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公開番号2025077677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190054
出願日2023-11-07
発明の名称問診支援システム
出願人iAnalysis合同会社
代理人弁理士法人パテントボックス
主分類G16H 50/20 20180101AFI20250512BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】患者の事前問診にかかる利便性を高めつつ、医師の診察効率向上及び診察時間短縮を図る。
【解決手段】本発明に係る問診支援システムは、患者アプリケーションプログラムは、患者により入力された問診情報と、言語モデルにより生成された診断情報とを含む問診データを作成する問診データ作成手段と、医療施設に設置されたコード画像を読み取るコード読取手段と、問診データと、コード画像に含まれる医療施設又は医療施設の診察医の識別子とを対応付ける問診データ対応付手段として機能させ、診察医アプリケーションプログラムは、医療施設又は診察医の識別子に対応付けられた問診データを取得する問診データ取得手段と、問診データを表示画面に表示する問診データ表示手段と、して機能させる。
【選択図】図11


特許請求の範囲【請求項1】
患者端末の患者アプリケーションプログラムと、診察医端末の診察医アプリケーションプログラムとを含む問診支援システムであって、
前記患者アプリケーションプログラムは、
コンピュータを、
患者により入力された問診情報と、言語モデルにより生成された前記問診情報に応じた診断情報とを含む問診データを作成する問診データ作成手段と、
医療施設に設置されたコード画像媒体のコード画像を読み取るコード読取手段と、
作成された前記問診データと、医療施設に設置されたコード画像媒体から読み取られた前記コード画像に含まれる該医療施設又は該医療施設の診察医の識別子とを対応付ける問診データ対応付手段として機能させ、
前記診察医アプリケーションプログラムは、
コンピュータを、
前記診察医アプリケーションプログラムを使用する医療施設又は医療施設の診察医の前記識別子に対応付けられた問診データを取得する問診データ取得手段と、
取得した前記問診データを表示画面に表示する問診データ表示手段と、
して機能させることを特徴とする問診支援システム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記問診支援システムは、問診支援装置を更に含み、
前記問診支援装置は、
前記言語モデルに、患者により入力された前記問診情報を送信する問診情報送信手段と、
前記言語モデルから、前記問診情報に応じた前記診断情報を受信する診断情報受信手段と、
作成された前記問診データを、前記識別子と対応付けて記憶する記憶手段と、
前記識別子に対応付けられた診察医アプリケーションプログラムからの取得要求に応じて、該識別子に対応付けられた問診データを送信する問診データ送信手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の問診支援システム。
【請求項3】
前記問診支援装置は、
前記問診情報が、所定の問診情報を有しないと判定された場合に、
患者アプリケーションプログラムに前記所定の問診情報の追加入力を促し、
前記言語モデルに、患者により入力された前記所定の問診情報を送信し、
前記言語モデルから、前記所定の問診情報に応じた前記診断情報を受信すること、
を特徴とする請求項2に記載の問診支援システム。
【請求項4】
前記コード画像媒体は、患者の診察医の診察室扉に掲示されており、該コード画像媒体のコード画像には、該診察医の識別子が含まれること、
を特徴とする請求項1ないし3何れか一項に記載の問診支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、問診支援システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、医療スタッフ不足や患者数の増加により、医療機関によっては、患者の診察待ち時間は必ずしも少なくない。従来より医療機関においては診察時間の短縮等を図るため、問診票が用いられている。医師の診察前に患者は問診票シートに自覚症状等を可能な限り詳しく記入しておく。医師は診察に際し、記入済みの問診票を確認しながら診察を行うことができる。これにより患者の主訴を一から聴取する場合に比べ、医師の診察効率向上及び診察時間短縮、ひいては患者の診察待ち時間の短縮や混雑緩和なども期待できる。
【0003】
これに関する技術として、例えば特許文献1には、問診システムが記載されている。サーバ装置11は、患者が使用する端末装置12から患者により選択された症候を示す症候データを受信し、当該症候に応じた複数の質問と当該質問に応じた複数の回答の選択肢を示すデータを端末装置12に送信する。端末装置12は、サーバ装置11から受信したデータが示す質問と回答の選択肢を表示する。サーバ装置11は、端末装置12から患者により選択された回答を示す回答データを受信すると、受信した回答データが示す回答に基づき未回答の質問の要否を判定し、必要と判定した質問と回答の選択肢を示すデータを端末装置12に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-080373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の問診システムは、患者の事前問診データを病院に送信するに際し、検索画面(図13等)などで病院や医師を検索する必要があり、患者にとってその操作性に改良の余地がある。特に高齢者等の利用も多い病院システムにおいては、システムによっては患者が使い難かったり使用説明に時間を要すため、患者にとって直感的で容易な操作性が望まれる。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、患者の事前問診にかかる利便性を高めつつ、医師の診察効率向上及び診察時間短縮を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明に係る問診支援システムは、患者端末の患者アプリケーションプログラムと、診察医端末の診察医アプリケーションプログラムとを含む問診支援システムであって、前記患者アプリケーションプログラムは、コンピュータを、患者により入力された問診情報と、言語モデルにより生成された前記問診情報に応じた診断情報とを含む問診データを作成する問診データ作成手段と、医療施設に設置されたコード画像媒体のコード画像を読み取るコード読取手段と、作成された前記問診データと、医療施設に設置されたコード画像媒体から読み取られた前記コード画像に含まれる該医療施設又は該医療施設の診察医の識別子とを対応付ける問診データ対応付手段として機能させ、前記診察医アプリケーションプログラムは、コンピュータを、前記診察医アプリケーションプログラムを使用する医療施設又は医療施設の診察医の前記識別子に対応付けられた問診データを取得する問診データ取得手段と、取得した前記問診データを表示画面に表示する問診データ表示手段と、して機能させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施の形態によれば、患者の事前問診にかかる利便性を高めつつ、医師の診察効率向上及び診察時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る問診支援システムのネットワーク構成例を示す図である。
本実施形態に係る問診支援サーバのハードウェア構成例を示す図である。
本実施形態に係る問診支援システムのソフトウェア構成例を示す図である。
本実施形態に係るDBのデータ構成例を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例1を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例2を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例3を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例4を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例5を示す図である。
本実施形態に係るQRコード(登録商標)の設置態様例を示す図である。
本実施形態に係る患者端末の患者画面例6を示す図である。
本実施形態に係る医師端末の医師画面例1を示す図である。
本実施形態に係る医師端末の医師画面例2を示す図である。
本変形例に係る患者端末の患者画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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