TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025078794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025035285,2024034797
出願日2025-03-06,2012-09-28
発明の名称半導体装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H03K 19/00 20060101AFI20250513BHJP(基本電子回路)
要約【課題】消費電力を小さくでき、トランジスタ数が少ない半導体装置を提供する。
【解決手段】ソース及びドレインの一方が第1の配線と電気的に接続され、ソース及びド
レインの他方が第2の配線と電気的に接続された第1のトランジスタと、ソース及びドレ
インの一方が第1の配線と電気的に接続され、ゲートが第1のトランジスタのゲートと電
気的に接続された第2のトランジスタと、一方の電極が第3の配線と電気的に接続され、
他方の電極が第2のトランジスタのソース及びドレインの他方と電気的に接続された容量
素子と、を有する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
第1乃至第5のトランジスタと、容量素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、出力信号線と電気的に接続され、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第1の配線と電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記出力信号線と電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、電源線と電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲートは、第1の信号線と電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記電源線と電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのゲートは、第2の信号線と電気的に接続され、
前記容量素子の電極の一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記容量素子の電極の他方は、前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記電源線と電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方に供給される電位が前記第3のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートに供給されることによって前記第1のトランジスタがオンし、前記第1のトランジスタがオンすることによって前記第1の配線の電位が前記出力信号線に出力され、
前記第2のトランジスタがオンすることによって前記電源線の電位が前記出力信号線に出力される半導体装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
第1乃至第5のトランジスタと、容量素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方は、出力信号線と電気的に接続され、
前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は、第1の配線と電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記出力信号線と電気的に接続され、
前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は、電源線と電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタのゲートは、第1の信号線と電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記電源線と電気的に接続され、
前記第4のトランジスタのゲートは、第2の信号線と電気的に接続され、
前記容量素子の電極の一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記容量素子の電極の他方は、前記第5のトランジスタのソース又はドレインの一方と電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのソース又はドレインの他方は、前記電源線と電気的に接続され、
前記第5のトランジスタのゲートは、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
前記第3のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方に供給される電位が前記第3のトランジスタのチャネル形成領域を介して前記第1のトランジスタのゲートに供給されることによって前記第1のトランジスタがオンし、前記第1のトランジスタがオンすることによって前記第1の配線の電位が前記出力信号線に出力され、
前記第2のトランジスタがオンすることによって前記電源線の電位が前記出力信号線に出力され、
前記第1乃至第7のトランジスタは、同じ導電型である半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置及び表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
液晶表示装置やEL表示装置等の表示装置の大型化に伴い、より付加価値の高い表示装置
の開発が進められている。特に、表示装置の駆動回路を一導電型のトランジスタのみを用
いて構成する技術開発が活発に進められている(特許文献1、非特許文献1参照)。
【0003】
図17(A)は、特許文献1において開示された駆動回路を示す。特許文献1の駆動回路
は、トランジスタM1、トランジスタM2、トランジスタM3及びトランジスタM4によ
って構成されている。信号INがハイレベルである場合には、トランジスタM1がオフに
なり、トランジスタM2、トランジスタM3及びトランジスタM4がオンになる。そして
、信号OUTはハイレベルになる。一方、信号INがロウレベルである場合には、トラン
ジスタM1がオンになり、トランジスタM2及びトランジスタM4がオフになり、トラン
ジスタM3が一旦オンになった後にオフになる。そして、信号OUTはロウレベルになる

【0004】
図17(B)は、非特許文献1において開示された駆動回路を示す。非特許文献1の駆動
回路は、トランジスタM11乃至トランジスタM19、及び容量素子C11等によって構
成される。信号INがハイレベルである場合には、トランジスタM12、トランジスタM
14、トランジスタM16及びトランジスタM17がオンになり、トランジスタM11、
トランジスタM13及びトランジスタM15がオフになり、トランジスタM18及びトラ
ンジスタM19が一旦オンになった後にオフになる。そして、信号OUTがロウレベルに
なる。一方、信号INがロウレベルである場合には、トランジスタM12、トランジスタ
M14、トランジスタM16、トランジスタM17及びトランジスタM18がオフになり
、トランジスタM11、トランジスタM15及びM19がオンになり、トランジスタM1
3が一旦オンになった後にオフになる。そして、信号OUTがハイレベルになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-328643号公報
【非特許文献】
【0006】
Eri Fukumoto, Toshiaki Arai, Narihiro Morosawa, Kazuhiko Tokunaga, Yasuhiro Terai,Takashige Fujimori and Tatsuya Sasaoka、「High Mobility Oxide Semiconductor TFT for Circuit Integration of AM-OLED」、IDW’10、pp.631-634
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の駆動回路では、信号INがハイレベルになると、トランジスタM3とトラン
ジスタM4との双方がオンになっていた。したがって、信号INがハイレベルとなる期間
においては、電位VDDが供給される配線からトランジスタM3及びトランジスタM4を
順に介して電位VSSが供給される配線に電流が流れ続けるため、消費電力が大きくなっ
ていた。
【0008】
また、特許文献1の駆動回路では、信号INがハイレベルとなる期間において、トランジ
スタM1のゲートの電位をトランジスタM1がオフになる程度まで下げる必要があった。
そのために、トランジスタM4のW(W:チャネル幅)/L(L:チャネル長)をトラン
ジスタM3のW/Lよりも十分に大きくする必要があったが、これは必ずしも容易ではな
い。なぜなら、トランジスタM3のW/Lを大きくすると、トランジスタM4のW/Lも
大きくする必要があるため、レイアウト面積が増大するからである。したがって、信号I
Nがハイレベルとなる期間において、トランジスタM3がオンになり、電位VDDをトラ
ンジスタM1のゲートに供給する場合、トランジスタM1のゲートの電位が所定の電位に
達するまでの時間が長くなっていた。これにより、トランジスタM1がオンになるタイミ
ングが遅くなり、またトランジスタM1のVgsが小さくなるため、信号OUTの立ち上
がり時間が長くなっていた。よって、信号OUTに遅延又はなまり等が生じていた。
【0009】
また、非特許文献1の駆動回路では、特許文献1の駆動回路と比較しても明らかなように
、多数のトランジスタ及び容量素子等の素子を必要としていた。
【0010】
そこで、本発明の一態様では、回路の配線間にトランジスタを介して流れる電流を抑え、
回路の消費電力を小さくすることを課題の一とする。また、回路からの出力信号の立ち上
がり時間を短くし、出力信号の遅延又はなまりを抑えることを課題の一とする。また、回
路のトランジスタ及び容量素子等の素子数を減らすことを課題の一とする。また、新規の
回路構成を提供することを課題の一とする。なお、課題は効果と表裏一体の関係にあり、
本明細書等で効果を述べる場合には、その効果に対応する課題が存在することは自明な事
項である。逆に、本明細書等で課題を述べる場合には、その課題に対応する効果を奏する
ことは自明な事項である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
電子式音響装置
11日前
株式会社大真空
音叉型圧電振動子
1か月前
アズビル株式会社
電子回路
2か月前
株式会社大真空
音叉型圧電振動片
14日前
株式会社大真空
音叉型圧電振動片
14日前
日本電波工業株式会社
ウェハ
11日前
日本電波工業株式会社
ウェハ
11日前
日本電波工業株式会社
ウェハ
11日前
台灣晶技股ふん有限公司
共振器
3日前
太陽誘電株式会社
マルチプレクサ
1日前
株式会社大真空
音叉型圧電振動デバイス
14日前
ミツミ電機株式会社
比較回路
2か月前
コーデンシ株式会社
複数アンプ回路
1か月前
TDK株式会社
電子部品
2か月前
ローム株式会社
半導体集積回路
8日前
TDK株式会社
電子部品
2か月前
矢崎総業株式会社
故障検出装置
1か月前
住友理工株式会社
接触検知装置
1か月前
株式会社コルグ
電源装置
11日前
西部電機株式会社
入力回路及び切替方法
2か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
3日前
株式会社村田製作所
マルチプレクサ
今日
三菱電機株式会社
半導体素子駆動装置
2か月前
三菱電機株式会社
半導体素子駆動装置
16日前
セイコーエプソン株式会社
振動素子
2か月前
オムロン株式会社
ソリッドステートリレー
今日
オプテックス株式会社
物体検知装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
振動素子
1か月前
オプテックス株式会社
物体検知装置
1か月前
三安ジャパンテクノロジー株式会社
弾性波デバイス
2か月前
ローム株式会社
リニア電源回路
2か月前
ローム株式会社
DA変換装置
2か月前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
スイッチ回路
24日前
ローム株式会社
スイッチ回路
24日前
ローム株式会社
AD変換装置
22日前
続きを見る