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公開番号2025077561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189842
出願日2023-11-07
発明の名称ペット用おむつ
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A01K 23/00 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】複数の切断部を繋げるための破断処理を容易且つ精度良く行うことができるペット用おむつを提供する。
【解決手段】ペット用おむつ1は、装着状態においてペットの肌に面する位置に配置される不織布からなる第1シート31と、裏面シート4と、吸収性コア11と、を有する本体部2を備える。裏面シート4は、本体部2の最外面を構成する不織布からなる外装シート41と、外装シート41と吸収性コア11との間に配置された防漏シート42と、を有する。本体部2には、尻尾挿通部6が設けられている。尻尾挿通部6は、厚さ方向Zに本体部2を切断することにより形成された切断部6a及び切断部6aから分離して設けられた切断部6bを有する。本体部2の切断部6aと切断部6bとの間の境界領域Bにおいて、第1シート31及び外装シート41の少なくとも一方には、少なくとも一つの開口部31a,41aが設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ペットに装着されるペット用おむつであって、
前記ペット用おむつが前記ペットに装着された装着状態において前記ペットの肌に面する位置に配置される不織布からなる表面シートと、
前記装着状態において前記ペットの肌側とは反対側に配置される裏面シートと、
前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収性コアと、を有する本体部を備え、
前記裏面シートは、
前記本体部の最外面を構成する不織布からなる外側シートと、
前記外側シートと前記吸収性コアとの間に配置された内側シートと、を有し、
前記本体部には、前記ペットの尻尾を挿通させるための尻尾挿通部が設けられており、
前記尻尾挿通部は、前記本体部を構成するシートの積層方向である厚さ方向に前記本体部を切断することにより形成された第1切断部及び前記第1切断部から分離して設けられた第2切断部を有し、
前記本体部の前記第1切断部と前記第2切断部との間の境界領域において、前記表面シート及び前記外側シートの少なくとも一方には、前記厚さ方向に貫通し所定の面積を有する少なくとも一つの開口部が設けられている、ペット用おむつ。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記開口部の幅は、前記第1切断部と前記第2切断部との最短距離よりも小さい、
請求項1に記載のペット用おむつ。
【請求項3】
前記開口部の幅は、前記最短距離の1/2以下である、
請求項2に記載のペット用おむつ。
【請求項4】
前記最短距離は、3mm以上5mm以下である、
請求項3に記載のペット用おむつ。
【請求項5】
前記少なくとも一つの開口部は、規則的に配列された複数の開口部を含み、
前記複数の開口部が設けられた前記表面シート及び前記外側シートの少なくとも一方のうち前記尻尾挿通部を含む領域に接着された線状のホットメルト接着剤の幅は、前記開口部の幅よりも大きく、且つ、互いに隣接する2つの前記開口部の中心間の距離よりも小さい、
請求項1に記載のペット用おむつ。
【請求項6】
前記内側シートの透湿度は、500g/(m

・24h)以上である、
請求項1に記載のペット用おむつ。
【請求項7】
前記内側シートには、複数の微細孔が形成されている、
請求項1に記載のペット用おむつ。
【請求項8】
前記境界領域において、前記表面シートには、前記厚さ方向に貫通し所定の面積を有する少なくとも一つの第1開口部が設けられており、前記外側シートには、前記厚さ方向に貫通し所定の面積を有する少なくとも一つの第2開口部が設けられている、
請求項1に記載のペット用おむつ。
【請求項9】
前記境界領域において、前記少なくとも一つの第1開口部と前記少なくとも一つの第2開口部とは、前記厚さ方向において互いに重なる部分を有する、
請求項8に記載のペット用おむつ。
【請求項10】
前記境界領域において、前記第1開口部と前記第2開口部とが前記厚さ方向において互いに重なる部分は設けられていない、
請求項8に記載のペット用おむつ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ペット用おむつに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、犬や猫等のペットに装着するペット用おむつが知られている。例えば、特許文献1には、吸収性コアよりも背側の部分にペットの尻尾を挿通させるための尻尾挿通部(切込み)が設けられたペット用おむつが開示されている。上記特許文献1に開示されたペット用おむつでは、尻尾挿通部は、互いに離隔して配置された複数の切断部(切込み)によって、尻尾挿通孔のサイズ調整が可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-205542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されたようにサイズ調整可能な尻尾挿通部が複数の切断部によって構成される場合、複数の切断部同士を繋げて所定サイズの尻尾挿通孔を形成するためには、ペット用おむつの本体部における複数の切断部同士の間の部分(境界部分)を破断する必要が生じ得る。このような破断処理のために強い力が必要になる場合、当該破断処理を行うユーザの利便性を損ねるだけでなく、本来想定される破断方向とは異なる方向に本体部が破断されてしまうおそれもある。
【0005】
そこで、本開示の一側面は、複数の切断部を繋げて所定サイズの尻尾挿通孔を形成可能に構成されたペット用おむつにおいて、複数の切断部を繋げるための破断処理を容易且つ精度良く行うことができるペット用おむつを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るペット用おむつは、ペットに装着されるペット用おむつであって、ペット用おむつがペットに装着された装着状態においてペットの肌に面する位置に配置される不織布からなる表面シートと、装着状態においてペットの肌側とは反対側に配置される裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配置される吸収性コアと、を有する本体部を備え、裏面シートは、本体部の最外面を構成する不織布からなる外側シートと、外側シートと吸収性コアとの間に配置された内側シートと、を有し、本体部には、ペットの尻尾を挿通させるための尻尾挿通部が設けられており、尻尾挿通部は、本体部を構成するシートの積層方向である厚さ方向に本体部を切断することにより形成された第1切断部及び第1切断部から分離して設けられた第2切断部を有し、本体部の第1切断部と第2切断部との間の境界領域において、表面シート及び外側シートの少なくとも一方には、厚さ方向に貫通し所定の面積を有する少なくとも一つの開口部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、複数の切断部を繋げて所定サイズの尻尾挿通孔を形成可能に構成されたペット用おむつにおいて、複数の切断部を繋げるための破断処理を容易且つ精度良く行うことができるペット用おむつを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るペット用おむつを肌側から見た平面図である。
図1のペット用おむつを非肌側から見た平面図である。
図1のIII-III線に沿ったペット用おむつの断面図である。
図1のIV-IV線に沿ったペット用おむつの断面図である。
ペット用おむつの装着状態の一例を示す図である。
第1シートを肌側から見た拡大図である。
外装シートを非肌側から見た拡大図である。
本体部の境界領域を含む部分を肌側から見た拡大図である。
第1シート及び外装シートの各々に塗布されるホットメルト接着剤の一例を模式的に示す図である。
変形例に係る本体部の境界領域を含む部分を肌側から見た拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の態様1~態様10が明らかとなる。
【0010】
(態様1)
ペットに装着されるペット用おむつであって、
前記ペット用おむつが前記ペットに装着された装着状態において前記ペットの肌に面する位置に配置される不織布からなる表面シートと、
前記装着状態において前記ペットの肌側とは反対側に配置される裏面シートと、
前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収性コアと、を有する本体部を備え、
前記裏面シートは、
前記本体部の最外面を構成する不織布からなる外側シートと、
前記外側シートと前記吸収性コアとの間に配置された内側シートと、を有し、
前記本体部には、前記ペットの尻尾を挿通させるための尻尾挿通部が設けられており、
前記尻尾挿通部は、前記本体部を構成するシートの積層方向である厚さ方向に前記本体部を切断することにより形成された第1切断部及び前記第1切断部から分離して設けられた第2切断部を有し、
前記本体部の前記第1切断部と前記第2切断部との間の境界領域において、前記表面シート及び前記外側シートの少なくとも一方には、前記厚さ方向に貫通し所定の面積を有する少なくとも一つの開口部が設けられている、ペット用おむつ。
(【0011】以降は省略されています)

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