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公開番号
2025078986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191361
出願日
2023-11-09
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250514BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】カッターがシートを切断可能でない場合であっても、画像形成を実行してシートを排出することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成部と、カッターと、第1排出経路と、第2排出経路と、切替機構とを備える。カッターは、カット位置においてシートを切断可能である。第1排出経路は、カット位置を通らずにシートを排出する。第2排出経路は、カット位置を通ってシートを排出する。切替機構は、排出経路を第1排出経路と第2排出経路との間で切り替える。制御部は、シートを切断する指令を受けていない(S2,No)、または、カッターがシートを切断可能でないと判定した場合(S3,Yes)、シートが第1排出経路を通過するように切替機構を制御する(S6)。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体と、
装置本体内に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
シートの搬送方向において、前記画像形成部よりも下流に配置され、カット位置において前記搬送方向と交差する交差方向にシートを切断可能なカッターと、
前記カット位置を通らずに、前記画像形成部を通過したシートを前記装置本体外に排出する第1排出経路と、
前記カット位置を通って、前記画像形成部を通過したシートを前記装置本体外に排出する第2排出経路と、
前記画像形成部を通過したシートの排出経路を、前記第1排出経路と、前記第2排出経路と、の間で切り替える切替機構と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
シートを切断する指令を受けたか否かと、前記カッターがシートを切断可能か否かと、を判定し、
シートを切断する指令を受けていない、または、前記カッターがシートを切断可能でないと判定した場合、シートが前記第1排出経路を通過するように前記切替機構を制御し、
シートを切断する指令を受けたと判定し、かつ、前記カッターがシートを切断可能であると判定した場合、シートが前記第2排出経路を通過するように前記切替機構を制御することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記カッターがシートを切断可能でないときの動作モードとして、第1モードと、第2モードと、のいずれが設定されたかを判定し、
前記第1モードが設定されたと判定し、かつ、画像形成およびシート切断の指令を受信したと判定した場合、シートに画像形成した後、シートを切断しないで、シートを前記装置本体外に排出し、
前記第2モードが設定されたと判定し、かつ、画像形成およびシート切断の指令を受信したと判定した場合、前記カッターが切断可能であると判定するまで、画像形成を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1排出経路からシートを排出する第1排出口と、
前記第2排出経路からシートを排出する第2排出口であって、前記第1排出口よりも前記搬送方向の下流に位置する第2排出口と、
前記交差方向に延びる固定刃と、をさらに備え、
前記カッターは、前記交差方向に移動可能であり、前記固定刃とともにシートを挟んでシートを切断可能であり、
前記制御部は、所定のサイズより前記搬送方向の寸法が小さいシートを画像形成する場合、前記カッターがシートの通過範囲の外に位置していれば、シートが前記第2排出経路を通過するように前記切替機構を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記カッターがシートの通過範囲の外に位置することを検知可能な位置センサをさらに備え、
前記制御部は、前記位置センサの検知結果に基づいて、前記カッターがシートの通過範囲の外に位置するかを判定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
シートを切断する指令を前記制御部に入力可能な入力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、受信した印刷ジョブからシートを切断する指令を取得可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
第1サイズのシートを載置可能な第1供給トレイと、
前記第1サイズの半分の面積の第2サイズのシートを載置可能な第2供給トレイと、をさらに備え、
前記制御部は、前記第1サイズの1枚のシートに2ページ分の画像形成をするとともに、前記第1サイズのシートを第2サイズに切断する指令を受信した場合であって、かつ、前記カッターがシートを切断できないと判定した場合、前記第2供給トレイから前記第2サイズのシートを供給し、1枚のシートに1ページ分の画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記切替機構は、
前記画像形成部を通過したシートを前記第1排出経路に向けて案内する第1位置と、前記第2排出経路に向けて案内する第2位置と、に移動可能なフラッパを有し、
前記制御部は、
シートを切断する指令を受けていない、または、前記カッターがシートを切断可能でないと判定した場合、前記フラッパが第1位置に位置するように制御し、
シートを切断する指令を受けたと判定し、かつ、前記カッターがシートを切断可能であると判定した場合、前記フラッパが第2位置に位置するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成部は、感光ドラムと、感光ドラム上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部と、シートに転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カッターを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カッターを備えた画像形成装置が知られている(特許文献1)。この画像形成装置は、シートの切断が必要であると判断された場合に、1枚のシートを2枚に切断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-362823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなカッターを備えた画像形成装置では、カッターが故障してカッターの刃が搬送経路に留まってシートの搬送を阻害したり、カッターにシートが詰まったりすることがある。このように、カッターが故障したり、シートが詰まったりして、シートを切断可能でない場合、従来の画像形成装置では、画像形成だけをしたくても、画像形成した後、シートを排出することができないという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、カッターがシートを切断可能でない場合であっても、画像形成を実行してシートを排出することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した目的を達成するための画像形成装置は、装置本体と、画像形成部と、カッターと、第1排出経路と、第2排出経路と、切替機構と、制御部と、を備える。
画像形成部は、装置本体内に配置され、シートに画像を形成する。カッターは、シートの搬送方向において、画像形成部よりも下流に配置されている。カッターは、カット位置において搬送方向と交差する交差方向にシートを切断可能である。第1排出経路は、カット位置を通らずに、画像形成部を通過したシートを装置本体外に排出する。第2排出経路は、カット位置を通って、画像形成部を通過したシートを装置本体外に排出する。切替機構は、画像形成部を通過したシートの排出経路を、第1排出経路と、第2排出経路と、の間で切り替える。
制御部は、シートを切断する指令を受けたか否かと、カッターがシートを切断可能か否かと、を判定する。
制御部は、シートを切断する指令を受けていない、または、カッターがシートを切断可能でないと判定した場合、シートが第1排出経路を通過するように切替機構を制御する。
制御部は、シートを切断する指令を受けたと判定し、かつ、カッターがシートを切断可能であると判定した場合、シートが第2排出経路を通過するように切替機構を制御する。
【0007】
制御部は、シートを切断する指令を受けた場合において、カッターがシートを切断可能でないと判定した場合、シートが第1排出経路を通過するように切替機構を制御する。このため、カッターがシートを切断可能でない場合であっても、画像形成を実行してシートを排出することができる。
【0008】
また、制御部は、カッターがシートを切断可能でないときの動作モードとして、第1モードと、第2モードと、のいずれが設定されたかを判定してもよい。そして、第1モードが設定されたと判定し、かつ、画像形成およびシート切断の指令を受信したと判定した場合、シートに画像形成した後、シートを切断しないで、シートを装置本体外に排出してもよい。そして、第2モードが設定されたと判定し、かつ、画像形成およびシート切断の指令を受信したと判定した場合、カッターが切断可能であると判定するまで、画像形成を実行しなくてもよい。
【0009】
カッターが切断可能でないときに、画像形成だけして切断しない第1モードと、画像形成を実行しない第2モードとを選択できるため、ユーザの希望にあった動作をすることができる。
【0010】
また、画像形成装置は、第1排出経路からシートを排出する第1排出口と、第2排出経路からシートを排出する第2排出口であって、第1排出口よりも搬送方向の下流に位置する第2排出口と、交差方向に延びる固定刃と、をさらに備えていてもよい。そして、カッターは、交差方向に移動可能であり、固定刃とともにシートを挟んでシートを切断可能であってもよい。そして、制御部は、所定のサイズより搬送方向の寸法が小さいシートを画像形成する場合、カッターがシートの通過範囲の外に位置していれば、シートが第2排出経路を通過するように切替機構を制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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