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公開番号
2025081446
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025022223,2023189876
出願日
2025-02-14,2019-07-29
発明の名称
有機化合物
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
C07D
235/02 20060101AFI20250520BHJP(有機化学)
要約
【課題】新規な有機金属錯体を提供する。
【解決手段】配位子に1H-ナフト[1,2-d]イミダゾール骨格を含む、一般式(G-1)で表される構造を有するIr錯体である。1H-ナフト[1,2-d]イミダゾール骨格が有するNの内、Irと結合していないNは置換または無置換のアリール基と結合している。
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一般式(G-1)中、R1乃至R10はそれぞれ独立に水素、炭素数1乃至6のアルキル基、置換または無置換の炭素数3乃至7のシクロアルキル基、置換または無置換の炭素数6乃至25のアリール基または電子吸引基を表し、Arは置換または無置換の炭素数6乃至25のアリール基を表す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一般式(g-1)で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000079.jpg
64
166
一般式(g-1)中、R
1
乃至R
10
はそれぞれ独立に、水素、炭素数1乃至6のアルキル基、置換もしくは無置換の炭素数3乃至7のシクロアルキル基、置換もしくは無置換の炭素数6乃至25のアリール基、ハロゲノ基、シアノ基、ニトロ基、カルボニル基、またはハロアルキル基のいずれかを表し、Arは置換もしくは無置換の炭素数6乃至25のアリール基を表す。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1において、
Arは、下記式(Ar-1)乃至(Ar-25)のいずれかである有機化合物。
JPEG
2025081446000080.jpg
164
166
【請求項3】
請求項1において、
Arは、置換もしくは無置換のフェニル基である有機化合物。
【請求項4】
請求項3において、
Arが有する置換基は、炭素数1乃至6のアルキル基である有機化合物。
【請求項5】
請求項3において、
Arが有する置換基は、炭素数3乃至7の分岐鎖アルキル基である有機化合物。
【請求項6】
下記式で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000081.jpg
56
165
【請求項7】
下記式で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000082.jpg
55
166
【請求項8】
下記式で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000083.jpg
56
166
【請求項9】
下記式で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000084.jpg
45
166
【請求項10】
下記式で表される有機化合物。
JPEG
2025081446000085.jpg
44
166
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、新規な有機化合物に関する。特に配位子に1H-ナフト[1,2-d
]イミダゾール骨格を含む有機金属錯体に関する。または、該有機金属錯体を含む発光素
子、発光装置、電子機器、および照明装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本発明の一態様は物、方法、
または、製造方法に関する。特に、本発明の一態様は、有機化合物、発光素子、発光装置
、照明装置、それらの製造方法に関する。また、本発明の一態様は、配位子に1H-ナフ
ト[1,2-d]イミダゾール骨格を含む有機金属錯体の新規な合成方法に関する。その
ため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様としては、該有機金属錯体を含む
発光素子、発光装置、表示装置、電子機器、及び照明装置の製造方法、を一例として挙げ
ることができる。
【背景技術】
【0003】
有機化合物を用いたエレクトロルミネッセンス(EL:Electrolumines
cence)を利用する発光素子(有機EL素子)の実用化が進んでいる。これら発光素
子の基本的な構成は、一対の電極間に発光材料を含む有機化合物層(EL層)を挟んだも
のである。この素子に電圧を印加して、キャリアを注入し、当該キャリアの再結合エネル
ギーを利用することにより、発光材料からの発光を得ることができる。
【0004】
このような発光素子は自発光型であるため、ディスプレイの画素として用いると、視認
性が高く、バックライトが不要である等の利点があり、フラットパネルディスプレイ素子
として好適である。また、このような発光素子を用いたディスプレイは、薄型軽量に作製
できることも大きな利点である。さらに非常に応答速度が速いことも特徴の一つである。
【0005】
また、これらの発光素子は発光層を二次元に連続して形成することが可能であるため、
面状に発光を得ることができる。これは、白熱電球やLEDに代表される点光源、あるい
は蛍光灯に代表される線光源では得難い特色である。また、有機化合物からの発光は材料
を選択することにより紫外光を含まない発光とできることから、照明等に応用できる面光
源としての利用価値も高い。
【0006】
このように有機EL素子を用いたディスプレイや照明装置はさまざまな電子機器に好適
であるため、より良好な効率、素子寿命を有する発光素子を求めて研究開発が進められて
いる。近年では、蛍光発光素子よりも燐光性発光素子の方が、高い発光効率を得ることが
可能であるため、燐光性材料の開発が盛んに行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-147496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した特許文献1において報告されているように優れた特性を示す燐光性材料の開発が
進んでいるが、さらに良好な特性を示す新規材料の開発が望まれている。特に高効率、高
信頼性な青色や緑色の燐光性材料の開発が望まれている。
【0009】
そこで、本発明の一態様では、新規な有機金属錯体を提供することを課題とする。また
は、本発明の一態様では、新規な1H-ナフト[1,2-d]イミダゾール骨格を含む有
機金属錯体を提供することを課題とする。または、本発明の一態様では、量子収率が高い
有機金属錯体を提供することを課題とする。または、本発明の一態様では、発光効率の良
好な発光素子を提供することを課題とする。または、本発明の一態様では、寿命の良好な
発光素子を提供することを課題とする。または、本発明の一態様では、色純度が良好な発
光素子を提供することを課題とする。または、本発明の一態様では、駆動電圧が低い発光
素子を提供することを課題とする。
【0010】
または、本発明の他の一態様では、信頼性の高い発光素子、発光装置及び電子機器を各々
提供することを課題とする。または、本発明の他の一態様では、消費電力の小さい発光素
子、発光装置及び電子機器を各々提供することを課題とする。
(【0011】以降は省略されています)
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