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公開番号
2025096068
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212558
出願日
2023-12-15
発明の名称
情報処理装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約
【課題】印刷装置とサーバとの情報送受信が不可能になった場合でも、許容印刷量を増大可能として利便性を向上する。
【解決手段】モバイル端末300のCPU310は、プリンタ200と管理サーバ100との情報送受信が可能か否かを判定するステップS35とステップS40と、情報送受信が不可能と判定され、許容印刷枚数が不足する場合に、許容印刷枚数を増大させる増大指示を通信制御部330を介しプリンタ200へ向けて送信するステップS230とステップS330と、を実行するよう構成され、プリンタ200は、管理サーバ100からの増大指示の受信に対応して許容印刷枚数を増大可能であるとともに、モバイル端末300からの増大指示の受信に対応して許容印刷枚数を増大可能に構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
許容印刷量を上限として印刷を実行可能に構成され、購入による印刷権限が保証する保証印刷量に応じて前記許容印刷量をサーバからの第1増大指示に基づき増大可能に構成され、前記許容印刷量は印刷が実行された印刷量に応じて減少するように構成された印刷装置と通信可能な通信部と、
制御部と、
を有し、
前記印刷装置の印刷量の管理を行う情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記印刷装置と前記サーバとの情報送受信が可能か否かを判定する送受信判定処理と、
前記送受信判定処理で情報送受信が不可能と判定され、前記許容印刷量が不足する場合に、前記許容印刷量を増大させる第2増大指示を前記通信部を介し前記印刷装置へ向けて送信する増大指示送信処理と、
を実行するよう構成され、
前記印刷装置は、
前記サーバからの前記第1増大指示の受信に対応して前記許容印刷量を増大可能であるとともに、前記情報処理装置からの前記第2増大指示の受信に対応して前記許容印刷量を増大可能に構成されている、情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、さらに、
前記増大指示送信処理の実行報告を前記通信部を介し前記サーバへ向けて送信する実行報告送信処理を実行する、
よう構成されている請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、さらに、
前記増大指示送信処理の実行後、当該増大指示送信処理における前記許容印刷量の増大に対応した費用請求の要求を、前記通信部を介し前記サーバに向けて送信する請求要求送信処理を実行する、
よう構成されている請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、さらに、
前記増大指示送信処理の後、当該増大指示送信処理における前記許容印刷量の第2増大指示に対応した費用請求情報を、前記サーバに接続可能な外部装置へ向けて前記通信部を介し送信する請求情報送信処理を実行する、
よう構成されている請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記印刷装置は、
前記第2増大指示の受信に応じて、購入による許容印刷量に、購入されていない許容印刷量が加えられることで前記許容印刷量の増大が行われ、
前記制御部は、
前記請求要求送信処理において、前記購入されていない許容印刷量に対応した費用請求の要求を前記通信部を介し前記サーバに向けて送信する、
よう構成されている、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記印刷装置は、
前記第2増大指示の受信に応じて、許容印刷量の閾値をマイナスの値まで許容することで前記許容印刷量が暫定的に増大され、
前記制御部は、
前記請求要求送信処理において、前記許容印刷量が不足した状態を解消可能な費用請求の要求を前記通信部を介し前記サーバに向けて送信する、
よう構成されている、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記送受信判定処理において、
前記印刷装置がオフライン状態であるか否か、及び、前記サーバに機能障害が生じているか否かを判定し、
前記増大指示送信処理は、少なくとも前記サーバに機能障害が生じている状態であると前記送受信判定処理にて判定された場合に実行される、
よう構成されている請求項1記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、さらに、
前記サーバの機能が正常か否かを表すヘルスチェック情報を取得するヘルスチェック処理を実行し、
前記送受信判定処理において、前記ヘルスチェック処理で取得された前記ヘルスチェック情報に基づき、前記サーバに機能障害が生じているか否かを判定する、
よう構成されている請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記ヘルスチェック処理において、
前記サーバの機能が正常か否かを監視するヘルスチェックサーバから、前記ヘルスチェック情報を取得するか、若しくは、
前記サーバの機能が正常か否かを検知した前記印刷装置から前記ヘルスチェック情報を取得するか、若しくは、
前記通信部を介し前記サーバへ向けて送信したヘルスチェック信号への当該サーバの応答状況から、前記ヘルスチェック情報を取得する、
よう構成されている請求項8記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置は、
表示部と操作部とをさらに備え、
前記制御部は、前記増大指示送信処理において、
通常の前記許容印刷量の増大が実行できないことを前記表示部に表示し、
臨時に前記許容印刷量の増大を実行するかユーザに前記操作部への操作を求める表示を前記表示部に表示し、
前記操作部に臨時に前記許容印刷量の増大を実行する旨の前記操作がされた場合に、前記第2増大指示を前記印刷装置へ向けて送信する
よう構成されている、請求項1記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが印刷権限を購入することで印刷が可能となる印刷装置について、印刷量の管理を行う情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
サーバが、ユーザの手動操作に基づき購入された印刷権限に対応した保証印刷量を印刷装置の許容印刷量に加算し、印刷装置はその加算後の許容印刷量を上限として印刷を実行するシステムが既に知られている。このようなシステムにおいて、従来、例えば特許文献1に記載のように、許容印刷量を上回る印刷量の印刷指示がなされ許容印刷量の不足が生じた場合であっても、ユーザの利用実績に応じて所定範囲内で例外的に印刷可能とした技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-125561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、許容印刷量がゼロになった場合、ユーザが新たに印刷権限を購入しなくても、印刷装置はサーバの制御に基づき所定範囲内で印刷を続行することができる。しかしながら、上記従来技術では、例えば印刷装置がオフライン状態となったりサーバに何らかのトラブルが発生したりして、印刷装置とサーバとの情報送受信が不可能になった場合の処理については考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、印刷装置とサーバとの情報送受信が不可能になった場合でも、許容印刷量を増大可能として利便性を向上できる情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本願発明は、許容印刷量を上限として印刷を実行可能に構成され、購入による印刷権限が保証する保証印刷量に応じて前記許容印刷量をサーバからの第1増大指示に基づき増大可能に構成され、前記許容印刷量は印刷が実行された印刷量に応じて減少するように構成された印刷装置と通信可能な通信部と、制御部と、を有し、前記印刷装置の印刷量の管理を行う情報処理装置であって、前記制御部は、前記印刷装置と前記サーバとの情報送受信が可能か否かを判定する送受信判定処理と、前記送受信判定処理で情報送受信が不可能と判定され、前記許容印刷量が不足する場合に、前記許容印刷量を増大させる第2増大指示を前記通信部を介し前記印刷装置へ向けて送信する増大指示送信処理と、を実行するよう構成され、前記印刷装置は、前記サーバからの前記第1増大指示の受信に対応して前記許容印刷量を増大可能であるとともに、前記情報処理装置からの前記第2増大指示の受信に対応して前記許容印刷量を増大可能に構成されている。
【0007】
本願発明の情報処理装置においては、制御部により送受信判定処理が実行され、印刷装置とサーバとの情報送受信が可能か否かが判定される。情報送受信が不可能と判定され、許容印刷量が不足する場合には、制御部により増大指示送信処理が実行され、許容印刷量を増大させる第2増大指示が通信部を介し印刷装置へ向けて送信される。この結果、印刷装置とサーバとの情報送受信が行えず新たな印刷権限の購入を行えない場合でも、印刷装置の許容印刷量を増大させ、その増えた許容印刷量を上限として印刷装置による印刷を実行することができる。本願発明によれば、印刷装置とサーバとの情報送受信が不可能になった場合であっても、許容印刷量を増大することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印刷装置とサーバとの情報送受信が不可能になった場合でも、許容印刷量を増大可能として利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る印刷サービス提供システムのシステム構成の一例を表すブロック図である。
モバイル端末の構成の一例を表すブロック図である。
通常使用時における印刷サービス提供システムの情報送受の流れを表す説明図である。
プリペイド印刷サービスに対しプリンタ側の内部で実行される具体的なパラメータ処理を説明する図である。
サーバ通信不能時における印刷サービス提供システムの情報送受の流れを表す説明図である。
総印刷可能枚数の加算により許容印刷枚数を増大させる際の具体的なパラメータ処理を説明する図である。
サーバ通信復帰時における印刷サービス提供システムの情報送受の流れを表す説明図である。
マージン用閾値のマイナス許容により許容印刷枚数を増大させる際の具体的なパラメータ処理を説明する図である。
アプリ起動後にモバイル端末のCPUが実行する手順を詳細に表すフローチャートである。
モバイル端末のCPUが実行する手順を詳細に表すフローチャートである。
オフライン用処理の手順を詳細に表すフローチャートである。
サーバダウン用処理の手順を詳細に表すフローチャートである。
ヘルスチェックサーバを設けている場合のサーバ通信不能時における印刷サービス提供システムの情報送受の流れを表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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