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公開番号
2025078526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191155
出願日
2023-11-08
発明の名称
加飾部材補修方法、加飾部材、補修済加飾部材、移動体及び情報提供システム
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
73/02 20060101AFI20250513BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】損傷した加飾部材の意匠の劣化を抑制する。
【解決手段】
被着体ABと、被着体ABに第1面40aから貼り付けられた加飾シート40と、を含む加飾部材10の補修方法は、除去済加飾部材12を形成する除去工程と、充填済加飾部材13を形成する充填工程と、塗布済加飾部材14を形成する塗布工程と、を備える。除去済加飾部材12は、積層方向LDに対して傾斜した加飾シート40の傾斜面55を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被着体と、前記被着体に第1面から貼り付けられた加飾シートと、を含む加飾部材の補修方法であって、
前記加飾部材の損傷部位の周囲に位置する部位における前記加飾シートを除去することによって、除去済加飾部材を形成する除去工程と、
前記除去済加飾部材の前記加飾シートが除去された除去部位に充填材を提供することによって、充填済加飾部材を形成する充填工程と、
前記充填済加飾部材に補修塗料を塗布することによって、塗布済加飾部材を形成する塗布工程と、を備え、
前記除去済加飾部材は、前記除去部位において露出し、且つ前記被着体と前記加飾シートとが重なる積層方向に対して傾斜した傾斜面を有する、加飾部材補修方法。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記傾斜面と前記積層方向との間の角度は、45°以上175°以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項3】
前記傾斜面は、前記加飾シートによって構成されたシート傾斜部分を有し、
前記シート傾斜部分の長さに対する前記加飾シートの厚さの比は、0.70以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項4】
前記加飾シートは、前記第1面を構成する第1シートと、前記第1面とは反対の第2面を構成する第2シートと、を含み、
前記傾斜面は、前記第2シートによって構成された第2シート傾斜部分を有し、
前記第2シート傾斜部分の長さに対する前記第2シートの厚さの比は、0.70以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項5】
前記加飾シートの厚さは、70μm以上1100μm以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項6】
前記加飾シートは、樹脂を含む樹脂層を含み、
前記樹脂層の厚さは、前記加飾シートの厚さの55%以上99%以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項7】
前記加飾シートは、意匠層を含み、
前記意匠層の厚さは、前記加飾シートの厚さの0.40%以上25%以下である、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項8】
前記除去済加飾部材の表面を脱脂処理する充填前脱脂工程を備える、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項9】
前記充填済加飾部材の表面を研磨する研磨工程を備える、請求項1に記載の加飾部材補修方法。
【請求項10】
前記充填済加飾部材の研磨された前記表面を脱脂処理する塗布前脱脂工程を備える、請求項9に記載の加飾部材補修方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、加飾部材補修方法、加飾部材、補修済加飾部材、移動体及び情報提供システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、移動体の外装部材に貼り付けられる加飾シートが知られている。外装部材と、外装部材に貼り付けられた加飾シートと、によって、加飾部材が構成される。加飾部材は、移動体に優れた意匠性を付与する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-160220号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移動体と外部環境との接触等の要因によって、加飾部材が損傷する。損傷した加飾部材の意匠は、劣化する。本開示は、損傷した加飾部材の意匠の劣化抑制を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態による加飾部材補修方法は、
被着体と、前記被着体に第1面から貼り付けられた加飾シートと、を含む加飾部材の補修方法であって、
前記加飾部材の損傷部位の周囲に位置する部位における前記加飾シートを除去することによって、除去済加飾部材を形成する除去工程と、
前記除去済加飾部材の前記加飾シートが除去された除去部位に充填材を提供することによって、充填済加飾部材を形成する充填工程と、
前記充填済加飾部材に補修塗料を塗布することによって、塗布済加飾部材を形成する塗布工程と、を備え、
前記除去済加飾部材に含まれる前記加飾シートは、前記被着体と前記加飾シートとが重なる積層方向に対して傾斜した傾斜面を有する。
【0006】
本開示の一実施の形態による加飾部材は、
被着体と、
前記被着体に第1面から貼り付けられた加飾シートと、を備える加飾部材であって、
前記加飾シートは、前記被着体と前記加飾シートとが重なる積層方向に対して傾斜した傾斜面を有する。
【0007】
本開示の一実施の形態による情報提供システムは、
被着体と、前記被着体に貼り付けられた加飾シートと、を含む加飾部材の損傷部位の補修時に塗布すべき補修塗料に関する情報を提供する情報提供システムであって、
前記加飾部材の部位に関する情報と、前記補修塗料の配合に関する情報と、を関連付けした情報が記憶された記憶部と、
ユーザ端末から入力された、前記加飾部材の前記損傷部位に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得した前記損傷部位に対応する前記補修塗料の配合に関する情報を、前記記憶部から抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記補修塗料の配合に関する情報をユーザ端末に送信する送信部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、損傷した加飾部材の意匠の劣化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、移動体の斜視図である。
図2は、図1に含まれる補修済加飾部材の一部分の斜視図である。
図3は、III-III線による図2の補修済加飾部材の断面図である。
図4は、損傷加飾部材の一部分の斜視図である。
図5は、V-V線による図4の損傷加飾部材の断面図である。
図6は、除去済加飾部材の一部分の斜視図である。
図7は、図6の除去済加飾部材における第1傾斜面要素の拡大図である。
図8は、VIII-VIII線による図6の除去済加飾部材の断面図である。
図9は、充填済加飾部材の断面図である。
図10は、情報提供システムのブロック図である。
図11は、ユーザ端末の入力画面を示す図である。
図12は、加飾部材の部位に関する情報と、補修塗料の配合に関する情報と、を関連付けした情報の例を示す図である。
図13は、加飾部材の部位に応じた、加飾シートの伸び率に関する情報の例を示す図である。
図14は、加飾シートの延伸倍率に応じた、補修塗料の配合に関する情報の例を示す図である。
図15は、情報提供システムのハードウェア構成を示す図である。
図16は、加飾シートの一変形例を示す側面図である。
図17は、図16の加飾シートを含む補修済加飾部材の側面図である。
図18は、図17の補修済加飾部材の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施の形態は、次の[1]~[34]に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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