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公開番号2025080191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193278
出願日2023-11-13
発明の名称補修工法
出願人株式会社イノアック住環境
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類E02D 3/12 20060101AFI20250516BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】発泡体を充填する空間内の環境によらず発泡体を充填可能な新規の補修工法を提供する。
【解決手段】補修工法は、空間内に発泡体を充填する補修工法であって、前記空間内の水を遮蔽する遮蔽材を前記空間内に配置する工程と、前記遮蔽材の前記水と遮蔽されている側で、前記発泡体を形成する工程と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
空間の内部に発泡体を充填する補修工法であって、
前記空間の内部の水を遮蔽する遮蔽材を前記空間の内部に配置する工程と、
前記遮蔽材の前記水と遮蔽されている側で、前記発泡体を形成する工程と、
を備える、補修工法。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記発泡体の浮力に対抗して前記発泡体を押圧する押圧部材を設置する工程を、
さらに備える、請求項１に記載の補修工法。
【請求項３】
前記押圧部材は、
前記空間を包囲する壁面に架け渡される第１棒部材と、
前記第１棒部材から延びて前記発泡体を固定する第２棒部材と、
を有する、
請求項２に記載の補修工法。
【請求項４】
前記押圧部材は、前記遮蔽材および前記発泡体を前記空間の内部に固定する重りである、
請求項２に記載の補修工法。
【請求項５】
前記空間の開口に配置される蓋部を設置する工程を、さらに備える、
請求項１に記載の補修工法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、補修工法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、地下に存在する空孔に充填材を充填し、補修する工法を開示している。この補修工法では、予め、空孔の壁面に充填材の漏出を防止するためのシールを設けた上で、空孔に合成樹脂で形成された充填材を充填する。
【０００３】
また、特許文献２は、構造物の下部空間にポリウレタンフォームを充填し、補修する工法を開示している。この補修工法では、既存の構造物で包囲された下空間内において、ポリウレタンフォームを発泡させ硬化させることで、下部空間を充填する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００３－２６１９３６号公報
特開２０２３－０４６１９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
近年、経年劣化した地下水路や陥没して生じた地下空間を補修する需要が高まっている。このような空間を発泡体で充填する場合、好適な発泡倍率を得るために、発泡原料と空間内の水を隔離した状態で、発泡原料を発泡および硬化させることが好ましい。
【０００６】
本発明の課題は、発泡体を充填する空間内の環境によらず発泡体を充填可能な新規の補修工法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様に係る補修工法は、空間内に発泡体を充填する補修工法であって、前記空間内の水を遮蔽する遮蔽材を前記空間内に配置する工程と、前記遮蔽材の前記水と遮蔽されている側で、前記発泡体を形成する工程と、を備える。
【発明の効果】
【０００８】
本開示は、発泡体を充填する空間内の環境によらず発泡体を充填可能な新規の補修工法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の実施形態に係る補修工法を施す空間を示す概略図。
本開示の第１実施形態に係る補修工法を示す説明図。
本開示の第１実施形態に係る遮蔽材を示す斜視図。
本開示の第１実施形態に係る補修工法を示す説明図。
本開示の第１実施形態に係る補修工法を示す説明図。
本開示の第１実施形態に係る補修工法を示す説明図。
本開示の第２実施形態に係る押圧部材を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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