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公開番号
2025073381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184124
出願日
2023-10-26
発明の名称
車両の空調装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約
【課題】窓の曇りを抑制ないし防止しつつ、優れた暖房性を実現し得る車両の空調装置を提供する。
【解決手段】車両の空調装置は、車両の室内のフットスペースに向けて空調風を吹き出すフット吹出口と、室内に設置された輻射式足元ヒータと、足元への水持ち込みを推定する推定装置を備える。車両の空調装置は、推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、フット吹出口からの空調風の風量を減少させると共に輻射式足元ヒータを加熱させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の室内のフットスペースに向けて空調風を吹き出すフット吹出口と、前記室内に設置された輻射式足元ヒータと、足元への水持ち込みを推定する推定装置を備え、
前記推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、前記フット吹出口からの前記空調風の風量を減少させると共に前記輻射式足元ヒータを加熱させる
ことを特徴とする車両の空調装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記室内の座席に向けて空調風を吹き出すベント吹出口を更に備え、
前記推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、前記ベント吹出口からの前記空調風の風量を増加させる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両の空調装置。
【請求項3】
前記室内の窓に向けて空調風を吹き出すデフロスター吹出口を更に備え、
前記推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、前記ベント吹出口からの前記空調風の風量及び前記デフロスター吹出口からの前記空調風の風量を増加させ、
前記デフロスター吹出口からの前記空調風の風量が、前記ベント吹出口からの前記空調風の風量よりも多い
ことを特徴とする請求項2に記載の車両の空調装置。
【請求項4】
前記推定装置が、前記車両の周辺の気象情報又は前記車両のワイパーの前日の稼動履歴から降雨ないし降雪による足元への水持ち込みを推定することを特徴とする請求項1に記載の車両の空調装置。
【請求項5】
前記フット吹出口からの前記空調風の温度が前記室内の温度よりも高く且つ快適温度よりも低い場合に、前記フット吹出口からの前記空調風の風量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の車両の空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の空調装置に係り、さらに詳細には、窓の曇りを抑制ないし防止しつつ、優れた暖房性を実現し得る車両の空調装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乗員が煩雑な作業を行うことなく、濡れた足元や各種ペダルを早く乾かすことができ、さらに、走行中に乾燥作業を継続することができる車両の空調装置が開示されている。この車両の空調装置は、車両室内のフットスペースに送風するフット吹き出し口を有する車両の空調装置であって、降雨及び/又は降雪を検知する降雨検知手段と、乗員が乗車したことを検知する乗車検知手段と、前記乗車検知手段によって乗員の乗車が検知されるとともに、前記降雨検知手段によって降雨及び/又は降雪が検知された場合に、前記フット吹き出し口から送風を開始する制御装置と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-248306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたような車両の空調装置においては、例えば、冬季のように車両の室内の温度が低く、絶対湿度が低い場合、車両の室内に持ち込まれた足元の水がフット吹き出し口からの温かい風によって蒸発して窓が曇ってしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであって、窓の曇りを抑制ないし防止しつつ、優れた暖房性を実現し得る車両の空調装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、前記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、フット吹出口からの空調風の風量を減少させると共に輻射式足元ヒータを加熱させることにより、前記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明の車両の空調装置は、車両の室内のフットスペースに向けて空調風を吹き出すフット吹出口と、室内に設置された輻射式足元ヒータと、足元への水持ち込みを推定する推定装置を備える。
この車両の空調装置は、推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、フット吹出口からの空調風の風量を減少させると共に輻射式足元ヒータを加熱させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、推定装置によって足元への水持ち込みが推定された場合に、フット吹出口からの空調風の風量を減少させると共に輻射式足元ヒータを加熱させたため、窓の曇りを抑制ないし防止しつつ、優れた暖房性を実現し得る車両の空調装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の車両の空調装置の一実施形態を模式的に示す説明図である。
図1に示した車両の空調装置の制御の一例を示すフローチャートである。
図1に示した車両の空調装置の制御の他の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の車両の空調装置について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下で引用する図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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