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公開番号
2025081156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194734
出願日
2023-11-15
発明の名称
サイホン排水システム
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E03C
1/122 20060101AFI20250520BHJP(上水;下水)
要約
【課題】サイホンが起動するまので時間を短縮可能なサイホン排水システムを提供する。
【解決手段】サイホン排水システムは、水廻り機器の排水方向下流側に設けられ、横方向に延びる横引き管と横引き管の下流側端部から下方へ延びる竪管とを含んで構成されるサイホン排水管と、水廻り機器からの排水の排出を検知する検知装置と、竪管の中間部に設けられ、上流側に排水を貯留可能な開閉弁と、検知装置で検知された排水排出検知結果に基づいて開閉弁を制御する制御装置と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水廻り機器の排水方向下流側に設けられ、横方向に延びる横引き管と前記横引き管の下流側端部から下方へ延びる竪管とを含んで構成されるサイホン排水管と、
前記水廻り機器からの排水の排出を検知する検知装置と、
前記竪管の中間部に設けられ、上流側に前記排水を貯留可能な開閉弁と、
前記検知装置で検知された排水排出検知結果に基づいて前記開閉弁を制御する制御装置と、
を有するサイホン排水システム。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
水廻り機器の排水方向下流側に設けられ、横方向に延びる横引き管と前記横引き管の下流側端部から下方へ延びてサイホン力を発生させる竪管とを含んで構成されるサイホン排水管と、
前記竪管の下流側に設けられる開閉弁と、
を備え、
前記開閉弁は、前記開閉弁の上流に位置する前記竪管内の排水から受ける圧力が、前記竪管でサイホン力を発生するに必要な水頭に対応する第1圧力よりも高い場合に開状態となる、
サイホン排水システム。
【請求項3】
前記検知装置は、前記竪管内の圧力を検知する圧力センサであり、
前記制御装置は、前記圧力センサで検知された圧力検出結果に基づいて前記開閉弁を制御する、
請求項1に記載のサイホン排水システム。
【請求項4】
前記サイホン排水管に設けられ、内部を流れる排水によって回転する回転体と、
前記回転体によって駆動され、電力を生成する発電機と、
前記発電機で生成された電力を蓄電する蓄電池と、
を備え、
前記制御装置、及び前記開閉弁は、前記蓄電池に蓄電された電力で駆動される、
請求項3に記載のサイホン排水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サイホン排水システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
サイホン排水システムとして、例えば、特許文献1に記載のサイホン排水システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2023-77900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サイホン排水管は、横引き管と、排水の落下によりサイホン力を発生させる竪管とを含んで構成されているが、横引き管が長くなると、水回有り器具からの排水が開始されてサイホン力が発生するまで、即ち、サイホンの起動に時間がかかるため、改善の余地がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、サイホンが起動するまので時間を短縮可能なサイホン排水システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るサイホン排水システムは、水廻り機器の排水方向下流側に設けられ、横方向に延びる横引き管と前記横引き管の下流側端部から下方へ延びる竪管とを含んで構成されるサイホン排水管と、前記水廻り機器からの排水の排出を検知する検知装置と、前記竪管の中間部に設けられ、上流側に前記排水を貯留可能な開閉弁と、前記検知装置で検知された排水排出検知結果に基づいて前記開閉弁を制御する制御装置と、を有する。
【0007】
第1の態様に係るサイホン排水システムでは、開閉弁を閉じ、竪管内にサイホン力が生じさせることが可能な水頭分の排水を貯留した状態を初期状態とすることができる。この初期状態のサイホン排水システムにおいて、水廻り機器から排水を排出すると、検知装置で排水の排出が検知される。
【0008】
排水の排出が検知装置で検出されると、制御装置は排水排出検知結果に基づいて、開閉弁を開状態とすることができる。
【0009】
開閉弁を開状態とすると、竪管内の排水が落下し、排水が開始されてから即時にサイホン力が発生するので、水廻り機器から排出された排水を、サイホン排水管を用いて迅速、かつ効率的に排出することができる。
【0010】
このように、本サイホン排水システムでは、予め竪管に排水を貯留しておくことで、水周り器具機器からの排水が横引き管を経由する時間を待たずにサイホン力が発生し、横引き管の長さに関わらす、サイホンが起動するまので時間を短縮することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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