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公開番号2025076141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187902
出願日2023-11-01
発明の名称発光装置、画像形成装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、移動体、および、ウェアラブルデバイス
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H10K 50/818 20230101AFI20250508BHJP()
要約【課題】反射領域の確保に有利な技術を提供する。
【解決手段】基板の主面の上に複数の画素が配された発光装置であって、各画素は、第1電極と、前記第1電極と前記主面との間に配された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配された発光材料を含む有機機能層と、前記第2電極と前記主面との間に配された反射電極と、前記第2電極と前記反射電極との間に配された絶縁層と、前記第2電極と前記反射電極とを接続するコンタクト電極と、を備え、前記絶縁層は、前記主面に垂直な断面において、前記反射電極と前記第2電極との間に配された第1絶縁部と、前記複数の画素うち互いに隣り合う画素の前記反射電極の間に配された第2絶縁部と、を含み、前記コンタクト電極は、前記第2絶縁部の上に配された第1部分と、前記第1部分から連続的に延在し、前記反射電極に接する第2部分と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板の主面の上に複数の画素が配された発光装置であって、
各画素は、第1電極と、前記第1電極と前記主面との間に配された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配された発光材料を含む有機機能層と、前記第2電極と前記主面との間に配された反射電極と、前記第2電極と前記反射電極との間に配された絶縁層と、前記第2電極と前記反射電極とを接続するコンタクト電極と、を備え、
前記絶縁層は、前記主面に垂直な断面において、前記反射電極と前記第2電極との間に配された第1絶縁部と、前記複数の画素うち互いに隣り合う画素の前記反射電極の間に配された第2絶縁部と、を含み、
前記コンタクト電極は、前記第2絶縁部の上に配された第1部分と、前記第1部分から連続的に延在し、前記反射電極に接する第2部分と、を含むことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第2電極は、前記第1部分に接していることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第2電極は、前記第2部分に接していないことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記主面に対する正射影において、前記第1部分は、前記第2部分よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
各画素は、前記有機機能層と前記第2電極との間に、前記第2電極の外縁部を覆い、各画素の発光領域を画定する第2絶縁層をさらに備え、
前記複数の画素は、第1画素と第2画素とを含み、
前記第1画素と前記第2画素とは、前記絶縁層のうち前記発光領域に重なる部分の厚さが互いに異なっていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
各画素は、カラーフィルタをさらに備え、
前記第1画素の前記カラーフィルタと前記第2画素の前記カラーフィルタとは、互いに透過する色のピーク波長が異なっていることを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第2電極のうち前記主面から最も離れた部分と、前記コンタクト電極のうち前記第2電極に接する部分と、の高さの差が、前記複数の画素のそれぞれの間で同じであることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1部分と前記第2部分との間が、平坦であることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記断面において、前記第2絶縁部の上面が、前記反射電極の上面よりも、前記主面に垂直な方向において前記主面から離れていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
前記第2電極は、前記コンタクト電極のうち前記第2絶縁部の前記上面に配された部分に接していることを特徴とする請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、画像形成装置、表示装置、光電変換装置、電子機器、照明装置、移動体、および、ウェアラブルデバイスに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、有機エレクトロルミネセンス(EL)素子を用いた発光素子を含む電気光学装置が示されている。また、特許文献1には、Alおよび銅を用いた反射電極と酸化インジウムスズ(ITO)を用いた画素電極とを直接接続した場合にコンタクト抵抗が高くなるため、反射電極と画素電極との間に窒化チタンを用いたコンタクト電極を配することが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-122612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンタクト電極の全体を反射電極の領域内に配することによって、反射電極のうち光を反射する反射領域が狭くなってしまう可能性がある。コンタクト電極は、反射電極に接しつつ、反射領域を確保することが可能な構造が望まれる。
【0005】
本発明は、反射領域の確保に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る発光装置は、基板の主面の上に複数の画素が配された発光装置であって、各画素は、第1電極と、前記第1電極と前記主面との間に配された第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配された発光材料を含む有機機能層と、前記第2電極と前記主面との間に配された反射電極と、前記第2電極と前記反射電極との間に配された絶縁層と、前記第2電極と前記反射電極とを接続するコンタクト電極と、を備え、前記絶縁層は、前記主面に垂直な断面において、前記反射電極と前記第2電極との間に配された第1絶縁部と、前記複数の画素うち互いに隣り合う画素の前記反射電極の間に配された第2絶縁部と、を含み、前記コンタクト電極は、前記第2絶縁部の上に配された第1部分と、前記第1部分から連続的に延在し、前記反射電極に接する第2部分と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、反射領域の確保に有利な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の発光装置の構成例を示す平面図。
図1の発光装置の構成例を示す断面図。
図2の発光装置の製造工程の例を示す断面図。
比較例の発光装置の構成例を示す断面図。
図1の発光装置の構成例を示す断面図。
図5の発光装置の製造工程の例を示す断面図。
図1の発光装置の画素の構成例を示す断面図。
本実施形態の発光装置を用いた画像形成装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた光電変換装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた電子機器の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた表示装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた照明装置の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いた移動体の一例を示す図。
本実施形態の発光装置を用いたウェアラブルデバイスの一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1~図6(e)を参照して、本開示の実施形態による発光装置について説明する。以下の実施形態は、いずれも本開示の一例を示すものであり、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。図1は、本開示の発光装置100の構成例を示す平面図である。図2は、発光装置100の構成例を示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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