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公開番号
2025082597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196037
出願日
2023-11-17
発明の名称
ラベル貼付装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65C
3/02 20060101AFI20250522BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】被着体の大きさによらずラベルを巻き付けることができるラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】アーム部材76,77の挟持部76A,77Aがケーブル19に接触する面は、平面である。ケーブル19の中心位置が回転体70の回転軸心70Aの位置とずれても、挟持部76A,77Aは、アーム部材76,77が付勢されることによって、常に、ケーブル19の外周面を保持した状態を維持できる。ケーブル19の外径が異なっても同様に、挟持部76A,77Aは、常に、ケーブル19の外周面を保持した状態を維持できる。挟持部76A,77Aがケーブル19を保持した状態で回転体70が回転することによって、ラベル160はケーブル19の外周面に巻き付けられ、粘着材によってケーブル19に貼り付けられる。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
貼付対象のラベルの端部が貼り付けられた被着体が挿入され、駆動源から伝達される駆動力によって回転し、前記被着体の周囲に前記ラベルを巻き付けて貼り付ける巻付部と
前記巻付部を回転可能に支持する筐体と
を備え、
前記巻付部は、
前記被着体の挿入位置へ向けて前記被着体が挿入される挿入方向に沿い、且つ前記挿入位置に対して前記挿入方向に交差する方向の一方側で前記挿入位置を向く平面である第1押圧面を有し、前記被着体が前記挿入位置に位置する場合に前記第1押圧面で前記ラベルを前記被着体へ向けて押圧する第1押圧部材と、
前記挿入方向に沿い、且つ前記挿入位置に対して前記挿入方向に交差する方向の他方側で前記挿入位置を向き、前記第1押圧部材に対向する平面である第2押圧面を有し、前記被着体が前記挿入位置に位置する場合に前記第2押圧面で前記ラベルを前記被着体へ向けて押圧する第2押圧部材と、
前記第1押圧部材および前記第2押圧部材を内部に保持し、前記挿入位置を中心に回転する回転体と、
前記回転体の内面と前記第1押圧部材の間に配置し、前記第1押圧面が前記挿入位置を挟んで前記第2押圧面に近づく向きに前記第1押圧部材を付勢する第1付勢部材と、
前記回転体の内面と前記第2押圧部材の間に配置し、前記第2押圧面が前記挿入位置を挟んで前記第1押圧面に近づく向きに前記第2押圧部材を付勢する第2付勢部材と
を備えたこと
を特徴とするラベル貼付装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1押圧部材および前記第2押圧部材は、それぞれ前記挿入方向に沿って延びる板状であり、
前記挿入方向において前記挿入位置よりも下流側に位置するそれぞれの基部を前記回転体に支持する1つの軸体を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
前記第1押圧部材と前記第2押圧部材は同じ形状であること
を特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
【請求項4】
前記第1押圧部材と前記第2押圧部材のそれぞれの前記基部とは反対側で、前記挿入方向において前記挿入位置よりも上流側に位置するそれぞれの先部は、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材の揺動する位置によらず、前記回転体の外周の位置よりも内部に位置すること
を特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
【請求項5】
前記回転体に対し、前記回転体の回転軸心が延びる方向である軸心方向の一方側の位置に、前記挿入位置への前記被着体の挿入の有無を検出する第1検出器と、
前記回転体に対し前記軸心方向の他方側の位置に、前記挿入位置への前記被着体の挿入の有無を検出する第2検出器と
を備え、
前記駆動源は、前記被着体が前記挿入位置に挿入されたことを前記第1検出器と前記第2検出器の両方が検出した場合に駆動して、前記回転体を回転すること
を特徴とする請求項4に記載のラベル貼付装置。
【請求項6】
前記第1検出器と前記第2検出器は、前記挿入位置のうち、前記挿入方向の最も下流側の位置に前記被着体が挿入された状態において、前記被着体の挿入を検出すること
を特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
【請求項7】
前記第1押圧面および前記第2押圧面のそれぞれには、粘着材の付着を抑制するコーティング層が形成されたこと
を特徴とする請求項6に記載のラベル貼付装置。
【請求項8】
前記第1押圧部材のうち、少なくとも前記第1押圧面は、金属製であり、
前記第2押圧部材のうち、少なくとも前記第2押圧面は、金属製であること
を特徴とする請求項7に記載のラベル貼付装置。
【請求項9】
前記回転体の前記軸心方向の一端を回転可能に支持し、且つ前記被着体の前記挿入位置への挿入を案内する第1案内溝を有する第1支持部材と、
前記回転体の前記軸心方向の他端を回転可能に支持し、且つ前記被着体の前記挿入位置への挿入を案内する第2案内溝を有する第2支持部材と
を備え、
前記筐体は、
前記第1支持部材および前記第2支持部材が前記回転体を支持した状態で前記第1支持部材を固定する第1固定部と、
前記第1支持部材および前記第2支持部材が前記回転体を支持した状態で前記第2支持部材を固定する第2固定部と
を備えたこと
を特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
【請求項10】
前記第1案内溝は、前記被着体を案内する第1案内位置へ向けて前記第1支持部材を切欠いた凹部状であり、
前記第2案内溝は、前記被着体を案内する第2案内位置へ向けて前記第2支持部材を切欠いた凹部状であり、
前記第1支持部材および前記第2支持部材が前記回転体を支持した状態で、前記第1案内位置および前記第2案内位置は、前記回転体の前記軸心方向において、前記挿入位置と同じ位置に形成されたこと
を特徴とする請求項9に記載のラベル貼付装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
被着体にラベルを貼り付けるラベル貼付装置が知られている(例えば特許文献1参照)。ラベル貼付装置において、剥離材から全て剥がされたラベルは支持部に搬送され、粘着面を上方に向けて水平に配置される。ケーブルは、案内部材により貼付機構に向けて下方に案内される過程でラベルに上方から接触し、ラベルの粘着面にケーブルの一部が貼付される。ケーブルはラベルとともに貼付機構に挿入される。ラベルは貼付機構によってケーブルに巻き付けられて、貼り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-20663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の貼付機構は、第1アーム部材と第2アーム部材の屈曲部にケーブルを挟み、アーム部材を回転させて、ケーブルにラベルを巻き付ける構成である。屈曲部は、側面視でケーブルの径方向に膨らむ形状であり、特に、屈曲部の内径よりも細いケーブルにラベルを巻き付ける場合、屈曲部間にケーブルを保持することが難しい。このため、ケーブルの太さによらずラベルの巻き付けを行いたいという要望があった。
【0005】
本発明の目的は、被着体の大きさによらずラベルを巻き付けることができるラベル貼付装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、貼付対象のラベルの端部が貼り付けられた被着体が挿入され、駆動源から伝達される駆動力によって回転し、前記被着体の周囲に前記ラベルを巻き付けて貼り付ける巻付部と前記巻付部を回転可能に支持する筐体とを備え、前記巻付部は、前記被着体の挿入位置へ向けて前記被着体が挿入される挿入方向に沿い、且つ前記挿入位置に対して前記挿入方向に交差する方向の一方側で前記挿入位置を向く平面である第1押圧面を有し、前記被着体が前記挿入位置に位置する場合に前記第1押圧面で前記ラベルを前記被着体へ向けて押圧する第1押圧部材と、前記挿入方向に沿い、且つ前記挿入位置に対して前記挿入方向に交差する方向の他方側で前記挿入位置を向き、前記第1押圧部材に対向する平面である第2押圧面を有し、前記被着体が前記挿入位置に位置する場合に前記第2押圧面で前記ラベルを前記被着体へ向けて押圧する第2押圧部材と、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材を内部に保持し、前記挿入位置を中心に回転する回転体と、前記回転体の内面と前記第1押圧部材の間に配置し、前記第1押圧面が前記挿入位置を挟んで前記第2押圧面に近づく向きに前記第1押圧部材を付勢する第1付勢部材と、前記回転体の内面と前記第2押圧部材の間に配置し、前記第2押圧面が前記挿入位置を挟んで前記第1押圧面に近づく向きに前記第2押圧部材を付勢する第2付勢部材とを備えたことを特徴とするラベル貼付装置が提供される。
【0007】
第1押圧部材と第2押圧部材は、それぞれ第1付勢部材と第2付勢部材によって第1押圧面と第2押圧面が互いに近づく向きに付勢されている。故に第1押圧部材と第2押圧部材は、挿入位置に挿入される被着体の外径によらず、第1押圧面と第2押圧面で被着体を挟んで押圧することができる。第1押圧部材と第2押圧部材は、挿入位置に挿入された被着体を第1押圧面と第2押圧面で挟み、その状態で回転体とともに挿入位置を中心に回転することで、被着体の外径が異なっても第1押圧面と第2押圧面の接触状態を維持することができるので、ラベルを被着体に巻き付けることができる。
【0008】
本態様において、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材は、それぞれ前記挿入方向に沿って延びる板状であり、前記挿入方向において前記挿入位置よりも下流側に位置するそれぞれの基部を前記回転体に支持する1つの軸体を備えてもよい。第1押圧部材と第2押圧部材は、それぞれの基部が1つの軸体によって回転体に軸支される。すなわち第1押圧部材と第2押圧部材は軸体を中心に揺動し、挿入位置を挟んでそれぞれの第1押圧面と第2押圧面を互いに近づけることができる。よって第1押圧部材と第2押圧部材は、外径の異なる被着体に対して第1押圧面と第2押圧面で挟み込んで接触状態を維持でき、ラベルを巻き付けることができる。
【0009】
本態様において、前記第1押圧部材と前記第2押圧部材は同じ形状であってもよい。巻付部は、同じ形状の第1押圧部材と第2押圧部材を回転体に保持して構成される。故にラベル貼付装置は、生産コストを抑制でき、且つ組立時の部品の取り付け違いを防止することができる。
【0010】
本態様において、前記第1押圧部材と前記第2押圧部材のそれぞれの前記基部とは反対側で、前記挿入方向において前記挿入位置よりも上流側に位置するそれぞれの先部は、前記第1押圧部材および前記第2押圧部材の揺動する位置によらず、前記回転体の外周の位置よりも内部に位置してもよい。例えば外径の大きな被着体が挿入され、第1押圧部材と第2押圧部材が大きく揺動した状態となっても、先部は回転体の内部に位置するので、回転体の回転を妨げない。よってラベル貼付装置は、比較的大きな外径を有する被着体に対してもラベルの巻き付けを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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