TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025080127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193161
出願日
2023-11-13
発明の名称
ヘッドレスト
出願人
株式会社タチエス
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
B60N
2/865 20180101AFI20250516BHJP(車両一般)
要約
【課題】頭部を支持する部分を前後に移動させることのできるヘッドレストを提供すること。
【解決手段】ヘッドレスト100は、右ステー40R及び左ステー40Lと、右ステー40R及び左ステー40Lに支持される支持ユニット30と、支持ユニット30に対し乗り物用シートの前後方向に移動可能に構成された可動ユニットMVと、を備え、支持ユニット30は、可動ユニットMVを前後方向の複数の位置に保持可能なロック部材34を有し、可動ユニットMVは、支持ユニット30を収容する空間を形成する収容部材10と、ロック部材34と係合する係合面210が前後方向に複数並べて設けられた係合面部220及び係合面部220の両端からロック部材34側に向かって立設された壁部213を含む中央ガイド部材20とを有し、中央ガイド部材20は、収容部材10に着脱可能に構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
乗り物用シートのシートバックに支持されるステーと、
前記ステーに支持される支持ユニットと、
前記支持ユニットに対し前記乗り物用シートの前後方向に移動可能に構成された可動ユニットと、を備え、
前記支持ユニットは、前記可動ユニットを前記前後方向の複数の位置に保持可能なロック部材を有し、
前記可動ユニットは、前記支持ユニットを収容する空間を形成する収容部材と、前記ロック部材と係合する係合面が前記前後方向に複数並べて設けられた係合面部及び前記係合面部の前記前後方向に交差する方向の両端から前記ロック部材側に向かって立設された壁部を含む係合部材とを有し、
前記係合部材は、前記収容部材に着脱可能に構成されているヘッドレスト。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のヘッドレストであって、
前記収容部材は、前記係合部材の前記収容部材側の基端部の一部を前記前後方向に挟む状態で前記係合部材を支持する支持部を有するヘッドレスト。
【請求項3】
請求項2に記載のヘッドレストであって、
前記収容部材は、前記前後方向に並んで設けられた第1収容部材及び第2収容部材を含み、
前記支持ユニットと、前記係合部材の前記第1収容部材側の基端部又は前記第1収容部材と、を接続する弾性部材を備え、
前記第2収容部材は、前記弾性部材の前後方向の長さが閾値以上となる場合に前記第2収容部材から前記第1収容部材へ向かう方向への前記可動ユニットの傾きを規制する規制部を有するヘッドレスト。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドレストであって、
前記支持ユニットは、前記係合部材が摺動可能に挿通されて前記可動ユニットの前記前後方向の移動をガイドする第1ガイド孔部を有し、
前記第1ガイド孔部の内壁面の一部は、弾性変形可能に構成されているヘッドレスト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレストに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1と特許文献2には、外カバーの少なくとも一部がシート前後方向に移動可能に構成されたヘッドレストが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国登録特許第10-2122712号公報
独国特許発明第102007002615号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の技術は、頭部を支持する部分を前後に移動させることのできるヘッドレストを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の技術の一態様のヘッドレストは、乗り物用シートのシートバックに支持されるステーと、前記ステーに支持される支持ユニットと、前記支持ユニットに対し前記乗り物用シートの前後方向に移動可能に構成された可動ユニットと、を備え、前記支持ユニットは、前記可動ユニットを前記前後方向の複数の位置に保持可能なロック部材を有し、前記可動ユニットは、前記支持ユニットを収容する空間を形成する収容部材と、前記ロック部材と係合する係合面が前記前後方向に複数並べて設けられた係合面部及び前記係合面部の前記前後方向に交差する方向の両端から前記ロック部材側に向かって立設された壁部を含む係合部材とを有し、前記係合部材は、前記収容部材に着脱可能に構成されているものである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の技術によれば、頭部を支持する部分を前後に移動させることのできるヘッドレストを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の技術の一実施形態であるヘッドレスト100の概略構成を示す外観斜視図である。
図2は、図1に示すヘッドレスト100の分解斜視図である。
図3は、図1に示すヘッドレスト100の別方向から見た分解斜視図である。
図4は、ヘッドレスト100のうちのフロントカバー11、操作ボタン13、及び中央ガイド部材20を示す図であり、フロントカバー11に対して中央ガイド部材20が未装着の状態を示す斜視図である。
図5は、図4において、フロントカバー11の前側部分を前後方向に垂直な面で切断した状態を示す断面図である。
図6は、フロントカバー11にフランジ部22が係合する途中の状態を後ろ側から見た拡大図である。
図7は、中央ガイド部材20の斜視図である。
図8は、支持ユニット30の分解斜視図である。
図9は、支持ユニット30の右ステー40R及び左ステー40Lの軸線を通る断面の模式図である。
図10は、ロック支持部材35から右ステー40R及び左ステー40Lを取り外した状態を示す分解斜視図である。
図11は、図10に示すロック支持部材35の上下方向に垂直な断面の模式図である。
図12は、リアカバー12を取り外した状態のヘッドレスト100を後ろ側から見た部分拡大図である。
図13は、図9の切断面の位置を後壁部32と前壁部33の間にしたときの断面模式図である。
図14は、ヘッドレスト100の上下方向に垂直な断面を示しており、中央ガイド部材20の軸線を通る断面の模式図である。
図15は、中央ガイド部材20と係合端部343のみを抽出して示す図であり、図14に示す断面を上側から見た図である。
図16は、図15に示す状態から可動ユニットMVが最前位置に移動した状態を示す図である。
図17は、ヘッドレスト100の左右方向に垂直且つ中央ガイド部材20の軸線を通る断面の模式図であり、可動ユニットMVが初期位置にある状態を示す図である。
図18は、ヘッドレスト100の左右方向に垂直且つ中央ガイド部材20の軸線を通る断面の模式図であり、可動ユニットMVが最前位置にある状態を示す図である。
図19は、図16に示す状態で操作ボタン13が右方向Rに押圧された状態を示す図である。
図20は、ヘッドレスト100における操作ボタン13、中央ガイド部材20、及び支持ユニット30を抽出して示す図であり、可動ユニットMVが初期位置にある状態を上側から見た図である。
図21は、ヘッドレスト100における操作ボタン13、中央ガイド部材20、及び支持ユニット30を抽出して示す図であり、可動ユニットMVが最前位置にある状態を上側から見た図である。
図22は、操作ボタン13とロック部材34の好ましい配置を説明するための模式図であり、ヘッドレスト100を前側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本開示の技術の一実施形態であるヘッドレスト100の概略構成を示す外観斜視図である。図2は、図1に示すヘッドレスト100の分解斜視図である。図3は、図1に示すヘッドレスト100の別方向から見た分解斜視図である。図1に示すヘッドレスト100は、緩衝部材としてのパッドと、パッドを覆う表皮としてのトリムカバーとを除いた状態を示している。
【0009】
以下の説明においては、ヘッドレスト100が装着された乗り物用シートに正規の姿勢にて座る乗員の前方を前方向Frと記載し、前方向Frの逆方向を後方向Rrと記載し、これらを併せて乗り物用シートの前後方向と記載する。また、上記乗員を後ろ側から見たときのその乗員に対し右方を右方向Rと記載し、その乗員の左方を左方向Lと記載し、これらを併せて乗り物用シートの左右方向と記載する。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向であって、ヘッドレスト100からシート座面側に向かう方向を下方向Dと記載し、下方向Dの逆方向を上方向Uと記載し、これらを併せて乗り物用シートの上下方向と記載する。前後方向、左右方向、及び上下方向は、互いに交差する方向となっている。左右方向は第一方向を構成する。上下方向は特定方向を構成する。
【0010】
[全体構成]
ヘッドレスト100は、乗り物用シートのシートバックの上端部に連結され、乗員の頭部の後方を支持するものである。上記の乗り物には、自動車、航空機、電車、ドローン、又は船舶等が含まれる。ヘッドレスト100は、左右方向に間隔を空けて配置された右ステー40R及び左ステー40Lと、右ステー40R及び左ステー40Lに支持される支持ユニット30と、支持ユニット30に対し前後方向に移動可能に構成された可動ユニットMVと、支持ユニット30と可動ユニットMVとを接続する弾性部材としての引張コイルバネ50と、を備える。右ステー40R及び左ステー40Lは、例えば金属製のフレームで構成され、その下端部が乗り物用シートのシートバックの上端部に挿入されて、該シートバックに支持される。右ステー40Rは第1ステーを構成し、左ステー40Lは第2ステーを構成する。支持ユニット30は、詳細は後述するが、前後方向に貫通する中央ガイド孔部31C、右ガイド孔部31R、及び左ガイド孔部31Lを有している。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
飛行自動車
3か月前
個人
警告装置
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
19日前
個人
小型EVシステム
1か月前
個人
車輪清掃装置
2日前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
個人
アンチロール制御装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
ブレーキシステム
1か月前
株式会社松華
懸架装置
2か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
11日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
18日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
17日前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
1か月前
個人
ステージカー
2か月前
個人
自走式立体型洗車場
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
帝国繊維株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
13日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
19日前
続きを見る
他の特許を見る