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公開番号
2025074543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185407
出願日
2023-10-30
発明の名称
建物間の止水工法
出願人
東京電力ホールディングス株式会社
,
大成建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/66 20060101AFI20250507BHJP(建築物)
要約
【課題】建物の外壁と配管との間の隙間を介して、建物の内部に地下水が流入することを抑制する。
【解決手段】建物間の止水工法は、地中に配置された配管が通され、並んで配置される1対の建物の間の隙間を止水する建物間の止水工法であって、前記隙間に配置されている封止材のうち、前記配管の両側の部分を削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する1対の第1穴部を形成する第1削孔工程と、前記封止材を削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する2対の第2穴部を形成する第2削孔工程と、2対の前記第2穴部のそれぞれに第1充填材を充填する第1充填工程と、1対の前記第1穴部のそれぞれに止水性を有する第2充填材を充填する第2充填工程と、を有し、1対の前記第1穴部のそれぞれは互いに異なる1対の前記第2穴部に挟まれる位置に形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
地中に配置された配管が通され、第1方向に並んで配置される1対の建物の間の隙間のうち地中の部分を止水する建物間の止水工法であって、
前記隙間に配置されている封止材のうち、前記配管の両側の部分を鉛直方向下側に向けて削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する1対の第1穴部を形成する第1削孔工程と、
前記封止材を鉛直方向下側に向けて削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する2対の第2穴部を形成する第2削孔工程と、
2対の前記第2穴部のそれぞれに第1充填材を充填する第1充填工程と、
1対の前記第1穴部のそれぞれに止水性を有する第2充填材を充填する第2充填工程と、
を有し、
1対の前記第1穴部のそれぞれは、互いに異なる1対の前記第2穴部に挟まれる位置に形成される、建物間の止水工法。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記第1削孔工程において、1対の前記建物それぞれの外壁のうち外側の部分を削孔する、請求項1に記載の建物間の止水工法。
【請求項3】
前記第1削孔工程および前記第2削孔工程では、鉛直方向に延びる回転軸線を中心として回転する削孔部材によって前記封止材を削孔し、
前記削孔部材は、前記回転軸線を中心とする円柱状の複数の削孔部を有し、
複数の前記削孔部は、前記回転軸線に沿って並んで配置され、
複数の前記削孔部それぞれの外径は、鉛直方向下側に配置される前記削孔部の外径よりも大きく、
複数の前記削孔部のうち最も鉛直方向下側に配置される第1削孔部の外径は、前記隙間の前記第1方向の寸法以下である、請求項1または2に記載の建物間の止水工法。
【請求項4】
前記第1削孔工程において、複数の前記削孔部のうち前記第1削孔部以外の前記削孔部の少なくとも一つの前記削孔部の外径は、前記隙間の前記第1方向の寸法よりも大きい、請求項3に記載の建物間の止水工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物間の止水工法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
隣接して配置される建物のそれぞれに地中に配置された配管が通される場合、各建物の外壁と配管との間に生じる隙間を介して、地下水が建物の内部に流入する虞がある。そのため、地下水が建物の内部に流入することを防止する必要がある。例えば、特許文献1には、各建物の間において配管の周囲に止水板を設けることによって、建物の内部に地下水が流入することを防止する止水構造が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-255339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の止水構造では、建物と止水板との間に隙間が生じると、係る隙間を介して、地下水が配管の周りに流入する虞があった。そのため、各建物の外壁と配管との間の隙間を介して、建物の内部に地下水が流入する虞があった。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、建物の外壁と配管との間の隙間を介して、建物の内部に地下水が流入することを抑制できる、建物間の止水工法を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、地中に配置された配管が通され、第1方向に並んで配置される1対の建物の間の隙間のうち地中の部分を止水する建物間の止水工法であって、前記隙間に配置されている封止材のうち、前記配管の両側の部分を鉛直方向下側に向けて削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する1対の第1穴部を形成する第1削孔工程と、前記封止材を鉛直方向下側に向けて削孔することによって、鉛直方向下側の端部が前記配管よりも鉛直方向下側に位置する2対の第2穴部を形成する第2削孔工程と、2対の前記第2穴部のそれぞれに第1充填材を充填する第1充填工程と、1対の前記第1穴部のそれぞれに止水性を有する第2充填材を充填する第2充填工程と、を有し、1対の前記第1穴部のそれぞれは、互いに異なる1対の前記第2穴部に挟まれる位置に形成される、建物間の止水工法である。
【0007】
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の建物間の止水工法において、前記第1削孔工程において、1対の前記建物それぞれの外壁のうち外側の部分を削孔するものである。
【0008】
(3)本発明の一態様は、上記(1)または(2)に記載の建物間の止水工法において、前記第1削孔工程および前記第2削孔工程では、鉛直方向に延びる回転軸線を中心として回転する削孔部材によって前記封止材を削孔し、前記削孔部材は、前記回転軸線を中心とする円柱状の複数の削孔部を有し、複数の前記削孔部は、前記回転軸線に沿って並んで配置され、複数の前記削孔部それぞれの外径は、鉛直方向下側に配置される前記削孔部の外径よりも大きく、複数の前記削孔部のうち最も鉛直方向下側に配置される第1削孔部の外径は、前記隙間の前記第1方向の寸法以下とするものである。
【0009】
(4)本発明の一態様は、上記(3)に記載の建物間の止水工法において、前記第1削孔工程において、複数の前記削孔部のうち前記第1削孔部以外の前記削孔部の少なくとも一つの前記削孔部の外径は、前記隙間の前記第1方向の寸法よりも大きいものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、建物の外壁と配管との間の隙間を介して、建物の内部に地下水が流入することを抑制できる、建物間の止水工法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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