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公開番号2025080877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194230
出願日2023-11-15
発明の名称光源装置およびプロジェクター
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03B 21/14 20060101AFI20250520BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】被照明領域の照度分布を均一化できる、光源装置およびプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明の光源装置は、光を射出する光源部と、回転可能に支持された透光性部材から構成され、光源部から射出される光が入射する第1入射面と、第1入射面から入射する光を射出させる第1射出面と、を有する第1透過光学素子と、を備え、第1透過光学素子は、第1透過光学素子に対する光の入射方向である第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1回転軸を中心として回転し、第1入射面と第1射出面とは互いに平行であり、光源部の出力は、回転する第1透過光学素子を透過した光の変位量に応じて、変化する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光を射出する光源部と、
回転可能に支持された透光性部材から構成され、前記光源部から射出される前記光が入射する第1入射面と、前記第1入射面から入射する前記光を射出させる第1射出面と、を有する第1透過光学素子と、を備え、
前記第1透過光学素子は、前記第1透過光学素子に対する前記光の入射方向である第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1回転軸を中心として回転し、
前記第1入射面と前記第1射出面とは互いに平行であり、
前記光源部の出力は、回転する前記第1透過光学素子を透過した前記光の変位量に応じて、変化する、
光源装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
回転する前記第1透過光学素子を透過した前記光は、前記光源部の光軸と交差する方向に前記第1透過光学素子の回転角度に応じた前記変位量だけ移動した位置を前記光軸と平行に進行する、
請求項1に記載の光源装置。
【請求項3】
前記第1透過光学素子は、前記第1回転軸を中心として回転することにより、前記光源部から射出される前記光を、第1走査方向に走査する、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項4】
前記第1透過光学素子は石英から構成される、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項5】
前記光源部は、レーザー光を射出するレーザーダイオードからなる発光素子を含む、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項6】
前記光の変位量は周期的に変化しており、
前記光源部の出力は、前記光の変位量に同期して周期的に変化する、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項7】
第1期間における前記光の変位量を第1変位量、前記第1期間と異なる第2期間における前記光の変位量を第2変位量とし、前記第2変位量が前記第1変位量よりも大きい場合に、前記第2期間における前記光源部の出力は前記第1期間における前記光源部の出力よりも大きい、
請求項6に記載の光源装置。
【請求項8】
前記光源部の出力は、前記光源部に供給する電流値を制御することで変化する、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項9】
前記光源部の出力は、前記光源部に供給する電圧のデューティー比を制御することで変化する、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項10】
第n(nは1以上の整数)時刻における前記光源部の出力をP


前記第n時刻から単位時間経過後の第(n+1)時刻までの前記光の変位量をΔd


前記第(n+1)時刻から単位時間経過後の第(n+2)時刻までの前記光の変位量をΔd
n+1
としたとき、
前記第(n+1)時刻における前記光源部の出力P
n+1
は、下式を満たす、
請求項1または請求項2に記載の光源装置。

n+1
=P

×Δd
n+1
/Δd

(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に開示のプロジェクターは、光源装置と、光源装置から射出した光を走査する回転プリズムと、を備えたプロジェクターが開示されている。このプロジェクターでは、回転プリズムの回転によって光源装置からの光を光軸と直交する方向に変位させることで照明領域である液晶パネル等の光変調装置上で光を走査するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-208500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のプロジェクターでは、回転プリズムの回転角度に応じて光源装置から射出された光の変位量が線形的に変化しないため、照明領域内における照度分布が不均一となってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様に従えば、光を射出する光源部と、回転可能に支持された透光性部材から構成され、前記光源部から射出される前記光が入射する第1入射面と、前記第1入射面から入射する前記光を射出させる第1射出面と、を有する第1透過光学素子と、を備え、前記第1透過光学素子は、前記第1透過光学素子に対する前記光の入射方向である第1方向に交差する第2方向に沿って延びる第1回転軸を中心として回転し、前記第1入射面と前記第1射出面とは互いに平行であり、前記光源部の出力は、回転する前記第1透過光学素子を透過した前記光の変位量に応じて、変化する、光源装置が提供される。
【0006】
また、本発明の第2態様に従えば、上記第1態様の光源装置と、前記光源装置から射出される光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備える、プロジェクターが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
プロジェクターの概略構成を示す側面図である。
第2光源装置の構成を示す斜視図である。
第2光源部から射出される第2光の進行方向に垂直な断面を示す図である。
透過光学素子が回転する際の光の挙動を説明するための模式図である。
図5Aの続きを示す模式図である。
図5Bの続きを示す模式図である。
図5Cの続きを示す模式図である。
図5Dの続きを示す模式図である。
図5Eの続きを示す模式図である。
シミュレーションモデルである透過光学素子を示す模式図である。
回転角と変位量との関係を示すグラフを示す図である。
透過光学素子の回転角と緑色光の変位量との関係を示すグラフである。
第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
第2実施形態の第2光源装置の構成を示す斜視図である。
第1変形例のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
第2変形例のプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いた液晶プロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0009】
図1は、本実施形態のプロジェクター20の概略構成を示す平面図である。図2は、プロジェクター20の概略構成を示す側面図である。図2では、図面を見やすくするため、光変調装置の前段の光学系については第2光源装置のみを示す。図3は、第2光源装置の構成を示す斜視図である。
【0010】
図1および図2に示すように、本実施形態のプロジェクター20は、照明装置2と、第1反射ミラー41と、第2反射ミラー42と、光変調装置43Gと、射出側偏光板44Gと、光変調装置43Bと、射出側偏光板44Bと、1/2波長板46Bと、光変調装置43Rと、射出側偏光板44Rと、1/2波長板46Rと、画像光合成素子45と、投射光学装置23と、制御部100と、を備える。なお、本実施形態のプロジェクター20は、1/2波長板46B、46Rを備えているが、必ず備える必要はない。
(【0011】以降は省略されています)

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