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公開番号2025082133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195407
出願日2023-11-16
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250521BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着装置に設けられた光センサとユーザの手の間での静電気の放電を抑制することを目的とする。
【解決手段】画像形成装置は、開口を有する本体筐体と、開口を開閉する本体カバーと、本体筐体内に位置し、開口を介して本体筐体の外に露出する定着装置80を備える。定着装置80は、定着ローラ(加熱ローラ81)と、金属フレーム(210)と、シートの通過を検知するための光センサ86を有する。金属フレームは、定着ローラの軸方向の端部を回転可能に支持するベース部211を有する。金属フレームは、本体筐体10の基準電位に接続されている。光センサ86は、軸方向において定着ローラの端部の外側に位置する。金属フレームは、延出部212をさらに有する。延出部212は、ベース部211から光センサ86側に延出する。延出部212は、光センサ86よりも本体カバー側に位置する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有する本体筐体と、
前記開口を開閉する本体カバーと、
前記本体筐体内に位置し、前記開口を介して前記本体筐体の外に露出する定着装置と、を備え、
前記定着装置は、
シートにトナー像を定着させるための定着ローラと、
前記定着ローラの軸方向の端部を回転可能に支持するベース部を有する金属フレームであって、前記本体筐体の基準電位に接続された金属フレームと、
シートの通過を検知するための光センサであって、前記軸方向において前記定着ローラの前記端部の外側に位置する光センサと、を有し、
前記金属フレームは、
前記ベース部から前記光センサ側に延出し、前記光センサよりも前記本体カバー側に位置する延出部をさらに有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記定着装置は、
前記延出部を前記本体カバー側から覆う樹脂製の壁を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記定着装置は、
前記金属フレームと前記光センサを支持し、前記本体筐体に着脱可能な定着筐体を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記延出部は、
前記ベース部から前記軸方向に延びる第1部分と、
前記第1部分の先端から上方に延びる第2部分と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記軸方向における前記延出部と前記光センサの間隔は、前記光センサの最大寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記軸方向と上下方向に直交する方向における前記延出部と前記光センサの間隔は、前記光センサの最大寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記延出部の少なくとも一部は、上下方向において、前記光センサの範囲内に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記延出部の上端は、前記光センサの上端より上に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記定着装置は、
前記光センサを前記本体カバー側から覆う第1位置と、前記光センサを前記本体カバーに向けて露出させる第2位置との間で回動可能なカバーを有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートの通過を検知するための光センサを備えた定着装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-039048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、定着装置で詰まったシートを取り除くジャム処理などを行う場合などにおいて、ユーザが定着装置に手を近づけると、ユーザの手が光センサに近接することがある。この場合に、手と光センサの間で静電気の放電が起こると、光センサが故障するおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、定着装置に設けられた光センサとユーザの手の間での静電気の放電を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本開示の画像形成装置は、本体筐体と、本体カバーと、定着装置と、を備える。
本体筐体は、開口を有する。
本体カバーは、開口を開閉する。
定着装置は、本体筐体内に位置する。定着装置は、開口を介して本体筐体の外に露出する。定着装置は、定着ローラと、金属フレームと、光センサと、を有する。
定着ローラは、シートにトナー像を定着させるためのローラである。
金属フレームは、定着ローラの軸方向の端部を回転可能に支持するベース部を有する。金属フレームは、本体筐体の基準電位に接続されている。
光センサは、シートの通過を検知するためのセンサである。光センサは、軸方向において定着ローラの端部の外側に位置する。
金属フレームは、延出部をさらに有する。
延出部は、ベース部から光センサ側に延出する。延出部は、光センサよりも本体カバー側に位置する。
【0007】
延出部が、ベース部から光センサ側に延出し、光センサよりも本体カバー側に位置する構成とすることで、ユーザが開口から本体筐体内に手を入れ、ユーザの手が光センサに近づいた場合であっても、光センサよりもユーザ側にある延出部と手の間で静電気による放電が起こって電気が本体筐体の基準電位に逃がされるので、光センサとユーザの手の間での静電気の放電を抑制できる。
【0008】
また、定着装置は、延出部を本体カバー側から覆う樹脂製の壁を有していてもよい。
【0009】
延出部が樹脂製の壁で覆われることで、延出部にユーザが触れるのを抑制できる。
【0010】
定着装置は、金属フレームと光センサを支持し、本体筐体に着脱可能な定着筐体を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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