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公開番号
2025078225
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190644
出願日
2023-11-08
発明の名称
磁石保持構造、磁気治療器及び磁気治療器の製造方法
出願人
中谷産業株式会社
代理人
個人
主分類
A61N
2/08 20060101AFI20250513BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】効率よく製造することができる磁石保持構造及び磁気治療器を提供する。
【解決手段】磁気治療器2は、患部に貼り付ける使用されるものであり、磁石10と、磁石10に対して装着されたカバー20と、磁石10を患部KBに貼りつけるための貼付シート30と、を備える。磁石10は、Z方向に延びる中心軸AXを有する円柱部11と、円柱部11に設けられる突出部15と、を備える。円柱部11の表面(使用時に患部KB側を向く面)には、突出部15が設けられる。突出部15の先端15Tは、円柱部11の中心軸AX上に位置する。突出部15は、先端15Tから径方向外側に向かうにしたがって、表面からの高さH15は低くなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
治療器用磁石に対し有効成分を保持するための磁石保持構造であって、
弾性を有する筒状部を備え、
前記筒状部の中空部は、磁石の収容空間となっており、
前記筒状部は、前記有効成分を含むことを特徴とする磁石保持構造。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記筒状部は、合成樹脂を含み、
前記有効成分は、遠赤外線放射材を含むことを特徴とする請求項1記載の磁石保持構造。
【請求項3】
前記合成樹脂は、シリコーン樹脂を含み、
前記筒状部における遠赤外線放射材の濃度は、1重量%以上45重量%以下であることを特徴とする請求項2記載の磁石保持構造。
【請求項4】
前記筒状部の片方の開口側に配された接触面部を備え、
前記接触面部には孔が形成され、
前記孔は、前記筒状部の中空部と連通していることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項記載の磁石保持構造。
【請求項5】
治療器用磁石と、
前記治療器用磁石に対して装着されたカバーと、を備え、
前記カバーは、請求項4記載の磁石保持構造であり、
前記接触面部は、患部に接触する部分であり、
前記筒状部の側面は前記磁石の側面を保持することを特徴とする磁気治療器。
【請求項6】
前記筒状部に挿入された前記磁石が前記孔から露出することを特徴とする請求項5記載の磁気治療器。
【請求項7】
前記筒状部に挿入された前記磁石が前記孔から突出することを特徴とする請求項6記載の磁気治療器。
【請求項8】
磁石と、
請求項4記載の磁石保持構造と、を備える磁気治療器の製造方法であって、
前記保持機構の前記筒状部の開口部分を拡げる第1ステップと、
前記保持機構の開口部分に前記磁石を挿入する第2ステップと、
を備え、
前記第2ステップの後において、前記保持機構の開口部分から前記磁石が露出することを特徴とする磁気治療器の製造方法。
【請求項9】
前記第2ステップの後において、前記保持機構の開口部分から前記磁石が突出することを特徴とする請求項8記載の磁気治療器の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁石保持構造、磁気治療器及び磁気治療器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気が血行を促進し、肩凝りや腰痛などの諸症状を緩和させる効能を発揮することは、今や周知であり、これを応用した磁気治療器は種々開発されている。その中でも患部に貼り付ける貼付用磁気治療器は、比較的安価で、手軽に使用できることが受けて、最もポピュラーな磁気治療器の一つとなっている。
【0003】
従来の磁気治療器として、永久磁石と、永久磁石を収容する遠赤外線放射材と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の磁気治療器によれば、永久磁石から発せられた磁力線の作用によって、使用者の筋肉組織の血行を改善し、筋肉組織の緊張をといてコリをほぐす。さらに、使用者の体温によって温められた遠赤外線放射材が遠赤外線として使用者の肌面に放射するため、遠赤外線が肌に対する温熱効果を発揮し、遠赤外線によって使用者の肌を温めることができる。このような磁気治療器を患部に貼りつけることにより、患部のコリや疲労を治癒させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3178605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、永久磁石を収容する遠赤外線放射材を製造するためには、磁性体粉末からつくられた磁石と、鉱物粉体からつくられた遠赤外線放射材とを結合する必要があるが、磁性体粉末と鉱物粉体との焼結温度の差が大きい場合(例えば100℃以上)、焼結による十分な結合力を得ることが難しい。
【0006】
そこで、本発明では、効率よく製造することができる磁気治療器やそこに用いられる磁石保持構造及び磁気治療器の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、治療器用磁石に対し有効成分を保持するための磁石保持構造であって、弾性を有する筒状部を備え、前記筒状部の中空部は、磁石の収容空間となっており、前記筒状部は、前記有効成分を含むことを特徴とする。
【0008】
前記筒状部は、合成樹脂を含み、前記有効成分は、遠赤外線放射材を含むことが好ましい。また、前記合成樹脂は、シリコーン樹脂を含み、前記筒状部における遠赤外線放射材の濃度は、1重量%以上45重量%以下であることが好ましい。さらに、前記筒状部の片方の開口側に配された接触面部を備え、前記接触面部には孔が形成され、前記孔は、前記筒状部の中空部と連通していることが好ましい。
【0009】
本発明の磁気治療器は、治療器用磁石と、前記治療器用磁石に対して装着されたカバーと、を備え、前記カバーは、上記の磁石保持構造であり、前記接触面部は、患部に接触する部分であり、前記筒状部の側面は前記磁石の側面を保持することを特徴とする。
【0010】
前記筒状部に挿入された前記磁石が前記孔から露出することが好ましい。また、前記筒状部に挿入された前記磁石が前記孔から突出することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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