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公開番号2025078257
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190694
出願日2023-11-08
発明の名称水素充填管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人明成国際特許事務所
主分類G01C 21/36 20060101AFI20250513BHJP(測定;試験)
要約【課題】水素充填を予定している車両のユーザーに水素ステーションの状態に関する警告を通知する技術を提供する。
【解決手段】水素充填管理システムは、将来の特定時点における水素ステーションの水素供給状態を予測する予測部と、特定時点に水素ステーションにおいて水素充填を行う予定である車両のユーザーの端末装置に、水素供給状態に応じた通知を送信する通知部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水素充填管理システムであって、
将来の特定時点における水素ステーションの水素供給状態を予測する予測部と、
前記特定時点に前記水素ステーションにおいて水素充填を行う予定である車両のユーザーの端末装置に、前記水素供給状態に応じた通知を送信する通知部と、
を備える水素充填管理システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の水素充填管理システムであって、
前記ユーザーは、水素充填のために前記水素ステーションに到着予定である到着予定車両の搭乗者であり、
前記水素供給状態は、前記水素ステーションから前記到着予定車両への水素供給可能量に関する状態である、水素充填管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の水素充填管理システムであって、
前記ユーザーは、水素充填のために前記水素ステーションに到着予定である到着予定車両の搭乗者であり、
前記水素供給状態は、前記到着予定車両が前記水素ステーションに到着する際に水素充填のために待機を要することに関する状態である、水素充填管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の水素充填管理システムであって、
前記ユーザーは、前記水素ステーションにおいて待機している待機車両の搭乗者であり、
前記水素供給状態は、前記水素ステーションから前記待機車両への水素供給可能量に関する状態である、水素充填管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水素充填管理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の水素ステーションの各々の利用状況を考慮し、燃料電池車両における水素の充填時間を低減できる運行システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-018846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、水素ステーションにおける水素供給状態は、水素ステーションの混雑状況などで常に変化するので、水素充填を予定している車両のユーザーは、水素ステーションの状態を察知したいという要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本開示の一形態によれば、水素充填管理システムが提供される。この水素充填管理システムは、将来の特定時点における水素ステーションの水素供給状態を予測する予測部と、前記特定時点に前記水素ステーションにおいて水素充填を行う予定である車両のユーザーの端末装置に、前記水素供給状態に応じた通知を送信する通知部と、を備える。
この水素充填管理システムによれば、将来の特定時点に水素充填を行う予定の車両のユーザーに対して、水素充填を順調に行えない場合に適切な通知を送信することができる。
(2)上記水素充填管理システムにおいて、前記ユーザーは、水素充填のために前記水素ステーションに到着予定である到着予定車両の搭乗者であり、前記水素供給状態は、前記水素ステーションから前記到着予定車両への水素供給可能量に関する状態であるものとしてもよい。
この水素充填管理システムによれば、水素ステーションに到着予定のユーザーに対して水素供給可能量に関する適切な警告を通知することができる。
(3)上記水素充填管理システムにおいて、前記ユーザーは、水素充填のために前記水素ステーションに到着予定である到着予定車両の搭乗者であり、前記水素供給状態は、前記到着予定車両が前記水素ステーションに到着する際に水素充填のために待機を要することに関する状態であるものとしてもよい。
この水素充填管理システムによれば、水素ステーションに到着予定のユーザーに対して、到着時に待機を要することに関する適切な通知を送信することができる。
(4)上記水素充填管理システムにおいて、前記ユーザーは、前記水素ステーションにおいて待機している待機車両の搭乗者であり、前記水素供給状態は、前記水素ステーションから前記待機車両への水素供給可能量に関する状態であるものとしてもよい。
この水素充填管理システムによれば、水素ステーションで待機中のユーザーに対して、水素供給可能量に関する適切な通知を送信できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
水素充填管理システムの構成を示す概念図。
管理装置が水素供給可能量に関する通知を発行する処理のフローチャート。
管理装置が水素充填の待機に関する通知を発行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、水素充填管理システム10の構成を示す概念図である。水素充填管理システム10は、水素ステーション100と、管理装置200と、管理者用の端末装置300と、ユーザー用の端末装置400と、を備える。管理装置200は、無線通信網を介して端末装置300,400に接続される。個々の端末装置300,400が管理装置200から通知を受信するためのアドレスは、管理装置200に予め登録されている。
【0008】
水素ステーション100は、定置式のステーションであり、水素充填装置110と、水素残量センサ120と、カメラ130とを有する。水素残量センサ120は、水素ステーション100の水素タンクの水素残量を測定する。カメラ130は、水素ステーション100の敷地内に存在する車両を検出するために使用される。
【0009】
水素ステーション100には、水素充填のために水素充填装置110を占有している現充填車両Vcと、水素充填のために水素ステーション100の敷地内で待機中である待機車両Vwとが存在する。カメラ130は、水素ステーション100の敷地を撮影することによって、これらの車両Vc,Vwの有無と台数を認識するために使用される。水素ステーション100の敷地の全体を撮影するために、カメラ130を複数台設置してもよい。
【0010】
水素ステーション100の敷地外には、水素充填のために水素ステーション100に到着予定である到着予定車両Vfが存在する場合がある。例えば、到着予定車両Vfは、管理装置200に対して水素ステーション100における水素充填を予約した後に、水素ステーション100に向けて移動している車両である。このとき、水素充填時刻を予約している場合には、その時刻(特定時点)に水素ステーション100で水素充填を行う予定となる。
(【0011】以降は省略されています)

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