TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025077724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190141
出願日
2023-11-07
発明の名称
照明器具
出願人
大光電機株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
F21V
31/00 20060101AFI20250512BHJP(照明)
要約
【課題】レンズ部によって光を調節する際に、筐体に対して枠体を回転させても、枠体がガタつくことを抑制でき、枠体の回転をスムーズに行うことができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、光源部5と、光源部5を内部に収容し、光源部5からの光が通る開口面42を有する筐体4と、光源部5と開口面42との間に配置され、光源部5からの光を通す固定レンズ61及び可動レンズ62を有し、可動レンズ62を光源部5からの光の中心軸に沿う回転軸で回転することで光を調節可能なレンズ部6と、可動レンズ62の外周部に固定され、筐体4の内周面に対して、中心軸に沿う回転軸で回転可能に取り付けられた枠体7と、枠体7の外周面の全周にわたって設けられたリング状の弾性体8と、を備え、弾性体8における筐体4の内周面に対向する面が、断面曲面状に形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源部と、
前記光源部を内部に収容し、前記光源部からの光が通る開口面を有する筐体と、
前記光源部と前記開口面との間に配置され、前記光源部からの光を通す固定レンズ及び可動レンズを有し、前記可動レンズを前記光源部からの光の中心軸に沿う回転軸で回転することで光を調節可能なレンズ部と、
前記可動レンズの外周部に固定され、前記筐体の内周面に対して、前記中心軸に沿う回転軸で回転可能に取り付けられた枠体と、
前記枠体の外周面の全周にわたって設けられたリング状の弾性体と、
を備え、
前記弾性体における前記筐体の内周面に対向する面が、断面曲面状に形成されている、
照明器具。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記弾性体は、断面円形状に形成されている、
請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記弾性体は、シリコーンを含む、
請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記弾性体は、前記筐体の内周面に対し、前記中心軸回りの周方向に摺動可能に接している、
請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従前より、レンズを有する照明器具において、器具本体の一部を、中心軸を回転軸として回転させることで、レンズを回転させ、照明器具からの照明光の調節を行う照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種の照明器具では、例えば、筐体内に配置されたレンズと、筐体とレンズとの間に配置された枠体とを備えた構造のものがある。筐体に対して、枠体を、筐体の中心軸を回転軸として回転させることで、レンズを回転することができる。これによって、照明光の調節を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-4374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、筐体に対して枠体を回転させるためには、筐体と枠体との間に隙間を設ける必要がある。しかし、製造に際して、筐体と枠体とには寸法誤差が生じてしまうため、筐体と枠体との間の隙間が大き過ぎると、レンズがガタつきやすく、光源からの光の中心軸とレンズとの位置がずれて、所望の照明光が得られにくい。また、枠体がガタつくと、枠体がスムーズに回転できない。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、レンズ部によって光を調節する際に、筐体に対して枠体を回転させても、枠体がガタつくことを軽減でき、枠体の回転をスムーズに行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一態様の照明器具は、光源部と、前記光源部を内部に収容し、前記光源部からの光が通る開口面を有する筐体と、前記光源部と前記開口面との間に配置され、前記光源部からの光を通す固定レンズ及び可動レンズを有し、前記可動レンズを前記光源部からの光の中心軸に沿う回転軸で回転することで光を調節可能なレンズ部と、前記可動レンズの外周部に固定され、前記筐体の内周面に対して、前記中心軸に沿う回転軸で回転可能に取り付けられた枠体と、前記枠体の外周面の全周にわたって設けられたリング状の弾性体と、を備え、前記弾性体における前記筐体の内周面に対向する面が、断面曲面状に形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る上記態様の照明器具は、レンズ部によって光を調節する際に、筐体に対して枠体を回転させても、枠体がガタつくことを軽減でき、枠体の回転をスムーズに行うことができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の模式側面図である。
図2(A)は、上記実施形態に係る照明器具の前端部の模式断面図である。図2(B)は、図2(A)のA部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本実施形態に係る照明器具10について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る照明器具10全体を示す模式側面図であって、光が通る開口面42側の端部(以下では、前端部という場合がある)を一部破断した模式側面図である。図2(A)は、照明器具10の前端部近傍の模式拡大図である。図2(B)は、図2(A)におけるA部分の拡大図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る