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公開番号2025081869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023194924
出願日2023-11-16
発明の名称情報提供システム、発振器提供システム及び処理方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザーに最適な発振器を検討する機会を与える情報提供システム等の提供。
【解決手段】情報提供システム100は、受信部110と、処理部120と、送信部130と、を含む。受信部110は、ユーザー端末200において入力されたプログラマブル発振器300の所望特性データを受信する。処理部120は、所望特性データに適合するプログラマブル発振器300の製品情報である適合製品情報と、代替提案対象となる発振器の製品情報である代替製品情報とを抽出する。送信部130は、適合製品情報および代替製品情報をユーザー端末200に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザー端末において入力されたプログラマブル発振器の所望特性データを受信する受信部と、
前記所望特性データに適合する前記プログラマブル発振器の製品情報である適合製品情報と、代替提案対象となる発振器の製品情報である代替製品情報とを抽出する処理部と、
前記適合製品情報および前記代替製品情報を前記ユーザー端末に送信する送信部と、
を含むことを特徴とする情報提供システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記処理部は、
前記プログラマブル発振器の前記所望特性データが示す複数の特性のうちの一部が一致する発振器の製品情報を、前記代替製品情報として抽出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項３】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記処理部は、
前記プログラマブル発振器の前記所望特性データが示す複数の特性以外の付加特性を有する発振器の製品情報を、前記代替製品情報として抽出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項４】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記処理部は、
前記プログラマブル発振器の前記所望特性データが示す複数の特性のうちの少なくとも１つの特性が、前記プログラマブル発振器の特性より高い特性となる発振器の製品情報を、前記代替製品情報として抽出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項５】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記所望特性データは、
所望出力周波数を含み、
前記処理部は、
出力周波数が前記所望出力周波数と一致する固定周波数発振器の製品情報を前記代替製品情報として抽出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項６】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記所望特性データは、
所望出力周波数を含み、
前記処理部は、
所定割合をｄ％としたときに、
前記所望出力周波数とは異なり、かつ、前記所望出力周波数に対して±ｄ％の出力周波数の発振周波数の発振器を、前記代替製品情報として抽出することを特徴とする情報提供システム。
【請求項７】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記送信部は、
データベースに登録された標準周波数の発振器の製品情報を、前記代替製品情報として優先的に送信することを特徴とする情報提供システム。
【請求項８】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記処理部は、
前記代替提案対象となる発振器の特性に適合する前記プログラマブル発振器の特性の設定を、前記ユーザー端末のユーザーに提示することを特徴とする情報提供システム。
【請求項９】
請求項１に記載の情報提供システムにおいて、
前記ユーザー端末は、
前記プログラマブル発振器に特性データを設定する特性書込み装置に通信接続され、
前記所望特性データは、
前記特性書込み装置によって前記プログラマブル発振器に設定された前記特性データであることを特徴とする情報提供システム。
【請求項１０】
請求項１乃至９のいずれか一項に記載の情報提供システムと、
前記ユーザー端末と、
を含むことを特徴とする発振器提供システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報提供システム、発振器提供システム及び処理方法等に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、発振器等の受注から納品までをシステム化した手法が知られている。特許文献１には、製造元の事業所毎にブランク発振器を予め用意しておき、製造元のサーバーは、顧客の端末から受信した注文データに基づいて発振器の引き渡しに適した事業所を選定し、ブランク発振器に書き込むデータを選定した事業所に送信することで、発振器の早期納品を実現する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－１１７２８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された手法は、顧客の注文データと同一のデータを含む発振器を提供するに過ぎず、当該発振器の提供が、顧客の課題に対して最適な解決策になっているとは限らない。そのため、顧客が発振器を注文する段階で最適な発振器を顧客に検討させる機会を与えるシステムの構築が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一態様は、ユーザー端末において入力されたプログラマブル発振器の所望特性データを受信する受信部と、前記所望特性データに適合する前記プログラマブル発振器の製品情報である適合製品情報と、代替提案対象となる発振器の製品情報である代替製品情報とを抽出する処理部と、前記適合製品情報および前記代替製品情報を前記ユーザー端末に送信する送信部と、を含む情報提供システムに関係する。
【０００６】
本開示の他の態様は、上記した情報提供システムと、前記ユーザー端末と、を含む発振器提供システムに関係する。
【０００７】
本開示の他の態様は、ユーザー端末において入力されたプログラマブル発振器の所望特性データを受信する処理と、前記所望特性データに適合する前記プログラマブル発振器の製品情報である適合製品情報と、代替提案対象となる発振器の製品情報である代替製品情報とを抽出する処理と、前記適合製品情報および前記代替製品情報を前記ユーザー端末に送信する処理と、を含む処理方法に関係する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報提供システム及び発振器提供システムの構成例を説明する図。
本実施形態の処理例を説明するフローチャート。
発振器提供システムの別の構成例を説明する図。
製品情報抽出処理の処理例を説明するフローチャート。
第１代替製品情報抽出処理の処理例を説明するフローチャート。
第２代替製品情報抽出処理の処理例を説明するフローチャート。
本実施形態の手法を適用した画面例を説明する図。
第１代替製品情報に係る画面例を説明する図。
第２代替製品情報に係る画面例を説明する図。
代替製品情報に基づく試作を促す画面例を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【００１０】
図１は、本実施形態の発振器提供システム１０の構成例を説明する図である。図１において、発振器提供システム１０は、情報提供システム１００と、ユーザー端末２００を含む。情報提供システム１００は、ユーザー端末２００とネットワークを介して接続されている。ネットワークとは、具体的には例えばインターネット等の公衆通信網であるが、一部にイントラネットを含んで構成されてもよい。また、図１の情報提供システム１００は一のユーザー端末２００を含むように図示しているが、複数のユーザー端末２００を含んでもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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