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公開番号
2025081862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023194916
出願日
2023-11-16
発明の名称
ワイヤソーの状態監視システム、ワイヤソー、及びワイヤソーの状態監視方法
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B24B
27/06 20060101AFI20250521BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】ワイヤの状態を監視すること。
【解決手段】第1加工用ローラ及び第2加工用ローラと、第1加工用ローラと第2加工用ローラとに掛け渡されるワイヤと、ワイヤが走行している状態で第1加工用ローラと第2加工用ローラとの間のワイヤにワークを押し付けるように移動する移動部材と、を備えるワイヤソーの状態監視システムは、第1加工用ローラへのワイヤの繰入量を検出する第1ワイヤセンサの検出データ及び第2加工用ローラからのワイヤの繰出量を検出する第2ワイヤセンサの検出データを取得する検出データ取得部と、繰入量及び繰出量に基づいて、ワイヤの状態を推定する推定部と、推定部による推定結果を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1加工用ローラ及び第2加工用ローラと、前記第1加工用ローラと前記第2加工用ローラとに掛け渡されるワイヤと、前記ワイヤが走行している状態で前記第1加工用ローラと前記第2加工用ローラとの間の前記ワイヤにワークを押し付けるように移動する移動部材と、を備えるワイヤソーの状態監視システムであって、
前記第1加工用ローラへの前記ワイヤの繰入量を検出する第1ワイヤセンサの検出データ及び前記第2加工用ローラからの前記ワイヤの繰出量を検出する第2ワイヤセンサの検出データを取得する検出データ取得部と、
前記繰入量及び前記繰出量に基づいて、前記ワイヤの状態を推定する推定部と、
前記推定部による推定結果を出力する出力部と、を備える、
ワイヤソーの状態監視システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記繰入量と前記繰出量との差に基づいて、前記ワイヤの状態を推定する、
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項3】
前記ワイヤの状態は、前記第1加工用ローラと前記第2加工用ローラとの間の前記ワイヤのたわみ量を含む、
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項4】
前記推定部は、ワークの加工中に、前記ワイヤの状態を推定する、
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項5】
前記移動部材は、前記ワークが前記ワイヤから離れている第1状態から、前記ワイヤに接触する第2状態を経て、前記ワイヤをたわませるように移動する第3状態に変化するように制御され、
前記推定部は、前記第3状態において取得された前記繰入量及び前記繰出量に基づいて、前記ワイヤの状態を推定する、
請求項4に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項6】
前記ワイヤソーは、前記第1加工用ローラに送られる前記ワイヤを繰り出す第1ボビンと、前記第2加工用ローラから繰り出された前記ワイヤを巻き取る第2ボビンと、前記第1加工用ローラと前記第1ボビンとの間に配置され前記ワイヤの走行に伴って回転する第1従動ローラと、前記第2加工用ローラと前記第2ボビンとの間に配置され前記ワイヤの走行に伴って回転する第2従動ローラと、を備え、
前記第1ワイヤセンサは、前記繰入量として前記第1従動ローラの回転数を検出し、
前記第2ワイヤセンサは、前記繰出量として前記第2従動ローラの回転数を検出する、
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項7】
前記第1従動ローラ及び前記第2従動ローラのそれぞれは、前記ワイヤをガイドするガイドローラである、
請求項6に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項8】
前記第1ワイヤセンサ及び前記第2ワイヤセンサのそれぞれは、ロータリエンコーダを含む、
請求項6に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項9】
前記第1ワイヤセンサ及び前記第2ワイヤセンサのそれぞれは、前記ワイヤの走行速度を検出可能な検出装置を含む、
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システム。
【請求項10】
請求項1に記載のワイヤソーの状態監視システムを備える、
ワイヤソー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤソーの状態監視システム、ワイヤソー、及びワイヤソーの状態監視方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ワイヤソーに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、ワイヤ湾曲監視システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-060397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤソーは、走行しているワイヤにワークを押し付けて切断する。不良な状態のワイヤによりワークを切断すると、切断後のワークの品質が低下したり、ワイヤソーの生産性が低下したりする可能性がある。
【0005】
本開示は、ワイヤの状態を監視することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従えば、第1加工用ローラ及び第2加工用ローラと、第1加工用ローラと第2加工用ローラとに掛け渡されるワイヤと、ワイヤが走行している状態で第1加工用ローラと第2加工用ローラとの間のワイヤにワークを押し付けるように移動する移動部材と、を備えるワイヤソーの状態監視システムであって、第1加工用ローラへのワイヤの繰入量を検出する第1ワイヤセンサの検出データ及び第2加工用ローラからのワイヤの繰出量を検出する第2ワイヤセンサの検出データを取得する検出データ取得部と、繰入量及び繰出量に基づいて、ワイヤの状態を推定する推定部と、推定部による推定結果を出力する出力部と、を備える、ワイヤソーの状態監視システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ワイヤの状態を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤソーを模式的に示す図である。
図2は、実施形態に係るワイヤソーを示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るワイヤソーの状態監視システムを示すブロック図である。
図4は、実施形態に係るワイヤソーの動作を説明するための図である。
図5は、実施形態に係るワイヤの状態とたわみ量との関係を説明するための図である。
図6は、実施形態に係るワイヤの状態とたわみ量との関係を説明するための図である。
図7は、実施形態に係るワイヤの繰入量と繰出量との差を説明するための図である。
図8は、実施形態に係るワイヤソーの状態監視方法を示すフローチャートである。
図9は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
図10は、別の実施形態に係るワイヤソーの一部を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
[ワイヤソー]
図1は、実施形態に係るワイヤソー1を模式的に示す図である。図2は、実施形態に係るワイヤソー1を示すブロック図である。ワイヤソー1は、ワークWを切断する。ワイヤソー1は、ワークWをスライス加工する。ワークWとして、シリコンインゴット、合成石英、水晶、及び磁石が例示される。
(【0011】以降は省略されています)
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