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公開番号
2025081999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195161
出願日
2023-11-16
発明の名称
収納容器、および集風部品
出願人
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250521BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】 風向きによらず、機器が収納される収納容器に、安定的な放熱効率を提供する。
【解決手段】 収納容器は、収納されている機器を防護するための筐体と、機器と熱的に接続され、筐体の上端から下端に至る中空部の表面上にフィンが設けられたヒートシンクと、外気をヒートシンクの中空部の下端における開口へ導入する集風部品と、を備え、集風部品は、ヒートシンクの下側に配置されて、より下方からより上方に向けて延設された曲面と、曲面を複数の領域に垂直方向に仕切る側面とを有し、曲面は、上端がヒートシンクにおける中空部の開口の中央を指向し、下端がヒートシンクの外側方向を指向する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
収納されている機器を防護するための筐体と、
前記機器と熱的に接続され、前記筐体の上端から下端に至る中空部の表面上にフィンが設けられたヒートシンクと、
外気を前記ヒートシンクの前記中空部の下端における開口へ導入する集風部品と、を備え、
前記集風部品は、前記ヒートシンクの下側に配置されて、より下方からより上方に向けて延設された曲面と、前記曲面を複数の領域に垂直方向に仕切る側面とを有し、
前記曲面は、上端が前記ヒートシンクにおける前記中空部の前記開口の中央を指向し、下端が前記ヒートシンクの外側方向を指向する
収納容器。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記ヒートシンクの前記中空部の内面上には、放熱フィンが形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項3】
前記ヒートシンクは、熱伝導率が80[W/mK]以上の素材で形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項4】
前記ヒートシンクは、前記筐体の下面と上面との間を貫通する
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項5】
前記筐体は、円筒形状を有しており、前記筐体の中心部を、前記ヒートシンクが貫通している
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項6】
送風ファンをさらに備え、前記送風ファンは、前記ヒートシンクが延伸する方向へ送風する
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項7】
前記集風部品の前記曲面は、錐形を有しており、前記集風部品の前記曲面の上に、前記錐形の中心から放射状に配置された複数の側面を備え、前記複数の側面が、前記曲面を前記複数の領域に仕切っている
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項8】
前記曲面は、空気の流れ方向を水平方向から鉛直方向上向きに変換する
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項9】
前記側面は、空気が水平方向に流れることを妨害する
ことを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
【請求項10】
外気を収納容器内に導入するための集風部品であって、
前記収納容器を貫通する中空のヒートシンクの下側に配置されて、より下方からより上方に向けて延設された曲面と、前記曲面を複数の領域に垂直方向に仕切る側面とを有し、
前記曲面は、上端が前記ヒートシンクの開口の中央を指向し、下端が前記ヒートシンクの外側方向を指向する
集風部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、収納容器、および集風部品に関し、特に、発熱源である電気機器や電子機器が収納される収納容器、および集風部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電気機器や電子機器(以下、単に機器と呼ぶ)が屋外に設置される場合、風雨、塵埃、塩、腐食性物質、および日光などから機器を防護するために、密閉された収納容器内に、機器が収納される。機器は、バッテリやプロセッサを有する発熱源である。
【0003】
関連する技術として、収納容器内の機器から発生する熱を筐体の外面に伝熱させ、自然風(ここでは、外気中に自然に発生する風を意味する)を利用して、筐体の外面と外気との間で熱交換する放熱方式がある。この放熱方式では、風上側の筐体の外面は、放熱効率が高い一方で、風下側の筐体の外面は、放熱効率が低くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平03-023992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した関連する技術には、風向きにより、収納容器の放熱効率にムラができるという問題がある。そのため、収納容器内における機器の配置によっては、機器が十分に冷却されない可能性がある。
【0006】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、風向きによらず、機器が収納される収納容器に、安定的な放熱効率を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る収納容器は、収納されている機器を防護するための筐体と、前記機器と熱的に接続され、筐体の上端から下端に至る中空部の表面上にフィンが設けられたヒートシンクと、外気を前記ヒートシンクの前記中空部の下端における開口へ導入する集風部品と、を備え、前記集風部品は、前記ヒートシンクの下側に配置されて、より下方からより上方に向けて延設された曲面と、前記曲面を複数の領域に垂直方向に仕切る側面とを有し、前記曲面は、上端が前記ヒートシンクにおける前記中空部の前記開口の中央を指向し、下端が前記ヒートシンクの外側方向を指向する。
【0008】
本開示の一態様に係る集風部品は、外気を収納容器内に導入するための集風部品であって、前記収納容器を貫通する中空のヒートシンクの下側に配置されて、より下方からより上方に向けて延設された曲面と、前記曲面を複数の領域に垂直方向に仕切る側面とを有し、前記曲面は、上端が前記ヒートシンクの開口の中央を指向し、下端が前記ヒートシンクの外側方向を指向する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、風向きによらず、機器が収納される収納容器に、安定的な放熱効率を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る収納容器の外観図である。
一実施形態に係る収納容器の他の外観図である。
一実施形態に係る収納容器を通り抜ける外気(空気)の流れの一例を示す。
一実施形態に係る集風部品の構造の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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