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公開番号
2025077788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190250
出願日
2023-11-07
発明の名称
配線モジュールおよび電池パック
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/298 20210101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池パックの組立作業性の向上に適した配線モジュールおよび電池パックを提供する。
【解決手段】一実施形態の配線モジュールは、複数の電池モジュールが第1方向に並べて配置される電池パックに用いられる部材である。前記配線モジュールは、絶縁性の基体と、配線部材とを備える。前記基体は、前記第1方向とは交差した方向を第2方向とする場合、前記複数の電池モジュールに含まれる1つの電池モジュールの前記第2方向の第1端部と対向して配置される。前記配線部材は、前記基体に支持された本体部と、前記本体部から互いに分岐して延びて前記電池モジュールの前記第1端部に設けられた複数の検出用端子と個々に接続される複数の端子接続部とを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池モジュールが第1方向に並べて配置される電池パックに用いられる部材であって、前記第1方向とは交差した方向を第2方向とする場合、
前記複数の電池モジュールに含まれる1つの電池モジュールの前記第2方向の第1端部と対向して配置される絶縁性の基体と、
前記基体に支持された本体部と、前記本体部から互いに分岐して延びて、前記電池モジュールの前記第1端部に設けられた複数の検出用端子と個々に接続される複数の端子接続部とを含む配線部材と、
を備えた配線モジュール。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記複数の検出用端子は、互いに平行に配置された3つ以上の検出用端子を含み、
前記複数の端子接続部は、前記3つ以上の検出用端子と個々に接続される3つ以上の端子接続部を含む、
請求項1に記載の配線モジュール。
【請求項3】
前記基体は、前記複数の検出用端子の間を電気的に絶縁する複数の仕切壁を有し、
前記複数の端子接続部は、前記複数の仕切壁によって規定される複数の領域の内部に分かれて延びている、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項4】
前記複数の検出用端子は、前記第1方向および前記第2方向とは異なる第3方向に並んで配置され、
前記複数の端子接続部は、前記第1方向から前記複数の検出用端子と個々に対向するように配置された、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項5】
前記本体部は、前記第2方向から前記基体と対向するように配置され、
前記複数の端子接続部は、前記本体部から折り曲げられ、前記第1方向から前記複数の検出用端子と個々に対向するように配置された、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項6】
前記基体に支持され、前記電池モジュールの電極端子と電気的に接続される基端部と、別の電池モジュールの電極端子に電気的に接続される先端部とを含む電極接続部材をさらに備え、
前記配線部材は、前記本体部から延びて、前記電極接続部材に接続された端子接続部をさらに有した、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項7】
前記電池モジュールに関連した温度を検出するためのサーミスタをさらに備え、
前記配線部材は、前記本体部から延びて、前記サーミスタに接続された接続部をさらに有した、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項8】
前記基体に支持され、前記電池パックの配策モジュールが着脱可能に接続されるコネクタをさらに備え、
前記本体部は、前記コネクタに接続された、
請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項9】
第1方向に並べて配置される複数の電池モジュールと、
絶縁性の基体と、配線部材とを有し、前記第1方向とは交差した方向を第2方向とする場合、前記基体が、前記複数の電池モジュールに含まれる1つの電池モジュールの前記第2方向の第1端部と対向して配置され、前記配線部材が、前記基体に支持された本体部と、前記本体部から互いに分岐して延びて前記電池モジュールの前記第1端部に設けられた複数の検出用端子と個々に接続される複数の端子接続部とを含む、配線モジュールと、
を備えた電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、配線モジュールおよび電池パックに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の電池モジュールが並べて配置される電池パックが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-82395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の電池モジュールが並べて配置される電池パックにおいて、各電池モジュールが複数の検出用端子を有する場合、電池パックの組立作業性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明の一実施形態は、電池パックの組立作業性の向上に適した配線モジュールおよび電池パックを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態の配線モジュールは、複数の電池モジュールが第1方向に並べて配置される電池パックに用いられる部材である。前記配線モジュールは、絶縁性の基体と、配線部材とを備える。前記基体は、前記第1方向とは交差した方向を第2方向とする場合、前記複数の電池モジュールに含まれる1つの電池モジュールの前記第2方向の第1端部と対向して配置される。前記配線部材は、前記基体に支持された本体部と、前記本体部から互いに分岐して延びて前記電池モジュールの前記第1端部に設けられた複数の検出用端子と個々に接続される複数の端子接続部とを含む。
【0007】
本発明の一実施形態の電池パックは、複数の電池モジュールと、配線部材とを備える。前記複数の電池モジュールは、第1方向に並べて配置される。前記配線モジュールは、絶縁性の基体と、配線部材とを有する。前記基体は、前記第1方向とは交差した方向を第2方向とする場合、前記複数の電池モジュールに含まれる1つの電池モジュールの前記第2方向の第1端部と対向して配置される。前記配線部材は、前記基体に支持された本体部と、前記本体部から互いに分岐して延びて前記電池モジュールの前記第1端部に設けられた複数の検出用端子と個々に接続される複数の端子接続部とを含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、電池パックの組立作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の電池パックの全体構成を示す斜視図。
実施形態の電池パックの一部構成を分解して示す斜視図。
実施形態の電池モジュールを示す正面図。
図2に示された電池パックのF4-F4線に沿う断面図。
実施形態の配線モジュールを示す側面図。
実施形態の配線モジュールを示す斜視図。
実施形態の配線部材、サーミスタ、およびコネクタを示す斜視図。
実施形態の端子接続部の接続構造を説明するための斜視図。
実施形態の配線モジュールの構成を示す電気回路図。
実施形態の2つの配線モジュールを示す側面図。
実施形態の配策モジュールを示す斜視図。
実施形態の第1変形例の配線モジュールの構成を示す電気回路図。
実施形態の第2変形例の配線モジュールの構成を示す電気回路図。
実施形態の第3変形例の2つの配線モジュールを示す側面図。
実施形態の第4変形例の2つの配線モジュールを示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本開示では、用語は以下のように定義される。「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、接続対象である2つの要素が直接に接続される場合に限定されず、接続対象である2つの要素が別の要素を間に介在させて接続される場合を含み得る。「支持される」とは、直接に接することで支持される場合に限定されず、別の要素を間に介在させて支持される場合を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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