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公開番号2025071025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2024181530
出願日2024-10-17
発明の名称プル型全回転推進器、その制御システム及び制御方法
出願人江蘇科技大学,JIANGSU UNIVERSITY OF SCIENCE AND TECHNOLOGY,江蘇華帝海洋工程設備製造有限公司,China Empire Offshore Engineering Equipment Manufacture CO.,Ltd.
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類B63H 5/07 20060101AFI20250424BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】プル型全回転船舶推進器、その制御システム及び制御方法を提供する。
【解決手段】順に接続される上部駆動部材、中部連結部材及び下部推進器を含み、上部駆動部材の第1のフランジと中部連結部材の第2の取付台とはねじで接続され、同時に上部駆動部材の上部軸の下端は中部連結部材の中部内軸の上端空洞に挿入され、下部推進器の第3のフランジはねじで中部連結部材の下端の第2のフランジに接続され、同時にギア軸の上端は中部連結部材の中部内軸の下端の中間空洞に挿入される。該推進器はフロントプロペラの構造形態を採用しており、プロペラ盤面での航跡場は比較的均一であり、プロペラは比較的均一な流れ場で動作し、プロペラの推進効率が効果的に向上し、キャビテーションの発生確率が低下し、プロペラに起因するノイズ、振動及び駆動軸上のトルク変動が減少し、推進器全体の全体的な性能が効果的に向上する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
プル型全回転推進器であって、順に接続される上部駆動部材(1)、中部連結部材(2)及び下部推進器(3)を含み、前記上部駆動部材(1)の第1のフランジ(101)と中部連結部材(2)の第2の取付台(204)とはねじで接続され、同時に上部駆動部材(1)の上部軸(104)の下端は中部連結部材(2)の中部内軸(206)の上端空洞に挿入され、下部推進器(3)の第3のフランジ(303)はねじで中部連結部材(2)の下端の第2のフランジ(201)に接続され、同時にギア軸(305)の上端は中部連結部材(2)の中部内軸(206)の下端の空洞に挿入され、
前記上部駆動部材(1)は、第1のフランジ(101)、上部軸取付台(102)、第1の取付台(103)、上部軸(104)、第1のウォームギア(105)、第1のウォーム(106)、第1のモーター(109)を含み、
前記第1の取付台(103)は、底部に中心貫通孔及び環状の第1の油受け溝(103.1)が開けられる円鉢形構造であり、前記第1の油受け溝(103.1)の片側には第1の油戻し孔(103.2)及び接線を軸線としたウォーム取付筒(103.3)が開けられ、
前記第1の取付台(103)はねじで上部軸取付台(102)の上面に取り付けられ、第1のフランジ(101)は溶接で上部軸取付台(102)の底面に取り付けられ、上部駆動部材(1)のフレーム構造を形成し、上部軸(104)は第1の円すいころ軸受(112)を介して上部軸取付台(102)の中間空洞に取り付けられ、第1のウォームギア(105)は上部軸(104)の上端に取り付けられ、第1のウォーム(106)は円すいころ軸受を介して第1の取付台(103)のウォーム取付孔(103.3)に取り付けられ、第1のウォームギア(105)は第1のウォーム(106)と噛み合っており、第1のモーター(109)は第1のフランジ(101)の上面に取り付けられて、第1のウォーム(106)の真下に位置し、第1のモーター(109)の出力軸と第1のウォーム(106)とは可撓性伝動を介して接続され、前記上部軸(104)の中心には上端が閉塞された中心止まり穴が設けられ、前記上部軸(104)の上端には止まり穴に貫通する第1の上部油導出孔(104.1)が設けられ、前記上部軸(104)の下端には止まり穴に貫通する第1の下部油導出孔(104.2)が設けられ、前記上部軸(104)の下端の横断面が非円形であり、
前記中部連結部材(2)は、第2のフランジ(201)、中部外軸(202)、連結取付台(203)、第2の取付台(204)、第2のウォームギア(205)、中部内軸(206)、第2のウォーム(207)、第2のモーター(210)を含み、
前記第2の取付台(204)は、底部に中心貫通孔及び環状油受け溝が開けられ、油受け溝の片側には第2の油戻し孔(204.1)及び接線を軸線とした第2のウォーム(207)取付筒が加工され、
前記第2の取付台(204)は連結取付台(203)の上端に取り付けられ、中部外軸(202)は第2の大きな円すいころ軸受(209)を介して連結取付台(203)の空洞に取り付けられ、中部内軸(206)は第2の小さな円すいころ軸受(211)を介して中部外軸(202)の空洞に取り付けられ、第2のウォームギア(205)は、中部外軸(202)の上端に取り付けられ、第2の取付台(204)内に位置し、第2のフランジ(201)はねじで中部外軸(202)の下端の底面に取り付けられ、第2のウォーム(207)は円すいころ軸受を介して第2の取付台(204)のウォーム取付筒に取り付けられ、第2のウォームギア(205)は第2のウォーム(207)と噛み合っており、第2のモーター(210)は連結取付台(203)に取り付けられ、且つ第2のモーター(210)の出力軸と第2のウォーム(207)とは軸継ぎ手を介して伝動接続され、前記中部内軸(206)の上端には、上部軸(104)の下端の形状に適合する非円形孔が設けられ、孔壁には中部内軸(206)の非円形孔に貫通する第2の油導出孔(206.1)が開けられ、第2の油導出孔(206.1)の周方向位置が前記上部軸(104)の下端の第1の下部油導出孔(104.2)の位置に対応し、下端には非円形孔が設けられ、中間部分には円形中心貫通孔が設けられ、
前記下部推進器(3)は、後部導流キャップ(301)、下部ギアボックス(302)、第3のフランジ(303)、ギア軸(305)、プロペラ(307)、プロペラ軸(309)、ベベルギア(310)、第4の軸受台(311)、軸用バネ止め輪312、空間調節板(313)を含み、前記第3のフランジ(303)は下部ギアボックス(302)の上面に取り付けられ、ギア軸(305)の下端はベベルギアであり、ギア軸(305)は第3の円すいころ軸受(306)を介して下部ギアボックス(302)の垂直孔(302.3)に取り付けられ、後部導流キャップ(301)の上面(301.2)は下部ギアボックス(302)の底面とはめ合い、後部導流キャップ(301)は下部ギアボックス(302)の前部導流キャップ(302.2)に当接し、下部ギアボックス(302)の前部導流キャップ(302.2)と後部導流キャップ(301)は下部推進器(3)の支持フレームを形成し、プロペラ軸(309)は、第4の軸受台(311)、第4の円すいころ軸受(317)、第5の軸受台(314)を介して、下部ギアボックス(302)の前部導流キャップ(302.2)と後部導流キャップ(301)で構成される水平空間に取り付けられ、ベベルギア(310)はプロペラ軸(309)に取り付けられ、且つベベルギア(310)はギア軸(305)の下端のベベルギアと噛み合っており、プロペラ(307)はピン(308)でプロペラ軸(309)の右端に取り付けられ、
前記プロペラ軸309には左回転ねじ山及び右回転ねじ山の2種が加工され、
前記空間調節板(313)の中間孔には左回転ねじ山及び右回転ねじ山の2種が加工され、プロペラ軸(309)の中端部には軸用バネ止め輪(312)が取り付けられ、空間調節板(313)は軸用バネ止め輪(312)の右部のプロペラ軸(309)に取り付けられ、第4の軸受台(311)、空間調節板(313)及び下部ギアボックス(302)の下部空洞(302.4)によって形成された空間には潤滑油が充填されている、ことを特徴とするプル型全回転推進器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1のモーター(109)の出力軸と第1のウォーム(106)との間の可撓性伝動は同期ベルト伝動又はチェーン伝動であり、第1のモーター(109)の出力軸には第1の主動輪(110)が取り付けられ、第1のウォーム(106)の一端には第1の従動輪(107)が取り付けられ、第1のモーター(109)の出力軸に取り付けられた第1の主動輪(110)と、第1のウォーム(106)の一端に取り付けられた第1の従動輪(107)とは可撓性部材によって伝動可能に連結され、第1の主動輪(110)及び第2の従動部材は同期プーリ又はスプロケットであり、前記可撓性部材は同期ベルト又はチェーンである、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項3】
上部軸(104)の上端の第1の上部油導出孔(104.1)及び下端の第1の下部油導出孔(104.2)の数はいずれも4つであり、且つ周方向に均等に分布している、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項4】
前記上部駆動部材(1)の上部軸(104)の下端横断面は、非円形形状であり、三角形、正方形、スプライン形又はその他の多角形である、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項5】
中部内軸(206)の上端の非円形孔に貫通する第2の油導出孔(206.1)の数は4つであり、且つ周方向に均等に分布している、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項6】
連結取付台(203)の上面には複数の吊り上げラグが設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項7】
前記中部連結部材(2)の中部内軸(206)の上端に設けられる非円形孔の横断面の形状は上部軸(104)の下端の横断面に適合する、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項8】
前記中部連結部材(2)の中部内軸(206)の下端に設けられる非円形孔の横断面の形状は、三角形、正方形、多角形、又はスプライン形である、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項9】
前記下部推進器(3)のギア軸(305)の上端断面の形状は中部内軸(206)の下端の非円形孔の形状に適合する、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
【請求項10】
前記下部推進器(3)の後部導流キャップ(301)には流線型スケグが加工され、スケグの形状が「翼型」である、ことを特徴とする請求項1に記載のプル型全回転推進器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶部品の技術分野に関し、具体的には、プル型全回転船舶推進器、その制御システム及び制御方法に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
現在、ほとんどの船舶の推進器はプッシュ型推進器であり、プロペラのブレードは推進器の立柱の後方にあり、プロペラの前方の立柱によりプロペラの流れが不均一になり、プッシュ型推進器は不均一な流れ場で動作し、大きな干渉を受け、効率の損失が大きく、動作中に推進器のキャビテーションの発生確率が高まり、プロペラに起因するノイズ、振動及び駆動軸上のトルク変動が大きくなる。
【0003】
これらの明らかな現象は全回転推進器の全体的な性能に直接影響を与えるため、従来のリアプロペラの配置形式を変更することは発展方向の1つになった。
【0004】
出願番号が202022679764.1である実用新案特許の船舶用砕氷プル型全回転推進器はプル型全回転推進器を開示し、該船舶用砕氷プル型全回転推進器には、上部ギアボックスアセンブリ、ウェルボックスアセンブリ、中間垂直軸アセンブリ及び下部ギアボックスアセンブリが上から下に順に設けられる。中間垂直軸アセンブリは、上部ギアボックスアセンブリと下部ギアボックスアセンブリとの間の動力伝達に用いられ、ウェルボックスアセンブリは船体に接続され、上部ギアボックスアセンブリ及び下部ギアボックスアセンブリはそれぞれウェルボックスアセンブリの上部及び下部に設けられる。該特許は、上部ギアボックスアセンブリ、中間垂直軸アセンブリ、下部ギアボックスアセンブリの潤滑の問題を解決しておらず、動作中の上部ギアボックスアセンブリ、中間垂直軸アセンブリ、下部ギアボックスアセンブリの摩擦力の増加、大量の動力損失、さらに摩擦による部品の急速な摩耗や過熱をもたらしやすく、その結果、推進器の耐用年数が短くなり、動作コストが高くなる。該推進器は4セットの前記回転駆動アセンブリを使用し、回転駆動アセンブリは、駆動モーター、減速機及び回転リングギアを含み、前記駆動モーターは前記減速機を介して前記回転リングギアを回転駆動して、下部ギアボックスアセンブリを回転駆動する。4セットの回転駆動アセンブリを介して下部ギアボックスアセンブリを駆動すると、駆動モーターの非同期による干渉現象が発生しやすく、下部ギアボックスアセンブリの回転がスムーズでなく、回転できないことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記の背景技術に存在する問題及び欠陥を克服するために、プル型全回転船舶推進器、その制御システム及び制御方法を提供することである。
【0006】
本発明は、フロントプロペラの構造形態を採用しており、プロペラ盤面での航跡場が比較的均一であり、プロペラは比較的均一な流れ場で動作し、プロペラの推進効率を効果的に向上させ、キャビテーションの発生確率を低下させ、プロペラに起因するノイズ、振動及び駆動軸上のトルク変動を減少させ、推進器全体の全体的な性能の実現を効果的に向上させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決手段を採用することで実現される。
【0008】
プル型全回転推進器であって、順に接続される上部駆動部材1、中部連結部材2及び下部推進器3を含み、前記上部駆動部材1の第1のフランジ101と中部連結部材2の第2の取付台204とはねじで接続され、同時に上部駆動部材1の上部軸104の下端は中部連結部材2の中部内軸206の上端空洞に挿入され、下部推進器3の第3のフランジ303はねじで中部連結部材2の下端の第2のフランジ201に接続され、同時にギア軸305の上端は中部連結部材2の中部内軸206の下端の空洞に挿入され、
前記上部駆動部材1は第1のフランジ101、上部軸取付台102、第1の取付台103、上部軸104、第1のウォームギア105、第1のウォーム106、第1のモーター109を含み、
前記第1の取付台103は、底部に中心貫通孔及び環状の第1の油受け溝103.1が開けられる円鉢形構造であり、前記第1の油受け溝103.1の片側には第1の油戻し孔103.2及び接線を軸線としたウォーム取付筒103.3が開けられ、
前記第1の取付台103はねじで上部軸取付台102の上面に取り付けられ、第1のフランジ101は溶接で上部軸取付台102の底面に取り付けられ、上部駆動部材1のフレーム構造を形成し、上部軸104は第1の円すいころ軸受112を介して上部軸取付台102の中間空洞に取り付けられ、第1のウォームギア105は上部軸104の上端に取り付けられ、第1のウォーム106は円すいころ軸受を介して第1の取付台103のウォーム取付孔103.3に取り付けられ、第1のウォームギア105は第1のウォーム106と噛み合っており、第1のモーター109は第1のフランジ101の上面に取り付けられて、第1のウォーム106の真下に位置し、第1のモーター109の出力軸と第1のウォーム106とは可撓性伝動を介して接続され、前記上部軸104の中心には上端が閉塞された中心止まり穴が設けられ、前記上部軸104の上端には止まり穴に貫通する第1の上部油導出孔104.1が設けられ、前記上部軸104の下端には止まり穴に貫通する第1の下部油導出孔104.2が設けられ、前記上部軸104の下端の横断面が非円形であり、
前記中部連結部材2は、第2のフランジ201、中部外軸202、連結取付台203、第2の取付台204、第2のウォームギア205、中部内軸206、第2のウォーム207、第2のモーター210を含み、
前記第2の取付台204は、底部に中心貫通孔及び環状油受け溝が開けられ、油受け溝の片側には第1の油戻し孔204.1及び接線を軸線とした第2のウォーム207取付筒が加工され、
前記第2の取付台204は連結取付台203の上端に取り付けられ、中部外軸202は第2の大きな円すいころ軸受209を介して連結取付台203の空洞に取り付けられ、中部内軸206は第2の小さな円すいころ軸受211を介して中部外軸202の空洞に取り付けられ、第2のウォームギア205は中部外軸202の上端に取り付けられて、第2の取付台204内に位置し、第2のフランジ201はねじで中部外軸202の下端の底面に取り付けられ、第2のウォーム207は円すいころ軸受を介して第2の取付台204のウォーム取付筒に取り付けられ、第2のウォームギア205は第2のウォーム207と噛み合っており、第2のモーター210は連結取付台203に取り付けられ、且つ第2のモーター210の出力軸と第2のウォーム207とは軸継ぎ手を介して伝動接続され、前記中部内軸206の上端には、上部軸104の下端の形状に適合する非円形孔が設けられ、孔壁には中部内軸206の非円形孔に貫通する第2の油導出孔206.1が開けられ、第2の油導出孔206.1の周方向位置が前記上部軸104の下端の第1の下部油導出孔104.2の位置に対応し、下端には非円形孔が設けられ、中間部分には円形中心貫通孔が設けられ、
前記下部推進器3は、後部導流キャップ301、下部ギアボックス302、第3のフランジ303、ギア軸305、プロペラ307、プロペラ軸309、ベベルギア310、第4の軸受台311、軸用バネ止め輪312、空間調節板313を含み、前記第3のフランジ303は下部ギアボックス302の上面に取り付けられ、ギア軸305の下端はベベルギアであり、ギア軸305は第3の円すいころ軸受306を介して下部ギアボックス302の垂直孔302.3に取り付けられ、後部導流キャップ301の上面301.2は下部ギアボックス302の底面とはめ合い、後部導流キャップ301は下部ギアボックス302の前部導流キャップ302.2に当接し、下部ギアボックス302の前部導流キャップ302.2と後部導流キャップ301は下部推進器3の支持フレームを形成し、プロペラ軸309は、第4の軸受台311、第4の円すいころ軸受317、第5の軸受台314を介して、下部ギアボックス302の前部導流キャップ302.2と後部導流キャップ301で構成される水平空間に取り付けられ、ベベルギア310はプロペラ軸309に取り付けられ、且つベベルギア310はギア軸305の下端のベベルギアと噛み合っており、プロペラ307はピン308でプロペラ軸309の右端に取り付けられ、
前記プロペラ軸309には左回転ねじ山及び右回転ねじ山の2種が加工され、
前記空間調節板313の中間孔には左回転ねじ山及び右回転ねじ山の2種が加工され、プロペラ軸309の中端部には軸用バネ止め輪312が取り付けられ、空間調節板313は軸用バネ止め輪312の右部のプロペラ軸309に取り付けられ、第4の軸受台311、空間調節板313及び下部ギアボックス302の下部空洞302.4によって形成された空間には潤滑油が充填されている。
【0009】
さらに好ましくは、前記第1のモーター109の出力軸と第1のウォーム106との間の可撓性伝動は同期ベルト伝動又はチェーン伝動であり、第1のモーター109の出力軸には第1の主動輪110が取り付けられ、第1のウォーム106の一端には第1の従動輪107が取り付けられ、第1のモーター109の出力軸に取り付けられた第1の主動輪110と、第1のウォーム106の一端に取り付けられた第1の従動輪107とは可撓性部材によって伝動可能に連結され、第1の主動輪110及び第2の従動部材は同期プーリ又はスプロケットであり、前記可撓性部材は同期ベルト又はチェーンである。
【0010】
さらに好ましくは、上部軸104の上端の第1の上部油導出孔104.1及び下端の第1の下部油導出孔104.2の数はいずれも4つであり、且つ周方向に均等に分布している。
(【0011】以降は省略されています)

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