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公開番号
2025081783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025037299,2024130954
出願日
2025-03-10,2020-02-21
発明の名称
採血管ホルダー及び採血キット
出願人
株式会社トップ
代理人
個人
主分類
A61B
5/154 20060101AFI20250520BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】圧縮された弾性鞘体に押圧されたときにも採血管が脱落することのない採血管ホルダーを提供する。
【解決手段】採血管ホルダー1は、採血管ホルダー本体11と保持部材12とを備える。
採血管ホルダー本体11は、針基15に支持された針管17と、針管17を被覆する弾性鞘体18とを備え、保持部材12は、圧接部材22を備える。採血管ホルダー本体11は、採血管ホルダー本体11の中空部に挿入された採血管に底部13側から当接することで採血管を採血管ホルダー本体11の軸方向に位置決めする複数の当接部11d,11e,11gを備え、当接部11d,11e,11gは、採血管ホルダー本体11の周方向において圧接部材22の間に配置される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
真空採血管を保持する採血管ホルダーであって、
前記真空採血管が挿入される筒状の採血管ホルダー本体と、
前記採血管ホルダー本体の先端部に取り付けられ、前記真空採血管を穿刺する針管と、
前記採血管ホルダー本体内に設けられた複数の弾性変形可能な薄板状部材により構成され、前記採血管ホルダー本体の径方向に弾性変形して前記真空採血管の側面を押圧する圧接部材と、
を備え、
前記採血管ホルダー本体の先端部には、前記真空採血管の先端面と当接し、前記真空採血管の進入を止める第3の当接部が形成され、
前記圧接部材と前記第3の当接部は、前記採血管ホルダー本体の周方向に沿って交互に複数配置されている、採血管ホルダー。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記圧接部材と前記第3の当接部の間隔は、前記採血管ホルダー本体の周方向に沿って一定であり、2つの前記第3の当接部の中間に前記圧接部材が配置されている、請求項1に記載の採血管ホルダー。
【請求項3】
前記第3の当接部は、前記採血管ホルダー本体の底部の内側面に立設したリブである、請求項1又は2に記載の採血管ホルダー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、採血管ホルダー及び採血キットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、血液検査等で血液試料を採取する際には、採血キットが使用される。採血キットは、血管に穿刺される針管を備えるいわゆる翼状針(翼付針)等の採血具で生体から採血し、この採血した血液試料を採血管ホルダーに保持される真空採血管に貯留するものであり、採血具と、コネクタを介して該採血具に接続され、真空採血管を保持する採血管ホルダーとを備える。
【0003】
前記採血管ホルダーとして、例えば、中空有底円筒状の採血管ホルダー本体と、該採血管ホルダー本体の内周面に内嵌されて該採血管ホルダー本体の中空部に挿入されるシリンジ等の採血管を着脱自在に保持する保持部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1記載の採血管ホルダーは、前記採血管ホルダー本体の底部に取着された針基に支持されて該採血管ホルダー本体の中空部に突出する中空の針管を備えており、該採血管ホルダー本体の中空部に前記シリンジ等の採血管が挿入されると該針管が採血管を貫通し、採血した血液試料が該針管を介して該採血管に導入される。また、特許文献1記載の採血管ホルダーにおいて、前記保持部材は複数の圧接部材を備えており、該圧接部材は、前記採血管ホルダー本体の中空部に前記シリンジ等の採血管が挿入されたときに該採血管ホルダー本体の内周面側に揺動する一方、それ自体の弾性力により該採血管の外周面に圧接する。この結果、前記採血管ホルダーは、採血した血液試料が前記採血管に導入される間、前記採血管の外周面に圧接する前記圧接部材により該採血管を保持し、前記採血管ホルダー本体の中空部から該採血管が脱落することを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-300899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1記載の採血管ホルダーは、前記採血管ホルダー本体の中空部に前記採血管を挿入すると、前記針管を被覆する弾性鞘体が該採血管の先端部に押圧されて圧縮され、それ自体の弾性により原状に復帰しようとするときに、該採血管が該弾性鞘体に押圧されて該採血管ホルダー本体から脱落する虞があるという不都合がある。
【0007】
本発明は、かかる不都合を解消して、圧縮された前記弾性鞘体に押圧されたときにも前記採血管が脱落することのない採血管ホルダーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するために、本発明の採血管ホルダーは、中空有底筒状の採血管ホルダー本体と、該採血管ホルダー本体の内周面に内嵌されて該採血管ホルダー本体の中空部に挿入される採血管を着脱自在に保持する保持部材とを備え、該採血管ホルダー本体は、底部に設けられた針基と、該針基に支持されて該採血管ホルダー本体の中空部に突出する中空の針管と、該針管をその全長に亘って被覆する弾性鞘体とを備え、該保持部材は、該採血管ホルダー本体の内周面に内嵌される中空筒状の嵌合部材と、該嵌合部材から該採血管ホルダー本体の中空部に突出し、該採血管ホルダー本体の中空部に該採血管が挿入されたときに該採血管ホルダー本体の内周面側に揺動する一方、それ自体の弾性力により該採血管の外周面に圧接する複数の圧接部材とを備える採血管ホルダーにおいて、該採血管ホルダー本体は、該採血管ホルダー本体の中空部に挿入された該採血管に前記底部側から当接することで該採血管を該採血管ホルダー本体の軸方向に位置決めする複数の当接部を備え、該当接部は、該採血管ホルダー本体の周方向において該圧接部材の間に配置されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の採血キットは、本発明の採血管ホルダーと、血管に穿刺される採血針管及び該採血針管と前記針管が連通するように前記採血管ホルダー本体に接続可能なホルダー側コネクタを備える採血具と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の採血管ホルダー及び採血キットによれば、前記採血管が前記採血管ホルダー本体の中空部に挿入されると、前記保持部材の前記嵌合部材から該採血管ホルダー本体の中空部に突出する複数の圧接部材が、該採血管に押圧されて該採血管ホルダー本体の内周面側に揺動する。このとき、前記圧接部材は、前記のように揺動されるとそれ自体の弾性力により原状に復帰しようとし、前記採血管の外周面に圧接して該採血管を保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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