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公開番号2025078410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190959
出願日2023-11-08
発明の名称車載充電システムの故障検出装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車載充電システムの故障を早期に検出することができる車載充電システムの故障検出装置を提供すること。
【解決手段】車載充電システムの故障検出装置は、バッテリと、バッテリと外部の充電スタンドとの間に設けられた昇降圧回路と、昇降圧回路と充電スタンドとの間に設けられた遮断機構と、昇降圧回路の充電スタンド側に設けられたコンデンサのN側と、バッテリのN側との間の経路上に配置された電流センサと、制御部と、を備え、制御部が、電流センサによって検出された電流値から車載充電システムの故障の有無を検出し、遮断機構を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
バッテリと、
前記バッテリと外部の充電スタンドとの間に設けられた昇降圧回路と、
前記昇降圧回路と前記充電スタンドとの間に設けられた遮断機構と、
前記昇降圧回路の前記充電スタンド側に設けられたコンデンサのＮ側と、前記バッテリのＮ側との間の経路上に配置された電流センサと、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記電流センサによって検出された電流値から車載充電システムの故障の有無を検出し、前記遮断機構を制御する、
車載充電システムの故障検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車載充電システムの故障検出装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、外部の急速充電設備を車両に直接連結してバッテリを充電するための昇圧機構を備える車載充電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１７５３６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、車両側で発生した故障を早い段階で確実に検出するという点で改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、車載充電システムの故障を早期に検出することができる車載充電システムの故障検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る車載充電システムの故障検出装置は、バッテリと、前記バッテリと外部の充電スタンドとの間に設けられた昇降圧回路と、前記昇降圧回路と前記充電スタンドとの間に設けられた遮断機構と、前記昇降圧回路の前記充電スタンド側に設けられたコンデンサのＮ側と、前記バッテリのＮ側との間の経路上に配置された電流センサと、制御部と、を備え、前記制御部が、前記電流センサによって検出された電流値から車載充電システムの故障の有無を検出し、前記遮断機構を制御する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、コンデンサからの電流を早期に検出することができるため、車載充電システムの故障を早期に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る車載充電システムの故障検出装置が適用される車載充電システムの構成の一例を示す概略図である。
図２は、実施形態に係る車載充電システムが故障した際の、電流センサ、充電スタンドおよび昇降圧回路の電流値の推移の一例を示すタイムチャートである。
図３は、実施形態に係る車載充電システムの故障検出装置が実行する故障検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る車載充電システムの故障検出装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（故障検出装置）
実施形態に係る車載充電システムの故障検出装置について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係る車載充電システムの故障検出装置は、車載充電システムの故障を検出するためのものである。この車載充電システムは、例えばプラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等の車両に搭載される。
（【００１１】以降は省略されています）

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