TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025073691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184680
出願日
2023-10-27
発明の名称
LED照明用電源装置及びLED照明装置
出願人
大光電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05B
45/46 20200101AFI20250502BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】定電流コンバータのスイッチング素子の損失や発生ノイズを減少させるとともに、負荷の切り替え時のピーク電流を低減できるLED照明用電源装置及びLED照明装置を提供する。
【解決手段】交流または直流を電源とし、1つの定電流コンバータ13の出力に接続された負荷端子電圧の異なる独立した2系統以上のLED負荷15、16を切り替えて駆動することにより調光及び/または調色を行う出力LED照明用電源装置において、定電流コンバータの制御は、定電流コンバータのスイッチング素子132を、定電流コンバータの出力電流が上限閾値に達するとオフにし、出力電流がなくなるとオンにする臨界モード動作のリアルタイム制御とする。かつLED負荷16の切り替えスイッチング素子18のオンの動作速度を遅くして、オン時に発生するLEDピーク電流を抑制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交流または直流を電源とし、1つの定電流コンバータの出力に接続された負荷端子電圧の異なる独立した2系統以上のLED負荷を切り替えて駆動することにより調光及び/または調色を行うLED照明用電源装置において、
前記定電流コンバータの制御は、定電流コンバータのスイッチング素子を、定電流コンバータの出力電流が上限閾値に達するとオフにし、出力電流がなくなるとオンにする臨界モード動作のリアルタイム制御とするとともに、LED負荷を切り替えるスイッチング素子のオンの動作速度を遅くして、オン時に発生するLEDピーク電流を抑制することを特徴とするLED照明用電源装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
交流または直流を電源とし、1つの定電流コンバータの出力に接続された負荷端子電圧の異なる独立した2系統以上のLED負荷を切り替えて駆動することにより調光及び/または調色を行うLED照明用電源装置において、
前記定電流コンバータの制御は、定電流コンバータのスイッチング素子を、定電流コンバータの出力電流が上限閾値に達するとオフにし、出力電流がゼロの時間を含む所定の時間が経過するとオンにする不連続モード動作のリアルタイム制御とするとともに、LED負荷を切り替えるスイッチング素子のオンの動作速度を遅くして、オン時に発生するLEDピーク電流を抑制することを特徴とするLED照明用電源装置。
【請求項3】
交流または直流を電源とし、1つの定電流コンバータの出力に接続された負荷端子電圧の異なる独立した2系統以上のLED負荷を切り替えて駆動することにより調光及び/または調色を行うLED照明用電源装置において、
前記定電流コンバータの制御は、定電流コンバータのスイッチング素子を、定電流コンバータの出力電流が上限閾値に達するとオフにし、出力電流がなくなるとオンにする臨界モード動作のリアルタイム制御と、定電流コンバータのスイッチング素子を、定電流コンバータの出力電流が上限閾値に達するとオフにし、出力電流がゼロの時間を含む所定の時間が経過するとオンにする不連続モード動作のリアルタイム制御の併用とするとともに、LED負荷を切り替えるスイッチング素子のオンの動作速度を遅くして、オン時に発生するLEDピーク電流を抑制することを特徴とするLED照明用電源装置。
【請求項4】
定電流コンバータの出力端に接続されるコンデンサの容量を4.7μF以下とするか、または定電流コンバータの出力端にコンデンサを設けない請求項1ないし請求項3の何れかに記載のLED照明用電源装置。
【請求項5】
請求項1ないし請求項3の何れかに記載のLED照明用電源装置を備えたLED照明装置。
【請求項6】
定電流コンバータの出力端に接続されるコンデンサの容量を4.7μF以下とするか、または定電流コンバータの出力端にコンデンサを設けない請求項5に記載のLED照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、2系統以上のLED負荷を切り替え駆動するLED照明用電源装置、及びこの電源装置が用いられたLED照明装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
光源にLED(発光ダイオード)を用いたLED照明装置として、例えば色温度の異なる2系統以上のLED負荷を交互に切り替え駆動して調色制御を行うLED照明装置が従来より知られている(例えば特許文献1、特許文献2)。
【0003】
ところで、このような2系統以上のLED負荷を交互に切り替え駆動するLED照明装置の電源装置として、LED負荷に流れる電流の安定化のためフィードバック制御方式の電源装置が使用されることが多い。
【0004】
このフィードバック制御方式の電源装置は、LED負荷を流れる電流を検出するとともに、検出した電流値が減少するとLED負荷を流れる電流が増加するように定電流コンバータの出力を増大させ、検出した電流値が増加するとLED負荷を流れる電流が減少するように定電流コンバータの出力を減少させる制御を行うものである。
【0005】
しかしながら、このようなフィードバック式の電源装置は、次のような問題があった。即ち、切り替え駆動される2系統以上のLED負荷の端子電圧は一般的には同一ではなく、例えば負荷端子電圧の小さいLED負荷から負荷端子電圧の大きいLED負荷に駆動切替を行った場合、負荷端子電圧の差が大きいと、切替直後は負荷端子電圧の大きいLED負荷への電流が急激に減少する。このため、フィードバックがかかり定電流コンバータは急激に出力を増大させるように制御されるため、LED負荷に突発的な大電流が流れて故障する恐れがあった。
【0006】
また、定電流コンバータの出力には、LED負荷に安定的に電流を供給するため、比較的容量の大きいコンデンサが一般的に接続されている。しかし、負荷端子電圧の大きいLED負荷から負荷端子電圧の小さいLED負荷に駆動が切り替わったとき、コンデンサから突発的な大電流(ピーク電流)が負荷端子電圧の小さいLED負荷に流れるとともに、コンデンサの容量が大きいためこの電流が持続し、このためやはりLED負荷が故障する恐れがあった。
【0007】
このように、従来のフィードバック式の電源装置では、切り替え駆動される2系統以上のLED負荷の端子電圧が異なっている場合、切り替え駆動時にLED負荷が突発的なピーク電流により故障する恐れがあるという問題があった。
【0008】
これらの突発的なピーク電流は、制御困難な電流としてLED負荷に流れる為、LED負荷電流が安定しないという問題も発生していた。
【0009】
また、上記のような問題を解決するため、特許文献3には、交流または直流を電源とし、1つの定電流コンバータの出力に接続された負荷端子電圧の異なる独立した2系統以上のLED負荷を切り替え駆動することにより調光及び/または調色を行うLED照明用電源装置において、前記定電流コンバータの制御は、定電流コンバータのスイッチング素子を、定電流コンバータの出力電流が下限閾値を下回るとオンにし、上限閾値を超えるとオフにするリアルタイム制御とするとともに、定電流コンバータの出力端に接続されるコンデンサの容量を0.1μF以下とするか、または定電流コンバータの出力端にコンデンサを設けないLED照明用電源装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特許第5141874号公報
特開2015-95347号公報
特許第6999100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
大光電機株式会社
照明器具
1か月前
大光電機株式会社
LED点灯装置
3日前
日本精機株式会社
回路基板
18日前
日本精機株式会社
駆動装置
1か月前
株式会社遠藤照明
照明装置
3日前
愛知電機株式会社
盤フレーム
2か月前
株式会社国際電気
電子装置
2か月前
三菱電機株式会社
電子機器
1か月前
株式会社プロテリアル
シールド材
1か月前
個人
電気抵抗電磁誘導加熱装置
2か月前
個人
電子機器収納ユニット
1か月前
株式会社LIXIL
照明システム
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
メクテック株式会社
伸縮性配線基板
2日前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
2か月前
マクセルイズミ株式会社
加熱ユニット
2日前
TDK株式会社
配線基板
2日前
新光電気工業株式会社
配線基板
1か月前
株式会社タクミ精工
除電ブラシ
25日前
信越ポリマー株式会社
配線基板
1か月前
FDK株式会社
冷却構造
1か月前
昭栄化学工業株式会社
焼成型導電性ペースト
3日前
ホシザキ株式会社
LED駆動装置
16日前
株式会社デンソー
電子装置
19日前
ダイニック株式会社
面状発熱体および水性塗料
1か月前
株式会社デンソー
電子装置
11日前
住友ベークライト株式会社
基板の製造方法
1か月前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
5日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
2か月前
Astemo株式会社
電子装置
1か月前
富士電機株式会社
フレーム連結構造
2か月前
アイホン株式会社
ケース体における防水構造
26日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る