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公開番号2025079118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191585
出願日2023-11-09
発明の名称車両制御装置
出願人株式会社アドヴィックス
代理人個人,個人
主分類B60W 30/06 20060101AFI20250514BHJP(車両一般)
要約【課題】駐車時における車両の走行を適切に制御できる車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両10の車輪20が段差を乗り越えた後に車両10を駐車位置で停止させる場合に、車両10を停止させる停止要求を受け付ける要求受付部91と、停止要求を受け付けた状態で車両10が走行している場合に、車輪20が段差を乗り越えた時点からの車両10の走行距離が距離判定値以上となるときに、車両10を停止させる制御部93と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両が外乱部を通過した後に前記車両を駐車位置で停止させる場合に、前記車両を停止させる停止要求を受け付ける要求受付部と、
前記停止要求を受け付けた状態で前記車両が走行している場合に、前記車両の車輪が前記外乱部を通過した時点からの前記車両の走行距離が距離判定値以上となること、及び、前記車両が前記外乱部を通過した時点からの前記車両の走行時間が時間判定値以上となることの少なくとも一方が成立したときに、前記車両を停止させる車両停止部と、を備える
車両制御装置。
続きを表示(約 78 文字)【請求項2】
前記距離判定値及び前記時間判定値の少なくとも一方の変更を受け付ける設定受付部を備える
請求項1に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、走行中の車両に付与される駆動力を調整することにより、車両の走行を制御する車両制御装置が記載されている。例えば、車両が低速で走行しているときに、車両の車輪が段差に接触すると、車両が大きく減速したり停止したりする場合がある。この場合、車両制御装置は、駆動力を速やかに増大させることによって、車両が段差を乗り越えるのに要する時間を低減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-176321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両が走行する状況によっては、車両の減速を条件として駆動力を増大させるだけでは、車両の走行を適切に制御することができない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する車両制御装置は、車両が外乱部を通過した後に前記車両を駐車位置で停止させる場合に、前記車両を停止させる停止要求を受け付ける要求受付部と、前記停止要求を受け付けた状態で前記車両が走行している場合に、前記車両の車輪が前記外乱部を通過した時点からの前記車両の走行距離が距離判定値以上となること、及び、前記車両が前記外乱部を通過した時点からの前記車両の走行時間が時間判定値以上となることの少なくとも一方が成立したときに、前記車両を停止させる車両停止部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
車両制御装置は、駐車時における車両の走行を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、車両制御装置を備える車両の模式図である。
図2は、車両が段差を乗り越えて駐車位置に駐車する様子を示す模式図である。
図3は、車両が駐車するときに車両制御装置が実施する処理の流れを示すフローチャートである。
図4(a)~図4(c)は、車両が駐車するときの車体速度、駆動力及び制動力の推移を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、車両制御装置の一実施形態について説明する。
<本実施形態の構成>
図1に示すように、車両10は、複数の車輪20と、複数の制動機構30と、制動装置40と、駆動装置50と、操作系60と、検出系70と、車両制御装置80と、を備える。本実施形態の車両10は、車輪20として、前輪21及び後輪22を備える。
【0009】
<制動機構>
複数の制動機構30は、複数の車輪20にそれぞれ対応している。制動機構30は、車輪20と一体に回転する回転体31と、回転体31に押し付けられることにより車輪20に制動力を付与する摩擦材32と、回転体31に対して摩擦材32を相対的に移動させるホイールシリンダ33と、を備える。ホイールシリンダ33内の液圧が高くなる場合には、摩擦材32を回転体31に押し付ける力が大きくなる。その結果、車輪20に付与される制動力が大きくなる。一方、ホイールシリンダ33内の液圧が低くなる場合には、摩擦材32を回転体31に押し付ける力が小さくなる。その結果、車輪20に付与される制動力が小さくなる。
【0010】
<制動装置>
制動装置40は、ホイールシリンダ33に対するブレーキ液の供給量を調整する制動アクチュエータ41と、制動アクチュエータ41を制御する制動制御部42と、を備える。制動制御部42の一例は電子制御装置である。制動制御部42は、車両制御装置80から送信される要求制動力に基づいて、制動アクチュエータ41を制御する。こうして、車両10に付与される制動力が要求制動力となるように、複数のホイールシリンダ33内の液圧が調整される。
(【0011】以降は省略されています)

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