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公開番号
2025071607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181917
出願日
2023-10-23
発明の名称
モータ冷却装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
1/20 20060101AFI20250428BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】冷却性能を向上させることができるモータ冷却装置を提供すること。
【解決手段】モータ冷却装置は、複数の鋼板を積層して形成したステータに形成されており、冷却油の導管となる油路であって、前記複数の鋼板に形成されている油穴が積層方向に重なることによって形成されており、前記油穴が前記積層方向に直交する方向にずれて重なることにより形成されているオフセット衝突壁を有する油路を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の鋼板を積層して形成したステータに形成されており、冷却油の導管となる油路であって、
前記複数の鋼板に形成されている油穴が積層方向に重なることによって形成されており、
前記油穴が前記積層方向に直交する方向にずれて重なることにより形成されているオフセット衝突壁を有する油路を備えるモータ冷却装置。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記油穴は、ロータの回転軸を中心とする径方向が該径方向に直交する周方向より長く、
前記オフセット衝突壁は、前記油穴が前記周方向にずれて重なることにより形成されている請求項1に記載のモータ冷却装置。
【請求項3】
前記鋼板には、ロータの回転軸を中心とした径方向に沿って複数の前記油穴が形成されており、
前記油路は、前記積層方向に折り返すターン部を有する請求項1に記載のモータ冷却装置。
【請求項4】
前記鋼板には、前記径方向に沿って3つの前記油穴が形成されており、
前記油路は、2つの前記ターン部を有し、前記積層方向の一端から導入された前記冷却油を前記積層方向の他端から排出する請求項3に記載のモータ冷却装置。
【請求項5】
前記油路には、前記径方向の内側に位置する前記油穴から順に前記冷却油が導入される請求項3に記載のモータ冷却装置。
【請求項6】
前記ステータは、前記径方向の内側に向かって突出するティースを有し、
前記径方向の最も外側の前記油穴は、前記ティースより前記径方向の外側に形成されており、
前記径方向の最も外側の前記油穴以外は、前記ティースに形成されている請求項3に記載のモータ冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータ冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステータのティースに冷却油が導入される油路が形成されているモータ冷却システムが記載されている。油路は、冷却油が流れる方向に一定の形状をなす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11462957号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータ冷却装置には、冷却性能を向上させることが望まれている。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、冷却性能を向上させることができるモータ冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るモータ冷却装置は、複数の鋼板を積層して形成したステータに形成されており、冷却油の導管となる油路であって、前記複数の鋼板に形成されている油穴が積層方向に重なることによって形成されており、前記油穴が前記積層方向に直交する方向にずれて重なることにより形成されているオフセット衝突壁を有する油路を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、冷却性能を向上させることができるモータ冷却装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るモータ冷却装置の油路の概略的な構成を表す断面図である。
図2は、図1に示すモータ冷却装置の鋼板を説明するための図である。
図3は、油路の熱伝達係数を表す図である。
図4は、鋼板の磁束密度を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係るモータ冷却装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(実施形態)
図1は、実施形態に係るモータ冷却装置の油路の概略的な構成を表す断面図である。図1は、複数の鋼板を積層して形成したステータSの鋼板の積層方向D1(図1の左右方向)に沿った断面図であり、図1の上下方向がロータの回転軸を中心とする径方向D2に対応する。図1に示すように、モータ冷却装置1は、冷却油を貯留するオイルパン2と、冷却油を所定の油圧で出力するオイルポンプ3と、冷却油の導管となる油路4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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