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公開番号2025072346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024187152
出願日2024-10-24
発明の名称無限回転体
出願人トピー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60B 19/00 20060101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約【課題】ディスク部に圧電素子が配置された無限回転体において発電効率を高めることができる無限回転体を提供する。
【解決手段】リム部11と、リム部11の環の内側に配置されるディスク部12と、を備え、ディスク部12は、走行時に応力が相対的に高くなる位置に圧電素子28が配置されているホイール10である。これにより、ホイール10で発電をすることができる。圧電素子28は、ディスク部12における走行時に応力が相対的に高くなる位置に配置されることで、発電効率を高めることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
リム部と、
前記リム部の環の内側に配置されるディスク部と、を備え、
前記ディスク部は、走行時に応力が相対的に高くなる位置に圧電素子が配置されている
無限回転体。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記ディスク部は、ハブ取付部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付部と前記ディスクフランジ部との間において、周回方向に周期的に配置された複数の穴部を備えるとともに、前記ハブ取付部と前記穴部との間に周回方向に連続又は非連続の環状突部を備え、
前記圧電素子が配置される位置は、前記環状突部である
請求項1に記載の無限回転体。
【請求項3】
前記ディスク部は、ハブ取付部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付部と前記ディスクフランジ部との間において、周回方向に周期的に配置された複数の穴部を備え、
前記圧電素子が配置される位置は、前記穴部の間であって、かつ前記ディスクフランジ部よりも前記ハブ取付部に近い位置である
請求項1に記載の無限回転体。
【請求項4】
前記圧電素子は、周回方向に同じ周期で間欠配置されている
請求項2又は3に記載の無限回転体。
【請求項5】
前記圧電素子は、前記ディスク部の車幅方向内側の面に配置されている
請求項2又は3に記載の無限回転体。
【請求項6】
前記圧電素子は、前記ディスク部の車幅方向外側の面に配置されている
請求項2又は3に記載の無限回転体。
【請求項7】
スチールホイールである
請求項1に記載の無限回転体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤホイールなどの無限回転体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤやホイールなどに圧電素子を配置する技術がある。例えば、特許文献1は、ホイールのリム部外周面に圧電センサを取り付けることが記載されている。特許文献2は、タイヤの接地部裏面に塗布型圧電部を設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-163230号公報
特開2022-47625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、リム部外周面に圧電センサを配置する考え方は記載されているものの、実用化されているホイールのリム部外周面は、複雑な形状を有している。このようなリム部外周面の複雑形状に合わせて、如何なる位置に圧電素子を配置するのが良いかは、更なる技術的検討が必要である。
【0005】
特許文献2は、タイヤの接地面に生じた歪みに応じて電力を生成するものである。このため、繰り返しタイヤが変形するうちにタイヤの接地部裏面に配置された圧電部が破損してしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための無限回転体は以下のような態様を有する。
〔態様1〕 リム部と、
前記リム部の環の内側に配置されるディスク部と、を備え、
前記ディスク部は、走行時に応力が相対的に高くなる位置に圧電素子が配置されている
無限回転体。
【0007】
上記構成によれば、ホイールで発電をすることができる。圧電素子は、ディスク部における走行時に応力が相対的に高くなる位置に配置されることで、発電効率を高めることができる。
【0008】
〔態様2〕 前記ディスク部は、ハブ取付部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付部と前記ディスクフランジ部との間において、周回方向に周期的に配置された複数の穴部を備えるとともに、前記ハブ取付部と前記穴部との間に周回方向に連続又は非連続の環状突部を備え、
前記圧電素子が配置される位置は、前記環状突部である〔態様1〕に記載の無限回転体。
【0009】
上記構成によれば、圧電素子が、応力が高くなる環状突部に配置されることで、発電効率を高めることができる。
〔態様3〕 前記ディスク部は、ハブ取付部と、ディスクフランジ部と、前記ハブ取付部と前記ディスクフランジ部との間において、周回方向に周期的に配置された複数の穴部を備え、
前記圧電素子が配置される位置は、前記穴部の間であって、かつ前記ディスクフランジ部よりも前記ハブ取付部に近い位置である〔態様1〕に記載の無限回転体。
【0010】
上記構成によれば、圧電素子が、応力が高くなる穴部であって、かつディスクフランジ部よりもハブ取付部に近い位置に配置されることで、発電効率を高めることができる。
〔態様4〕 前記圧電素子は、周回方向に同じ周期で間欠配置されている〔態様2〕又は〔態様3〕に記載の無限回転体。
(【0011】以降は省略されています)

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