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公開番号2025081822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194843
出願日2023-11-16
発明の名称コンピューター、操作方法、操作プログラム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G06F 3/04812 20220101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】指で操作する場合に、細かい操作を可能とするコンピューター、操作方法及び操作プログラムを提供する。
【解決手段】電子機器(コンピューター)100は、複数のオブジェクトと、指に追随するカーソルと、を表示するタッチパネルディスプレイ141と、カーソルの指し示すオブジェクトに対応する処理を実行する実行部として機能するプロセッサー120と、を備え、指の移動する方向の先にカーソルが位置するように指を基準としたカーソルの相対位置を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数のオブジェクトと、指に追随するカーソルと、を表示するタッチパネルディスプレイと、
前記カーソルの指し示す前記オブジェクトに対応する処理を実行する実行部と、
を備え、
前記指の移動する方向の先に前記カーソルが位置するように前記指を基準とした前記カーソルの相対位置を変更する、コンピューター。
続きを表示（約 660 文字）【請求項２】
前記指と前記カーソルとの距離は一定である、
請求項１に記載のコンピューター。
【請求項３】
前記カーソルが前記カーソルの移動範囲の端部に到達すると、前記カーソルを非表示にする、
請求項２に記載のコンピューター。
【請求項４】
前記指の移動方向に延長した線と前記指によるタッチ位置を中心とした円との交点に前記カーソルを表示する、
請求項２に記載のコンピューター。
【請求項５】
前記指の移動方向が変化したことに応じて、前記カーソルは新しい前記相対位置にジャンプする、
請求項２に記載のコンピューター。
【請求項６】
前記カーソルは矢印の形状をし、前記矢印の向きは前記指の移動する方向と一致する、
請求項１に記載のコンピューター。
【請求項７】
ユーザーの指の位置を検出し、
複数のオブジェクトと、前記指の位置及び前記指の移動方向の両方に対応するカーソルとを表示し、
前記カーソルが指し示す前記オブジェクトに対応する処理を実行する、
ことを含む操作方法。
【請求項８】
コンピューターに、
ユーザーの指の位置を検出させ、
複数のオブジェクトと、前記指の位置及び前記指の移動方向の両方に対応するカーソルとを表示させ、
前記カーソルが指し示す前記オブジェクトに対応する処理を実行させる、
操作プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、コンピューター、操作方法、操作プログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、タッチ操作の操作性を向上させるために、様々な手法が提案されている。特許文献１には、タッチ位置から所定の距離離れた位置にカーソルを表示し、当該カーソルを操作することでアイコンにカーソルを位置決めし、タッチ操作することが記載されている。特許文献２には、タッチパネルユニットをディスプレイユニットより大きくすることでディスプレイユニットの隅を指示可能とすることが記載されている。特許文献３には、タッチ位置が画面端に到達した場合にタッチ位置を示すボタン表示位置を画面内側に変更すると共に、次のタッチ操作までボタンタッチ状態が継続されることが記載されている。特許文献４には、タッチ位置に対するカーソルの表示位置（タッチ位置を基準とした相対位置）を二本指のタッチで変更することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－１２３３６７号公報
特開２００２－２８７９０４号公報
特開２００３－１８６６２０号公報
特開２０１４－２１９７２６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
指で操作する場合に、細かい操作を可能とする構成が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記課題を解決するためのコンピューターは、複数のオブジェクトと、指に追随するカーソルと、を表示するタッチパネルディスプレイと、カーソルの指し示すオブジェクトに対応する処理を実行する実行部と、を備え、指の移動する方向の先にカーソルが位置するように指を基準としたカーソルの相対位置を変更する。
【０００６】
上記課題を解決するための操作方法は、ユーザーの指の位置を検出し、複数のオブジェクトと、指の位置及び指の移動方向の両方に対応するカーソルとを表示し、カーソルが指し示すオブジェクトに対応する処理を実行する、ことを含む。
【０００７】
上記課題を解決するための操作プログラムは、コンピューターに、ユーザーの指の位置を検出させ、複数のオブジェクトと、指の位置及び指の移動方向の両方に対応するカーソルとを表示させ、カーソルが指し示すオブジェクトに対応する処理を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
コンピューターのブロック図。
指の動きとカーソル位置を説明する図。
タッチ位置とカーソル位置の軌跡を説明する図。
指の動きとカーソル位置を説明する図。
カーソル表示処理のフローチャート。
指の動きとカーソル位置を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
（１）コンピューターの構成：
（２）カーソル表示処理：
（３）他の実施形態：
【００１０】
（１）コンピューターの構成：
図１は、本発明の実施形態にかかるコンピューターとしての電子機器１００の構成を示すブロック図である。本実施形態におけるコンピューターは、タッチパネルディスプレイを備えた電子機器であり、例えば、タブレットやスマートフォンが想定されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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