスを有していない第三者によるショートカット処理の実行が困難になるため、可搬型無線デバイスが関連付けられた安全なショートカットの提供を図ることができる。
【0008】
上記画像処理装置の機能を実現するための画像処理システム、制御方法、コンピュータプログラム、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0009】
本明細書に開示される技術によれば、ショートカット情報を可搬型無線デバイスと関連付けて登録可能な画像処理装置であって、ショートカット情報の安全性を向上させる技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態のMFPの電気的構成を示すブロック図である。
メイン処理の手順の例を示すフローチャートである。
ホーム画面の例を示す説明図である。
ショートカット登録処理の手順の例を示すフローチャートである。
ショートカット情報の例を示す説明図である。
非専用ショートカット編集処理の手順の例を示すフローチャートである。
メニュー画面の例を示す説明図である。
(A)カード受付画面と(B)選択画面の例を示す説明図である。
非専用ショートカットのショートカット情報画面の例を示す説明図である。
専用ショートカット編集処理の手順の例を示すフローチャートである。
メニュー画面の例を示す説明図である。
専用ショートカットのショートカット情報画面の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
電気興業株式会社
無線中継器
8日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1日前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
1日前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
9日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
8日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
株式会社ダイフク
搬送設備
3日前
株式会社ダイフク
搬送設備
3日前
アイホン株式会社
インターホンシステム
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
11日前
17LIVE株式会社
サーバおよび方法
2日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1日前
日本放送協会
良撮影位置推定装置
11日前
TDK株式会社
音響デバイス
9日前
トヨタ自動車株式会社
動画像配信装置
3日前
株式会社セガフェイブ
プログラム及び撮影装置
9日前
キヤノン電子株式会社
原稿搬送装置および画像読取装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
オンキヨー株式会社
加振装置、及び、加振装置の設置方法
1日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1日前
キヤノン株式会社
音声処理装置
4日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
9日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
9日前
株式会社NTTドコモ
端末及び通信方法
2日前
日本電気株式会社
制御装置、制御方法、及びプログラム
10日前
エスワイエス・エンジニアリング株式会社
携帯電話使用制限装置
1日前
セイコーエプソン株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
株式会社NTTドコモ
携帯端末接続具
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
画像処理装置
10日前
株式会社デンソーウェーブ
携帯端末及び管理システム
4日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および、集積回路
2日前
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
画像処理装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る