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公開番号2025077639
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189986
出願日2023-11-07
発明の名称スライム防止用組成物およびスライム防止方法
出願人東西化学産業株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類A01N 59/08 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】低コストの成分を組み合わせて、従来の有機系殺菌剤と同等以上の効力を実現する。
【解決手段】本発明に係るスライム防止用組成物は、塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含むスライム防止用組成物。
続きを表示（約 100 文字）【請求項２】
塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含むスライム防止用組成物を被処理水に添加することを含むスライム防止方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、スライム防止用組成物およびスライム防止方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
冷却水系の循環水系では、溶存塩類や栄養源などの濃縮が生じるため、細菌、カビ、藻などの微生物が生育しやすい環境になる場合がある。これらの微生物が分泌する粘性の分泌物が、土砂、塵、埃などの無機物を取り込むと、円滑な水循環を妨げる要因となるスライムが発生する。
【０００３】
スライムの発生を防止するため、循環水系への殺菌剤の添加が検討されている。たとえば特開平７－２０６６０９号公報（特許文献１）には、タウリンクロラミンを有効成分とする有機系殺菌剤が提案されている。有機系殺菌剤はスライムに対する浸透力が強いため、スライム障害の発生後であってもその進行を阻止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開平７－２０６６０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、有機系殺菌剤は他の殺菌剤に比べて高価であるため、有機系殺菌剤のみに頼ってスライムを防止しようとする場合、費用の負担が大きい場合があった。そこで、より低コストの成分を組み合わせて、従来の有機系殺菌剤と同等以上の効力を有するスライム防止用組成物およびスライム防止方法を実現することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係るスライム防止用組成物は、塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含むことを特徴とする。
【０００７】
本発明に係るスライム防止方法は、塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含むスライム防止用組成物を被処理水に添加することを含むことを特徴とする。
【０００８】
上記の成分の組合せによって、従来の有機系殺菌剤と同等以上の効力を有するスライム防止用組成物およびスライム防止方法を実現できる。
【０００９】
本発明のさらなる特徴と利点は、以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本発明に係るスライム防止用組成物の実施形態について説明する。本実施形態に係るスライム防止用組成物は、塩素系酸化剤、スルファミン酸化合物、アニオン性ポリマー、アルカリ金属塩、ならびにアゾール化合物を含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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