TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025075215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186217
出願日2023-10-31
発明の名称乳化化粧料及び毛髪化粧料
出願人株式会社コーセー
代理人個人,個人
主分類A61K 8/31 20060101AFI20250508BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 本発明は、セット力及び再整髪性の両方に優れ展延性にも優れる化粧料を提供すること。
【解決手段】 本発明は、次の成分(A)~(D);
(A)固形油
(B)水添ポリイソブテン
(C)被膜形成剤
(D)ポリエチレングリコール 10質量%未満
を含有し、前記成分(D)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(D)が、1~10であり、前記成分(D)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(D)が、0.2~1.2である、乳化化粧料又は毛髪化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)~(D);
(A)固形油
(B)水添ポリイソブテン
(C)被膜形成剤
(D)ポリエチレングリコール 10質量%未満
を含有し、
前記成分(D)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(D)が、1~10であり、
前記成分(D)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(D)が、0.2~1.2である、
乳化化粧料。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
次の成分(A)~(D);
(A)固形油
(B)水添ポリイソブテン
(C)被膜形成剤
(D)ポリエチレングリコール 10質量%未満
を含有し、
前記成分(D)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(D)が、1~10であり、
前記成分(D)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(D)が、0.2~1.2である、
毛髪化粧料。
【請求項3】
前記化粧料は、水中油型乳化タイプの化粧料である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記成分(A)固形油は、極性ワックスである、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項5】
前記成分(B)水添ポリイソブテンは、98.9℃における動粘度が50~10,000mm

/sである、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項6】
前記成分(D)ポリエチレングリコールは、数平均分子量が1万以上のポリエチレングリコールである、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項7】
前記成分(C)被膜形成剤は、ノニオン性被膜形成性樹脂及び/又はカチオン性被膜形成性樹脂である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項8】
前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が、1~15である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項9】
前記成分(C)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(C)が、0.2~3である、請求項1又は2に記載の化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料、乳化化粧料及び毛髪化粧料等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
乳化化粧料は化粧料に一般的に用いられる剤型であり、例えば、油中水型乳化化粧料は、外相である油剤の伸び広がりの軽さ、化粧持ちの良さから、ファンデーションや下地、日焼け止めなどに広く用いられている。一方で、水中油型乳化化粧料は、肌への保湿効果を付与するといった場合に好まれて用いられる。
【0003】
また、毛髪化粧料としては、髪用、睫毛用、眉毛用などが知られている。例えば、髪用の毛髪化粧料として、整髪に用いる、エアゾール式毛髪化粧料やヘアワックスなどの整髪用化粧料が知られている。しかし、エアゾール式毛髪化粧料は、髪セット用ポリマーの固着力を用いて、髪を固定するものが一般的であるが、一度毛髪を固定した後、ヘアスタイルが崩れると再度毛髪を固定することができないといった問題があった。また、ヘアワックスは、髪のセット力が高いものとして知られているが、このヘアワックスは、通常、再整髪性が低いといった問題があった。また、毛髪や肌に使用した際に、伸び広がり感があり使用性がよい化粧料の方が、使用者にとって望ましい。
【0004】
例えば、特許文献1では、特定の一般式で表されるフッ素変性シリコーン及び/又はフッ素変性メチルフェニルポリシロキサンと、毛髪セット剤樹脂とを含有することを特徴とする毛髪化粧料が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-167933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、セット力及び再整髪性の両方に優れ、展延性にも優れる化粧料を提供することを主な課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、成分(A)固形油、成分(B)水添ポリイソブテン、成分(C)被膜形成剤、成分(D)ポリエチレングリコールを用い、これらの量比(含有量、含有質量割合等)を調整することで、少なくともセット力及び再整髪性の両方に優れる化粧料を提供できることを新たに見出し、本発明を完成させた。さらに、本発明では、セット力及び再整髪性の両方に優れ、展延性にも優れる化粧料も提供可能である。
【0008】
本発明は、次の成分(A)~(D);
(A)固形油
(B)水添ポリイソブテン
(C)被膜形成剤
(D)ポリエチレングリコール 10質量%未満
を含有し、前記成分(D)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(D)が、1~10であり、前記成分(D)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(D)が、0.2~1.2である、乳化化粧料を提供できる。
【0009】
また、本発明は、次の成分(A)~(D);
(A)固形油
(B)水添ポリイソブテン
(C)被膜形成剤
(D)ポリエチレングリコール 10質量%未満
を含有し、前記成分(D)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(D)が、1~10であり、前記成分(D)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(D)が、0.2~1.2である、毛髪化粧料を提供できる。
【0010】
前記化粧料は、水中油型乳化タイプの化粧料であってもよい。
前記成分(A)固形油は、極性ワックスであってもよい。
前記成分(B)水添ポリイソブテンは、98.9℃における動粘度が50~10,000mm

/sであってもよい。
前記成分(D)ポリエチレングリコールは、数平均分子量が1万以上のポリエチレングリコールであってもよい。
前記成分(C)被膜形成剤は、ノニオン性被膜形成性樹脂及び/又はカチオン性被膜形成性樹脂であってもよい。
前記成分(B)に対する前記成分(A)の含有質量割合(A)/(B)が、1~15であってもよい。
前記成分(C)に対する前記成分(B)の含有質量割合(B)/(C)が、0.2~3であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社コーセー
化粧料又は皮膚外用剤
15日前
株式会社コーセー
化粧料又は皮膚外用剤
15日前
株式会社コーセー
乳化化粧料及び毛髪化粧料
2日前
株式会社コーセー
多層型メイクアップ保護化粧料
17日前
個人
健康器具
2か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
歯の掃除具
6か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
導電香
3か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
白内障治療法
2か月前
個人
マッサージ機
3か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
個人
収納容器
5か月前
個人
片足歩行支援具
4か月前
個人
発熱器具
6か月前
個人
クリップ
4か月前
個人
染毛方法
5か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
眼科診療車
4か月前
個人
シャンプー
23日前
個人
車椅子持ち上げ器
2か月前
個人
口内洗浄具
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
2か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
個人
除菌システム
4か月前
株式会社結心
手袋
2か月前
株式会社コーセー
美爪料
4か月前
株式会社コーセー
化粧料
4か月前
個人
避難困難者救出台車
4か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
15日前
続きを見る