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公開番号2025070584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181028
出願日2023-10-20
発明の名称設備利用人数予測装置、設備利用人数予測システム、及び設備利用人数予測方法
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約【課題】現地参加予定人数及びリモート参加予定人数を高精度で予測する設備利用人数予測装置等を提供する。
【解決手段】設備利用人数予測装置10は、現地参加人数実績と予定実績とを含む情報に基づいて、リモート参加率決定関数を学習するリモート参加率決定関数学習部13bと、予測対象イベントのスケジュールを含む予定情報を取得する予定情報取得部13cと、予定情報に基づいて、予測対象イベントの参加予定人数を算出する参加予定人数算出部13dと、を備えるとともに、リモート参加率を参加予定人数に乗算することでリモート参加予定人数を算出し、さらに、参加予定人数からリモート参加予定人数を減算することで現地参加予定人数を算出する参加予定人数分離部13fを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
過去に行われたイベントの現地参加人数実績と、当該イベントのリモート参加人数実績と、当該イベントが行われた際の状況を示す予定実績と、を含む情報に基づいて、リモート参加率決定関数を学習するリモート参加率決定関数学習部と、
所定の設備で予定されている予測対象イベントのスケジュールを含む予定情報を取得する予定情報取得部と、
前記予定情報に基づいて、前記予測対象イベントの参加予定人数を算出する参加予定人数算出部と、を備えるとともに、
前記リモート参加率決定関数に基づくリモート参加率を前記参加予定人数に乗算することで、前記予測対象イベントのリモート参加予定人数を算出し、さらに、前記参加予定人数から前記リモート参加予定人数を減算することで、前記予測対象イベントの現地参加予定人数を算出する参加予定人数分離部を備える、設備利用人数予測装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記予定実績には、過去に行われた前記イベントのタイトル、当該イベントに参加者が現地参加したかリモート参加したかを示す参加形態、当該イベントが行われた時間帯、当該イベントが行われた日の曜日、当該イベントが行われた日の天候、当該イベントが行われた日の交通状況、当該イベントの参加者の属性、当該イベントに参加者が現地参加した際の移動距離、及び、前記設備における当該イベントの会場の面積若しくは最大収容人数が含まれること
を特徴とする請求項1に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項3】
前記現地参加予定人数と、前記リモート参加予定人数と、をリモート参加率に対応付けて、ユーザの端末装置に表示させる出力部を備えること
を特徴とする請求項1に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項4】
前記設備に含まれる特定設備の利用人数が現地参加の人数に対して占める比率である特定設備利用率が設定され、
前記現地参加予定人数に前記特定設備利用率を乗算することで、前記予測対象イベントにおける前記特定設備の利用予定人数を算出する特定設備利用予定人数算出部を備えること
を特徴とする請求項1に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項5】
前記設備におけるイベント会場の面積又は最大収容人数で前記現地参加予定人数を除算することで、前記イベント会場の空間稼働率を算出する空間稼働率算出部を備えること
を特徴とする請求項1に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項6】
前記空間稼働率が第1所定値以上である場合、前記空間稼働率が低くなるように、前記予測対象イベントの開催地又は開催日程の変更を提案する画面をユーザの端末装置に表示させる出力部を備えること
を特徴とする請求項5に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項7】
前記空間稼働率が第2所定値以下である場合、前記空間稼働率が高くなるように、前記予測対象イベントの開催地又は開催日程の変更を提案する画面をユーザの端末装置に表示させる出力部を備えること
を特徴とする請求項5に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項8】
前記空間稼働率を含む情報に基づく前記設備の時々刻々の消費電力が所定の契約電力を超えることが予測される場合、前記消費電力が前記契約電力を下回るように、前記予測対象イベントの開催地又は開催日程の変更を提案する画面をユーザの端末装置に表示させる出力部を備えること
を特徴とする請求項5に記載の設備利用人数予測装置。
【請求項9】
過去に行われたイベントの現地参加人数実績と、当該イベントのリモート参加人数実績と、当該イベントが行われた際の状況を示す予定実績と、を含む情報に基づいて、リモート参加率決定関数を学習するリモート参加率決定関数学習部と、
所定の設備で予定されている予測対象イベントのスケジュールを含む予定情報を取得する予定情報取得部と、
前記予定情報に基づいて、前記予測対象イベントの参加予定人数を算出する参加予定人数算出部と、を備えるとともに、
前記リモート参加率決定関数に基づくリモート参加率を前記参加予定人数に乗算することで、前記予測対象イベントのリモート参加予定人数を算出し、さらに、前記参加予定人数から前記リモート参加予定人数を減算することで、前記予測対象イベントの現地参加予定人数を算出する参加予定人数分離部を備える、設備利用人数予測システム。
【請求項10】
過去に行われたイベントの現地参加人数実績と、当該イベントのリモート参加人数実績と、当該イベントが行われた際の状況を示す予定実績と、を含む情報に基づいて、リモート参加率決定関数を演算部が学習するリモート参加率決定関数学習ステップと、
所定の設備で予定されている予測対象イベントのスケジュールを含む予定情報を前記演算部が取得する予定情報取得ステップと、
前記予定情報に基づいて、前記予測対象イベントの参加予定人数を前記演算部が算出する参加予定人数算出ステップと、を含むとともに、
前記演算部が、前記リモート参加率決定関数に基づくリモート参加率を前記参加予定人数に乗算することで、前記予測対象イベントのリモート参加予定人数を算出し、さらに、前記参加予定人数から前記リモート参加予定人数を減算することで、前記予測対象イベントの現地参加予定人数を算出する参加予定人数分離ステップを含む、設備利用人数予測方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、設備利用人数予測装置等に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスビルやイベント会場といった設備の利用人数を予測するシステムとして、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。すなわち、特許文献1には、「・・・予測対象時刻ごとに変動する前記寄与度に応じた重み付けを行って、前記エリアの所在人数の予測値を前記予測対象時刻ごとに算出する」ことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6690070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、会社のオフィスビルに従業員が出勤するといったように、会議等のイベントに人が現地参加することが前提になっている。一方、インターネットを使って自宅等から所定のイベントにリモート参加するといった参加形態が急速に広がりつつある。現地参加とリモート参加のうちのいずれかを人が選択できるような場合に、各参加形態の人数をコンピュータが予測できれば現地の設備の効率的な運用につながるが、このような技術については特許文献1には記載されていない。
【0005】
そこで、本開示は、現地参加予定人数及びリモート参加予定人数を高精度で予測する設備利用人数予測装置等を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するために、本開示に係る設備利用人数予測装置は、過去に行われたイベントの現地参加人数実績と、当該イベントのリモート参加人数実績と、当該イベントが行われた際の状況を示す予定実績と、を含む情報に基づいて、リモート参加率決定関数を学習するリモート参加率決定関数学習部と、所定の設備で予定されている予測対象イベントのスケジュールを含む予定情報を取得する予定情報取得部と、前記予定情報に基づいて、前記予測対象イベントの参加予定人数を算出する参加予定人数算出部と、を備えるとともに、前記リモート参加率決定関数に基づくリモート参加率を前記参加予定人数に乗算することで、前記予測対象イベントのリモート参加予定人数を算出し、さらに、前記参加予定人数から前記リモート参加予定人数を減算することで、前記予測対象イベントの現地参加予定人数を算出する参加予定人数分離部を備えることとした。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、現地参加予定人数及びリモート参加予定人数を高精度で予測する設備利用人数予測装置等を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置を含む設備利用人数予測システムの機能ブロック図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の機能ブロック図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の演算部が備える予定情報取得部の機能ブロック図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の個人スケジュール取得部によって取得される個人スケジュールの説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の設備スケジュール取得部によって取得される設備スケジュールの説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の天気予報取得部によって取得される天気予報情報の説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の交通状況取得部によって取得される交通状況情報の説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の参加者属性取得部によって取得される参加者候補属性情報の説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の設備属性取得部によって取得される設備属性情報の説明図である。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の演算部の処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る設備利用人数予測装置の演算部の演算結果を示す表示画面例である。
第2実施形態に係る設備利用人数予測装置の機能ブロック図である。
第2実施形態に係る設備利用人数予測装置の演算部の処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る設備利用人数予測装置の機能ブロック図である。
第3実施形態に係る設備利用人数予測装置の演算部の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
≪第1実施形態≫
<設備利用人数予測システムの構成>
図1は、第1実施形態に係る設備利用人数予測装置10を含む設備利用人数予測システム100の機能ブロック図である。
設備利用人数予測システム100は、所定のイベントが行われる設備の利用人数等を予測するためのシステムである。このようなイベントとして、例えば、会社の勤務(会議や顧客との打合せを含む)や学校の授業の他、フォーラムやコンサートやセミナー、サークルの集まり、映画等の上映会、オンラインゲームの競技会といったものが挙げられる。
【0010】
なお、人がイベントに参加する場合において、現地参加及びリモート参加のうちのいずれかを自由に選択できるものとする。ここで、「現地参加」とは、イベントが実際に開催される設備まで人が移動した上でイベントに参加するという参加形態である。また、「リモート参加」とは、人が端末装置20からネットワーク40を介して現地の設備の通信機器(図示せず)に接続することで、この設備とは異なる場所(例えば、自宅)からイベントに参加するという参加形態である。なお、「リモート参加」の際、Teams(登録商標)やZoom(登録商標)といったWeb会議用のツールが適宜に用いられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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