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公開番号
2025076162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187943
出願日
2023-11-01
発明の名称
読取装置および読取方法
出願人
東西化学産業株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
G08C
19/36 20060101AFI20250508BHJP(信号)
要約
【課題】従来に比べて演算処理量を低減できる読取装置および読取方法を実現する。
【解決手段】指針11および目盛盤12を備える計器10の指示値を読み取る読取装置1であって、計器10を撮影可能な撮影装置2と、計器10と撮影装置2との相対位置を規制する規制部材3と、演算装置と、を備え、演算装置が、撮影装置2が撮影した計器10の画像に基づいて当該計器10の指示値を特定する特定機能を実現可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
指針および目盛盤を備える計器の指示値を読み取る読取装置であって、
前記計器を撮影可能な撮影装置と、
前記計器と前記撮影装置との相対位置を規制する規制部材と、
演算装置と、を備え、
前記演算装置が、前記撮影装置が撮影した前記計器の画像に基づいて当該計器の指示値を特定する特定機能を実現可能である読取装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
回転軸を中心に回転する指針および前記回転軸の周りに周方向に沿って配された目盛線を有する目盛盤を備える計器の指示値を読み取る請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記規制部材が、前記画像における前記回転軸が当該画像の所定の座標に位置するように、前記計器と前記撮影装置との相対位置を規制する請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記演算装置が、
前記画像の中心からの距離が所定の範囲内にある円形状領域を対象として極座標変換を行い、前記画像の前記円形状領域を極座標に基づく矩形状の画像に変換した変換画像を生成する変換機能をさらに実現可能であり、
前記特定機能において、前記変換画像に基づいて前記計器の指示値を特定する請求項3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記演算装置が、
前記変換画像において、極座標の距離が所定の値であり極座標の偏角が所定の範囲内にある領域を対象として画素配列を抽出する抽出機能をさらに実現可能であり、
前記特定機能において、前記画素配列に基づいて前記計器の指示値を特定する請求項4に記載の読取装置。
【請求項6】
演算装置を用いて、指針および目盛盤を備える計器の指示値を読み取る読取方法であって、
前記計器との相対位置が規制されている撮影装置が撮影した前記計器の画像に基づいて当該計器の指示値を特定する工程を含む読取方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、指針および目盛盤を備える計器の指示値を読み取る読取装置および読取方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
工場等において装置の運転状態や処理対象物の物理量などを表示する装置として、指針および目盛盤を備える計器が従来広く用いられている。この種の計器は電気的な接続を要さないため設置が簡単である反面、指示値を確認する手段が視覚的な手段に限られるという問題がある。この問題を解決するため、計器の自動読み取り装置が提案されている。
【0003】
特開2022-7681号公報(特許文献1)には、深層学習による画像認識を利用して計器の指示値を読み取る発明が開示されている。国際公開2020/175566号(特許文献2)には、スマートフォン等を用いて撮影された計器の画像を正面から撮影された画像に相当する画像に変換する処理を行った上で計器の指示値を読み取る発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-7681号公報
国際公開2020/175566号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1および特許文献2の発明では、それぞれ比較的負荷が大きい演算処理を用いるため、演算処理能力の大きい演算装置を用いる必要があった。そのため、特許文献1および特許文献2に係る従来の自動読取装置は、スペースや費用などの都合によってその適用が制限される場合があった。
【0006】
そこで、従来に比べて演算処理量を低減できる読取装置および読取方法の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る読取装置は、指針および目盛盤を備える計器の指示値を読み取る読取装置であって、前記計器を撮影可能な撮影装置と、前記計器と前記撮影装置との相対位置を規制する規制部材と、演算装置と、を備え、前記演算装置が、前記撮影装置が撮影した前記計器の画像に基づいて当該計器の指示値を特定する特定機能を実現可能であることを特徴とする。
【0008】
本発明に係る読取方法は、演算装置を用いて、指針および目盛盤を備える計器の指示値を読み取る読取方法であって、前記計器との相対位置が規制されている撮影装置が撮影した前記計器の画像に基づいて当該計器の指示値を特定する工程を含むことを特徴とする。
【0009】
これらの構成によれば、規制部材によって計器と撮影装置との相対位置が規制されるため、複数回の撮影にわたって撮影画像における計器の各構成要素の位置関係を一定に保つことができる。これによって、撮影画像における各構成要素を特定するための演算処理を省略または簡素化することができるので、指示値の特定のための演算負荷を低減することができる。
【0010】
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)
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