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公開番号2025076624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188322
出願日2023-11-02
発明の名称枝毛カッタ
出願人株式会社アメイズプラス
代理人個人,個人
主分類A45D 26/00 20060101AFI20250509BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】使い勝手のよい枝毛カッタを提供する。
【解決手段】枝毛カッタ10は、刃体13を保持するホルダ部11と、ホルダ部11に支持されホルダ部11と対向して設けられたカバー部12とを備える。ホルダ部11には、カバー部12の側に開放される凹状部33が設けられ、カバー部12には、ホルダ部11に向けて突出する突出部53が設けられている。毛髪Hが凹状部33と突出部53との間を通じて配置された状態で、ホルダ部11及びカバー部12が接近状態に移行すると、毛髪Hが突出部53により凹状部33に押し込まれ、突出部53の突出側に凸となるよう曲げられる毛髪セット状態とされる。そして、毛髪セット状態において枝毛カッタ10を毛髪Hの毛先に向けて移動させる場合に、毛髪Hの曲げ部分Mから突出し、開口部37より内部空間31に入り込む枝毛Eが刃先13aによりカットされる。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
毛髪の枝分かれにより生じた枝毛をカットする枝毛カッタであって、
前記枝毛をカットする刃先が形成された刃体と、
前記刃体を保持するホルダ部と、
前記ホルダ部に支持され、前記ホルダ部と対向して設けられた変位部と、
を備え、
前記ホルダ部には、前記変位部の側に開放された凹状部が設けられ、
前記変位部には、前記ホルダ部に向けて突出する突出部が設けられ、
前記変位部は、前記突出部が前記凹状部に入り込む第1位置と、前記突出部が前記凹状部から退避する第2位置との間で相対的に変位可能とされ、
前記ホルダ部には、前記凹状部の前記開放側とは反対側に形成され前記刃体が収容されている内部空間と、前記凹状部と前記内部空間とを連通させる開口部とが設けられ、
前記刃体は、前記変位部が前記第1位置にある場合に前記刃先が前記開口部を介して前記突出部と近づくように配置され、
前記毛髪が前記凹状部と前記突出部との間を通じて延びるように配置された状態で前記変位部が前記第1位置に変位することにより、前記毛髪が前記突出部により前記凹状部に押し込まれ前記突出部の突出側に凸となるように曲げられる毛髪セット状態とされ、
前記毛髪セット状態において前記枝毛カッタを前記毛髪の毛先に向けて移動させる場合に、前記毛髪の前記曲げられる部分から突出し前記開口部より前記内部空間に入り込む前記枝毛が前記刃先によりカットされる、枝毛カッタ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ホルダ部は、前記変位部と対向する第1対向面を有し、
前記変位部は、前記ホルダ部と対向する第2対向面を有し、
前記凹状部は、前記第1対向面に沿って延びる溝状をなしており、
前記突出部は、前記第2対向面に沿って延び、前記変位部が前記第1位置にある場合に前記凹状部に沿って配置されるものであり、
前記毛髪が前記突出部の長手方向と交差する方向に延びた状態で、前記変位部が前記第1位置に変位されることにより前記毛髪セット状態とされる、請求項1に記載の枝毛カッタ。
【請求項3】
前記刃体は、前記刃先が前記凹状部の長手方向に延びる向きで配置され、
前記開口部は、前記凹状部の長手方向に複数設けられている、請求項2に記載の枝毛カッタ。
【請求項4】
前記ホルダ部には、隣り合う前記開口部の間ごとに、前記隣り合う前記開口部を区画する区画部が設けられ、
前記各区画部は、前記内部空間に面した内面を有しており、
前記各区画部の前記内面には、前記凹状部の幅方向に対して傾斜する傾斜面が含まれており、
前記刃体は、前記刃先を含む一部が前記各区画部の前記傾斜面に沿って配置されている、請求項3に記載の枝毛カッタ。
【請求項5】
前記各区画部の前記内面には、前記傾斜面に加え、前記凹状部の幅方向と平行な非傾斜面が含まれており、
前記傾斜面と前記非傾斜面とは前記幅方向に隣接しており、
前記傾斜面が前記非傾斜面側に向かうほど前記凹状部側に変位するよう傾斜していることで、前記傾斜面と前記非傾斜面との境界部には段差が生じており、
前記刃体は、前記刃先を前記各区画部の前記段差に当接させた状態で配置されている、請求項4に記載の枝毛カッタ。
【請求項6】
前記刃体は、前記刃先を前記凹状部の幅方向における一方側に向けた状態で配置され、
前記凹状部は、前記ホルダ部において前記凹状部の幅方向における前記一方側寄りに配置されている、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の枝毛カッタ。
【請求項7】
前記凹状部の幅方向における前記一方側とは反対側は他方側であり、
前記刃体は、前記ホルダ部において前記凹状部の幅方向における前記他方側寄りに配置されている、請求項6に記載の枝毛カッタ。
【請求項8】
前記突出部は、前記長手方向と直交する横断面が突出先端に向けて先細りする山形形状とされている、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の枝毛カッタ。
【請求項9】
前記刃体は、前記変位部が前記第1位置にある場合に前記刃先が前記突出部の頂部と前記突出部の幅方向において同位置に位置するよう配置されている、請求項8に記載の枝毛カッタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、枝毛カッタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、毛髪の枝分かれに生じた枝毛をカットする枝毛剪断装置が開示されている。この枝毛剪断装置は電気バリカンを外付け可能となっており、その取り付けた電気バリカンを用いて枝毛をカットするものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4014154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の枝毛剪断装置は、電気バリカンを取り付けて使用するものであるため、電気バリカンを含めた装置全体の大きさが大きくなり、扱いづらいと考えられる。また、枝毛のカットを行う度に、電気バリカンを枝毛剪断装置に取り付ける必要があり、面倒である。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、使い勝手のよい枝毛カッタを提供することを主たる目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決すべく、本発明の枝毛カッタは、
毛髪の枝分かれにより生じた枝毛をカットする枝毛カッタであって、
前記枝毛をカットする刃先が形成された刃体と、
前記刃体を保持するホルダ部と、
前記ホルダ部に支持され、前記ホルダ部と対向して設けられた変位部と、
を備え、
前記ホルダ部には、前記変位部の側に開放された凹状部が設けられ、
前記変位部には、前記ホルダ部に向けて突出する突出部が設けられ、
前記変位部は、前記突出部が前記凹状部に入り込む第1位置と、前記突出部が前記凹状部から退避する第2位置との間で相対的に変位可能とされ、
前記ホルダ部には、前記凹状部の前記開放側とは反対側に形成され前記刃体が収容されている内部空間と、前記凹状部と前記内部空間とを連通させる開口部とが設けられ、
前記刃体は、前記変位部が前記第1位置にある場合に前記刃先が前記開口部を介して前記突出部と近づくように配置され、
前記毛髪が前記凹状部と前記突出部との間を通じて延びるように配置された状態で前記変位部が前記第1位置に変位することにより、前記毛髪が前記突出部により前記凹状部に押し込まれ前記突出部の突出側に凸となるように曲げられる毛髪セット状態とされ、
前記毛髪セット状態において前記枝毛カッタを前記毛髪の毛先に向けて移動させる場合に、前記毛髪の前記曲げられる部分から突出し前記開口部より前記内部空間に入り込む前記枝毛が前記刃先によりカットされる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の枝毛カッタによれば、ホルダ部に設けられた凹状部と変位部に設けられた突出部との間を通じて毛髪が延びるように配置された状態で、変位部を第1位置に相対的に変位させることにより、毛髪が突出部により凹状部に押し込まれ突出部の突出側に凸となるよう曲げられる毛髪セット状態とされる。そして、その毛髪セット状態において枝毛カッタを毛髪の毛先に向けて移動させると、毛髪の曲げられた部分から枝毛が突出し、その枝毛がホルダ部の開口部より内部空間に入り込む。そして、入り込んだ枝毛が内部空間に収容された刃体の刃先によりカットされる。
【0008】
かかる本発明の枝毛カッタによれば、刃体がホルダ部に内蔵されているため、コンパクト化を図ることができ、それにより取り扱いを容易にすることができる。また、刃体が内蔵されていることで、枝毛をカットするにあたり、刃体をわざわざ取り付ける面倒な作業を行う必要がない。以上より、使い勝手のよい枝毛カッタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は枝毛カッタの斜視図であり、(b)は(a)とは異なる方向から見た枝毛カッタの斜視図である。
枝毛カッタの側面図であり、(a)がホルダ部及びカバー部の離間状態を示し、(b)が接近状態を示している。
枝毛カッタの正面図であり、(a)がホルダ部及びカバー部の離間状態を示し、(b)が接近状態を示している。
ホルダ部の斜視図である。
ホルダ部の分解斜視図である。
ホルダ部の平面図である。
ホルダカバーの斜視図である。
ホルダカバーに刃体がセットされた状態を示す裏面図である。
図6のA-A線断面図である。
図6のB-B線断面図である。
カバー部の斜視図である。
枝毛カッタの使用方法を説明するための説明図である。
枝毛カッタを用いて枝毛をカットする様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、(a)が枝毛カッタ10の斜視図であり、(b)が(a)とは異なる方向から見た枝毛カッタ10の斜視図である。図2は枝毛カッタ10の側面図であり、(a)がホルダ部11及びカバー部12の離間状態を示し、(b)が接近状態を示している。図3は枝毛カッタ10の正面図であり、(a)がホルダ部11及びカバー部12の離間状態を示し、(b)が接近状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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