TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025074107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025027729,2023529140
出願日2025-02-25,2021-06-23
発明の名称車両制御装置、及び、車両制御方法
出願人日産自動車株式会社,アンペア エス.ア.エス.
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250502BHJP(信号)
要約【課題】乗車希望者の求めに応じて停車してその乗車希望者を乗車させるときに、現実的にその乗車希望者を乗車させることができる停車地を車両が探索し得るようにする車両制御装置、及び、車両制御方法を提供する。
【解決手段】乗車希望者103を乗車させる車両102を制御する車両制御装置(11)は、乗車希望者103を乗車させるために車両102を停車させる停車地について、候補地を抽出する停車候補地抽出部33と、候補地における車両102の待機時間を演算する待機時間演算部36と、待機時間が候補地について予め定められた許容停車時間以下であるときに、候補地を停車地に決定する停車地決定部37と、を備える。そして、停車地決定部37は、候補地の利用を制限する情報である利用制限情報を取得し、利用制限情報に基づいて許容停車時間を修正して待機時間と比較する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
乗車希望者を乗車させる車両を制御する車両制御装置であって、
前記乗車希望者を乗車させるために前記車両を停車させる停車地について、候補地を抽出する停車候補地抽出部と、
前記候補地における前記車両の待機時間を演算する待機時間演算部と、
前記待機時間が前記候補地について予め定められた許容停車時間以下であるときに、前記候補地を前記停車地に決定する停車地決定部と、
を備え、
前記停車地決定部は、
前記候補地の利用を制限する情報である利用制限情報を取得し、
前記利用制限情報に基づいて前記許容停車時間を修正して前記待機時間と比較する、
車両制御装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
地図及び前記許容停車時間の情報を含む地図データベースを備え、
前記停車地決定部は、前記地図データベースに登録された前記許容停車時間を、前記利用制限情報に基づいて修正する、
車両制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記停車地決定部は、前記利用制限情報に基づいて、前記許容停車時間から利用不能な時間を削減することにより、前記許容停車時間を短縮する修正を行う、
車両制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両制御装置であって、
前記利用制限情報は、前記候補地の利用予約または混雑度である、
車両制御装置。
【請求項5】
乗車希望者を乗車させる車両を制御する車両制御方法であって、
前記車両を制御する車両制御装置が、
前記乗車希望者を乗車させるために前記車両を停車させる停車地について、候補地を抽出し、
前記候補地における前記車両の待機時間を演算し、
前記待機時間が前記候補地について予め定められた許容停車時間以下であるときに、前記候補地を前記停車地に決定し、
前記候補地を前記停車地に決定するか否かを判断するときに、
前記候補地の利用を制限する情報である利用制限情報を取得し、
前記利用制限情報に基づいて前記許容停車時間を修正して前記待機時間と比較する、
車両制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗車希望者の求めに応じて停車し、乗車希望者を乗車させる車両を制御する車両制御装置、及び、車両制御方法に関する。
に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
WO2018/189952A1には、車両内に乗客がいないと判定されたときに、所定のジェスチャをしている人が検出されると、その人の周辺に停車してその人を乗車させる自動運転車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/189952号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の配車サービスでは、乗車希望者に最も近い乗車地点が指定され、その乗車地点に対して乗車可能な車両が配車される仕組みとなっている。
【0005】
これに対し、自動運転車両を用いるタクシーサービスでは、有人運転のタクシーサービスと同様に、乗車希望者が巡回する自動運転車両に対して乗車意思を示す所定の合図を送ることにより、自動運転車両を停車させて乗車するサービス形態も検討されている。そして、このようなサービス形態においては、自動運転車両は、原則として、乗車希望者の近傍に直ちに停車してその乗車希望者を乗車させることが望ましい。
【0006】
しかし、法令、規則、もしくは契約等により、または、その他安全上の理由等により、自動運転車両が乗車希望者の近傍に直ちに停車し得ない場合がある。したがって、乗車希望者が巡回する自動運転車両(自動運転車両による“流しのタクシー”)を任意に停車させて乗車しようとする場合、自動運転車両は、乗車希望者が乗車するまで、法令等に違反することなく、あるいは安全に停車または駐車していられる場所を探す必要がある。
【0007】
本発明は、乗車希望者の求めに応じて停車してその乗車希望者を乗車させるときに、現実的にその乗車希望者を乗車させることができる停車地を車両が探索し得るようにする車両制御装置、及び、車両制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様は、乗車希望者を乗車させる車両を制御する車両制御装置である。この車両制御装置は、乗車希望者を乗車させるために車両を停車させる停車地について、候補地を抽出する停車候補地抽出部と、候補地における車両の待機時間を演算する待機時間演算部と、待機時間が候補地について予め定められた許容停車時間以下であるときに、候補地を停車地に決定する停車地決定部と、を備える。そして、停車地決定部は、候補地の利用を制限する情報である利用制限情報を取得し、利用制限情報に基づいて許容停車時間を修正して待機時間と比較する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、乗車希望者の求めに応じて停車してその乗車希望者を乗車させるときに、現実的にその乗車希望者を乗車させることができる停車地を車両が探索し得るようにする車両制御装置、及び、車両制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、車両制御システムの構成を示すブロック図である。
図2は、車両コントローラの機能を示すブロック図である。
図3は、乗車希望者を乗車させる際の作用を示すフローチャートである。
図4は、乗車希望者及び車両の近傍にある停車地の候補を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日産自動車株式会社
発電機
2日前
日産自動車株式会社
電池システム
5日前
日産自動車株式会社
車両の空調装置
5日前
日産自動車株式会社
金属板の曲げ加工方法
3日前
日産自動車株式会社
燃料タンクの給油部構造
5日前
日産自動車株式会社
空調吹出口の風向調整装置
3日前
日産自動車株式会社
蓄熱材及び排気ガス浄化触媒
2日前
日産自動車株式会社
表面被覆品及びその製造方法
3日前
日産自動車株式会社
乗車地決定方法及び乗車地決定装置
5日前
日産自動車株式会社
内燃機関の制御方法および制御装置
9日前
日産自動車株式会社
電流センサの故障判定方法及び故障判定装置
3日前
日産自動車株式会社
電池内部状態検出装置及び電池内部状態検出方法
3日前
日産自動車株式会社
微細粉末形成用の切削工具及び微細粉末形成方法
3日前
日産自動車株式会社
発電システムの制御方法、及び、発電システムの制御装置
10日前
日産自動車株式会社
車両制御装置、及び、車両制御方法
5日前
個人
安全運転車両
1か月前
個人
自動車ケアフル灯
1か月前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
5日前
ニッタン株式会社
発信機
5日前
個人
逆走・正走車両検出システム
17日前
日本信号株式会社
情報提供システム
16日前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
5日前
ホーチキ株式会社
監視システム
1か月前
個人
磁気・光学誘導路線による車両の運行制御
10日前
タック株式会社
安全監視システム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
通知システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
日本信号株式会社
路側装置及びセンサ装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
配車システム
9日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
株式会社アジラ
注目行動呼びかけシステム
1か月前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
3日前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
三菱ロジスネクスト株式会社
搬送システム
1か月前
株式会社デンソー
運転支援装置
1か月前
続きを見る