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公開番号2025099510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216210
出願日2023-12-21
発明の名称ラベルプリンタ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G06F 3/0488 20220101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】ラベルプリンタにおいて表示部のサイズが小さい場合であっても、ユーザの指で操作しやすくする。
【解決手段】印字ラベル作成装置1は、サーマルヘッド23と、タッチセンサ5Bを備え、編集対象となる文字の位置に対応したカーソル位置を示すカーソルKを表示可能なタッチパネル5と、特定キーを含む物理キーボード2とを有し、CPU230は、タッチセンサ5Bに対するタッチ位置が検出されたとき、物理キーボード2に含まれる特定キーが操作されているか否かを判定し、特定キーが操作されていると判定された場合は、タッチパネル5に表示している文字列のタッチ位置を補正してカーソル位置とし、特定キーが操作されていると判定されなかった場合は、タッチパネル5に表示している文字列のタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とし、タッチパネル5に、決定したカーソル位置にカーソルKを表示する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ラベルを印刷する印刷部と、
タッチセンサを備えた表示部であって、前記印刷部で印刷するため複数の文字を含む文字列と、前記文字列上の編集対象となる文字の位置に対応したカーソル位置を示すカーソルと、を表示可能な表示部と、
特定キーを含む物理キーボードと、
制御部と、
を有するラベルプリンタであって、
前記制御部は、
前記タッチセンサに対するタッチ位置を検出するタッチ検出処理と、
前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記物理キーボードに含まれる前記特定キーが操作されているか否かを判定する操作判定処理と、
前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記操作判定処理で前記特定キーが操作されていると判定された場合は、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を補正してカーソル位置とし、
前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記操作判定処理で前記特定キーが操作されていると判定されなかった場合は、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とする、
第1カーソル位置決定処理と、
前記表示部に、前記第1カーソル位置決定処理で決定した前記カーソル位置にカーソルを表示する第1カーソル表示処理と、
を実行する、ラベルプリンタ。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
メモリをさらに有し、
前記物理キーボードは、
複数の前記特定キーを含んでおり、
前記メモリは、
前記複数の特定キーそれぞれと、前記第1カーソル位置決定処理で補正を行う場合に適用する複数の補正態様それぞれとの対応付けを表す相関を記憶しており、
前記制御部は、
前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記操作判定処理で前記特定キーが操作されていると判定された場合は、前記第1カーソル位置決定処理において、当該特定キーに対し、前記メモリに記憶された前記相関で対応付けられた前記補正態様に基づき、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を補正する、
請求項1記載のラベルプリンタ。
【請求項3】
前記特定キーは、
右向きへのカーソル移動を指示する第1特定キーを含み、
前記制御部は、
前記タッチ検出処理において前記表示部に表示されている任意の第1文字列の上への前記タッチ位置が検出され、前記操作判定処理で前記第1特定キーが操作されていると判定された場合には、前記第1カーソル位置決定処理において、前記相関で対応付けられた前記補正態様に基づき、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を当該第1文字列の右端へと補正する、請求項2記載のラベルプリンタ。
【請求項4】
前記特定キーは、
左向きへのカーソル移動を指示する第2特定キーを含み、
前記制御部は、
前記タッチ検出処理において前記表示部に表示されている任意の第1文字列の上への前記タッチ位置が検出され、前記操作判定処理で前記第2特定キーが操作されていると判定された場合には、前記第1カーソル位置決定処理において、前記相関で対応付けられた前記補正態様に基づき、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を当該第1文字列の左端へと補正する、請求項2記載のラベルプリンタ。
【請求項5】
前記制御部は、さらに、
前記タッチセンサに対して人の指によるタッチが行われたか否かを判定する指判定処理を実行し、
前記指判定処理で人の指によるタッチと判定された場合には、前記第1カーソル位置決定処理により、前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を補正してカーソル位置とするか、若しくは、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とするか、を選択的に実行し、
前記指判定処理で人の指によるタッチと判定されなかった場合には、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のラベルプリンタ。
【請求項6】
ラベルを印刷する印刷部と、
タッチセンサを備えた表示部であって、前記印刷部で印刷するための複数の文字を含む文字列と、前記文字列上の編集対象となる文字の位置に対応したカーソル位置を示すカーソルと、を表示可能な表示部と、
制御部と、
を有するラベルプリンタであって、
前記制御部は、
前記タッチセンサに対するタッチ位置を検出するタッチ検出処理と、
前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、当該タッチ状態が所定時間以上継続しているか否かを判定するタッチ判定処理と、
前記タッチ検出処理において前記表示部に表示されている任意の第2文字列の上への前記タッチ位置が検出されたとき、前記タッチ判定処理で前記所定時間以上継続していると判定された場合は、前記表示部に表示している前記第2文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を当該第2文字列の右端へと補正してカーソル位置とし、
前記タッチ検出処理において前記表示部に表示されている任意の第2文字列の上への前記タッチ位置が検出されたとき、前記タッチ判定処理で前記所定時間以上継続していると判定されなかった場合は、前記表示部に表示している前記第2文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とする、
第2カーソル位置決定処理と、
前記表示部に、前記第2カーソル位置決定処理で決定した前記カーソル位置にカーソルを表示する第2カーソル表示処理と、
を実行する、ラベルプリンタ。
【請求項7】
物理キーボードをさらに有し、
前記物理キーボードは、バックスペースキーを含む、
請求項6記載のラベルプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベルを印刷するラベルプリンタに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1には、タッチパネルを備えた文字列選択装置が開示されている。この特許文献1の文字列選択装置は、タッチパネルに表示されている文字列選択範囲について、調整の指示を受け付けるためのUI部品を、タッチパネルに表示するアイコン表示制御部と、ユーザのタッチ操作によって操作されたUI部品を判別する操作アイコン判別部と、タッチ操作の種類を判別するタッチ操作判別部と、判別されたUI部品とタッチ操作の種類とに対応付けて定められた調整内容を、文字列選択範囲に対して実行する選択範囲調整部と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-21787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の技術では、アイコンと文字列を同じ表示パネル内に表示するため、特に表示パネルのサイズが小さい場合には、アイコンまたはユーザの指で文字列が隠れてしまうため、操作しにくかった。
【0005】
本発明の目的は、ラベルプリンタにおいて表示部のサイズが小さい場合であっても、ユーザの指で操作しやすくすることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明は、ラベルを印刷する印刷部と、タッチセンサを備えた表示部であって、前記印刷部で印刷するため複数の文字を含む文字列と、前記文字列上の編集対象となる文字の位置に対応したカーソル位置を示すカーソルと、を表示可能な表示部と、特定キーを含む物理キーボードと、制御部と、を有するラベルプリンタであって、前記制御部は、前記タッチセンサに対するタッチ位置を検出するタッチ検出処理と、前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記物理キーボードに含まれる前記特定キーが操作されているか否かを判定する操作判定処理と、前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記操作判定処理で前記特定キーが操作されていると判定された場合は、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置を補正してカーソル位置とし、前記タッチ検出処理で前記タッチ位置が検出されたとき、前記操作判定処理で前記特定キーが操作されていると判定されなかった場合は、前記表示部に表示している前記文字列の前記タッチ検出処理で検出されたタッチ位置に最も近い文字の位置に対応した位置をカーソル位置とする、第1カーソル位置決定処理と、前記表示部に、前記第1カーソル位置決定処理で決定した前記カーソル位置にカーソルを表示する第1カーソル表示処理と、を実行する。
【0007】
本願発明のラベルプリンタは、表示部と、物理キーボードと、制御部と、を有する。表示部にはタッチセンサが備えられている。制御部は、タッチ検出処理と、操作判定処理と、第1カーソル位置決定処理と、第1カーソル表示処理と、を実行する。
ラベルへの印刷内容を編集する際、当該印刷内容を表示部に表示した状態でユーザが表示部の上からタッチすると、タッチセンサに対するそのタッチ位置がタッチ検出処理で検出される。
上記タッチの際、ユーザが物理キーボード中の特定キーを操作することで、その操作が操作判定処理で識別され、操作されていると判定された場合は、第1カーソル位置決定処理によってカーソル位置が補正される。表示部に表示している文字列のタッチ検出処理で検出されたタッチ位置が補正されてカーソル位置とされる。第1カーソル表示処理では、表示部において、その補正後のカーソル位置にカーソルが表示される。
本願発明によれば、ユーザが表示部の上にタッチを行う際に、併せて特定キーを操作することで、タッチ位置とは異なる別の位置にカーソル位置が補正される。その結果、ラベルプリンタの表示部のサイズが小さい場合には、ユーザの指によって隠れないような別の位置にカーソルを表示させ、ユーザの指で操作しやすくすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ラベルプリンタにおいて表示部のサイズが小さい場合であっても、ユーザの指で操作しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態の印字ラベル作成装置の外観を表す平面図である。
液晶パネルにおけるラベルイメージの表示例を表す説明図である。
印字ラベル作成装置の制御系を表すブロック図である。
タッチパネルへのタッチ操作に基づくカーソル位置の補正挙動を説明する説明図である。
タッチパネルへのタッチ操作に基づくカーソル位置の補正挙動を説明する説明図である。
タッチパネルへのタッチ操作に基づくカーソル位置の補正を行わない場合を説明する説明図である。
日本語文字列である場合における、タッチパネルへのタッチ操作に基づくカーソル位置の補正挙動を説明する説明図である。
単語ごとの品詞分解、及び、ユーザによる事前登録の一例を表す説明図である。
制御回路のCPUが実行する処理手順を表すフローチャートである。
特定キーとカーソル位置の補正態様との相関を表すテーブルである。
指先によるタッチとそれ以外のタッチとを区別する変形例において、制御回路のCPUが実行する処理手順を表すフローチャートである。
特定キーの操作なくタッチパネルの長押しだけで補正を実行する変形例における、タッチパネルへのタッチ操作に基づくカーソル位置の補正挙動を説明する説明図である。
制御回路のCPUが実行する処理手順を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、本発明を印字ラベル作成装置に適用した場合について示す。
(【0011】以降は省略されています)

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